1
/
5

社員インタビュー#1 結婚式の司会者からBrewの営業、そして講師へ

Brew社員インタビュー#1 企画営業職  岩下利朗さん

目次

1)Brewに来る前はどんな仕事をされていたのか
2)Brewに入ったキッカケ
3)Brewでの仕事で嬉しいと感じられる点とは
4)お客様に「成長を喜んでもらう仕事」が楽しい
5)今後、Brewでしていきたいこと

原:今日はよろしくお願いします。
  では早速ですが、岩下さんの経歴を簡単に教えてください。

岩下:はい、よろしくお願い致します!

 僕は高校を卒業してから、名古屋や東京で飲食店、金属の焼付精密塗装などの仕事をしていたのですが、「人前で話す仕事をやってみたい!」という思いがあって、副業で結婚式の司会の仕事を始めました。そのうちに、知人の紹介で、展示会という人前で話すシーンがあることを知りました。始めて見に行った時が印象的だったのですが、ナレーターやコンパニオンの方が話す仕事をしていましたが、「来場者があまり話を聞いていないな」と感じたんです。それを見て「自分だったらもっと人を引き寄せられるのではないか?」と感じたんです。

原:おお!すごい! なぜ「自分だったらもっと出来る!」と思ったのですか?

岩下:コンパニオンの方は台本を読んでいるだけで、ちょっと申し訳ないですけど「つまらないな」と感じて…笑。自分だったら、結婚式の司会やナレーションの経験を活かして、オーディエンスを巻き込むようなパフォーマンスができそうだ、そんな仕事をやりたいな、と思うようになりました

原:なるほど。その仕事を始めて、予想通り上手くいきましたか?

岩下:いえ、最初は来場者に素通りされまくりで、散々でした。依頼頂いたクライアントさんにも申し訳なく、泣きたい心境ぐらい…
でも、そのまま終わるわけにはいかないので、「どんな言葉だったら…どんな行動をすれば人は振り向いてくれるのか」と、色々な事を試しながら呼び込みをやっていました。

原:例えばどんなことを?

岩下:紙芝居をやってみたり、来場者が歩いているタイミングに合わせて「進行方向右手を御覧ください!こちらの商材は~」など、あの手この手で試行錯誤でした(笑)

すると振り向いてくれる方が増えてきて…それからは、立ち止まった方へ商材のポイントだけを説明して社員さんへ引き継ぐ、という商談までの流れを作っていきました。お陰様で3日間を通じて、クライアントさんにも喜んで頂くことができました。

原:苦労しながらも現場でブラッシュアップしていった感じだね。
  それ以降仕事は増えていったのかな?

岩下:はい。その後は展示会での呼び込みやプレゼン代行の依頼を頂くようになりました。そして、現場での経験が蓄積されたので、集客のノウハウをブログに書いて発信するようになりました。すると某セミナー会社から講師の依頼が来て、初めて講師として登壇することになったんです。

原:少しBrewの仕事とつながってきたね。登壇後の評価としてはどうだったの?

岩下:正直、良いとは言えなかったです。リピートも頂けませんでしたし…

今でこそオリジナルの「展示会講座」を、Brewの講師として登壇させて頂いていますが、当時を振り返ると「全く展示会の課題や本質を捉えていない内容だったな」と思います。
現在の「展示会講座」のコンテンツは、入社してから原さんにお手伝い頂きながら作りましたから、コンテンツ開発のプロセス、講師として大事なこと、など多くのことを学びながら、良い経験をさせて頂いたと思います。

原:なつかしいね(笑)入社したのはこの頃だったよね?どんな経緯だったかな?

岩下:ちょうどセミナーの初登壇の頃に原さんとお会いしました。「展示会で集客に特化したMCをやっている人がいる」との噂を聞いた原さんが「会いたい」とおっしゃってくださって…

ちょうどその頃、熊本で震災が起きて、原さんが復興支援の為のイベント、セミナーを立ち上げられましたよね。そこに僕も参加して仲良くさせて頂いて…で、その活動が終わった頃に、原さんから「うちで一緒にやってみないか」とお声掛け頂いたのが入社のきっかけでした。

原:「Brewに入ろう」と思った、決め手は何だったのかな?

