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シャチョウコラム 過去の痛い経験 私達にとってホワイトボードをキレイにすることとは

先日、とある研修をオブザーブ(傍聴)していたのですが
研修終了後に、1つ大事なことを思い出す機会がありました。


それは、私が一生懸命に、講師や受講生が使ったホワイトボードを消していたところ

クライアント担当者さんから

「こんなにキレイにホワイトボードを消している人を久々に観ました!」

と仰って頂いたのです。私からすると、まあ、使ったものは片付けるか、ぐらいのいつもの感じでやっていたのだが、クライアントさんからすると、それがとても恐縮ながら、有り難い行為に見えたようです。


そんな事から、私はふと 20年近く前のことを思い出したのです。
そう・・・それは私が、この業界に入ってきてすぐの頃。


先輩と一緒に付いていって研修をオブザーブしていました。研修終了後に、先輩からホワイトボードを消しておくように指示されたのですが、私は”かなり適当に、雑に拭いていて、先輩にこっぴどく叱られたのです。

しかも、一度指摘を受けたのに、まだまだ雑に・・・ムラが残っている状態でした。その時に先輩から「ホワイトボードは真っ白にするんだ。ここは講師と受講生の魂がぶつかりあう場でもある、だから、真っ白なリングにするんだ!」そんなようなことを諭してくださったのを覚えています。

その頃は、私はとても雑な小僧だったなぁ(今もそうか。。。笑)と思い出すことがいくつもあります。

受講生の机に置くテキストも、やや雑に配置していました。テキストとワークシート数枚重ねて置くのですが、ピッタリと縦横が揃っていない状態で、パサッと机に配置していたのです。


同じく先輩からはこう言われました。

「テキストは、講師の想い、魂がこもったもの。受講生は、緊張していたり、ややもするとネガティブな気持ちで研修会場に入ってくる可能性もあるよね。そこで、机に雑然とテキストが置かれていたら、どう思う?」

研修会社の仕事はこの現場にある!

営業や企画提案よりも、ある意味このテキストやホワイトボードに魂込めて現場を作るんだぞ!

とズドン!と言われたのをよく覚えています。



これらはほんの一端のお話。

数々の雑な仕事、不注意と、伝説になるような大失敗をやらかしてきました。


ただ、こうした数々の経験が今の私の血肉になっているんだろうなあ、と今回の出来事は思い出させてくれました。withコロナとなり、リアル研修も多くなってきた今改めて大事にしたいな、と。また、弊社にも業界未経験の社員が増えてきた今、こうした「細部に神が宿る」ことを改めて大切にして参りたいと思いました。


研修会場のホワイトボードをキレイにする、その意味・価値を大事にしていきたい

研修会社としての果たせる役割・提供できる価値


そんなことをBrewでは大事にしていきたいと思っております。

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