岩下:原さんから「展示会の講師、研修を販売する法人営業、2つをやってみない?二刀流ができたらすごくない?ワクワクしない?岩下さんはそれが出来るようになるんだよ!」と、壮大な未来像に惹かれました。ただ、講師も営業もほぼ未経験状態だったのでと不安がありました。でも原さんは「俺が責任持って育てるから!」と力強くおっしゃるので、その熱意に負けました(笑)そして「よろしくお願いします!」と決意しました。

原:仕事が大変そうだな、という心配はありました?

岩下:それは当然ありました。人材育成という「人」に関する仕事なので、細やかな視点が必要になるだろうな、と。

原:うん、なるほどね。実際にやってみてどうでしたか?

岩下:最初の頃は、講師派遣の日程調整やテキスト授受などを担当していたのですが、メールの書き方が全然ダメだったと思います。入社前、接客の仕事でもメール文章は作成していたので、ある程度出来ると思っていたのですが…原さんから「何が言いたいのか分からない。相手の立場で考えなさい」とよく指摘されていたと思います。それまでどれだけ大雑把な文章書いていたんだろうな、と反省しました(笑)

原・仕事に慣れてきたのはいつぐらいから?

岩下:1年経った頃でしょうか…Brewのパートナー講師に文章の専門家がいらっしゃるんですが、その先生から「岩下さんの文章は完結明快で分かりやすいですよ」とお褒めのお言葉を頂きました。当時、まだ文章に自信はありませんでしたが「少しは成長できていたんだな~」と感じることが出来ました。

原:なるほど。ではお客様に褒められたこと、お客様に喜んで頂いたエピソードはありますか?

岩下:そうですね。講師の仕事で、研修が終わった後に、クライアント様から喜んで頂いたことが印象に残っていますね。

毎年4月頃、僕は新入社員研修の現場でアシスタント講師やクラス担任などの仕事をさせて頂いています。新人さんへ社会人マナーなどを客観的に指導する役割ですね。

研修が終わって数週間後、現場の方から「良い研修、指導をしてくださってありがとうございます。今年の新人さんは岩下さんのお陰で礼儀がしっかりしてますよ!」といったお言葉を頂き、とても嬉しかったです。また、受講生の方からも「ありがとうございました!職場に出ると、指摘頂いた理由がよくわかりました」と声をかけて頂ける、これもまた嬉しかったですね。


原:そういった声が嬉しい、これこそ僕らの仕事だよね。
そういった講師としてのスキル、育成法はどうやって身につけていきましたか?

岩下:先程も少しお話しましたが、Brewに入ってかなり鍛えられました。原さんは講師育成もされていらっしゃるので、日頃から講師のあり方や考え方、必要なスキルなどを沢山教えて頂きました。またBrewには沢山の講師がいるので、あらゆる先生の登壇をオブザーブして、受講生が「学びたい、成長したい」という気持ちを持つために何が大事なのか?などを体験、吸収できた事も大きかったです。

原:同じように営業の仕事で喜んで頂いたエピソードはありますか?

岩下:「自社にあった研修、講師を提供頂いた!」という喜びのお声を頂けたことだと思います。まず、面談前のお電話で、「実は弊社には350名の講師が在籍していて、一つのテーマに対して複数人の講師から選んで頂けます。潜在的な課題に気づけるケースがありますよ」とお伝えすると「へえ~それは面白いね」と興味を示してくださる。ここがBrewの魅力、営業をやっていて面白い部分だな、と感じています。

原:ちなみに仕事をしていて楽しいな、と感じる部分はどんな時かな?

岩下:成長を自分で実感できた時だと思います。先程の文章の話もそうですが、文章の専門家に認めてもらえた、文章作成力が身についたんだ!…とか。

研修のコンテンツを開発する経験をしたから、問題、原因、解決策をロジカルに分けて考えられるようになった、とか。

お客様にBrewの特徴や強みを説明して理解してくださった時、説明力が向上した、とか。

色々な角度からの学びが身についた、と感じる時、楽しいのはもちろんですが、自信にも繋がりますね。

当然、これらが出来ていない時は、社内でフィードバックや指摘をされます。正直、出来ていない自分にガッカリする時もあります。ただそれでも実直に取り組んでいくうちに、「あれ、いつの間にか出来るようになってきてる!」と気づいた時の喜びは、何とも言えないですね!

また同じように、研修などを通じて、他の方が「成長できた!」「出来るようになったかも!」と成長の実感を見届けられるのも、人材育成の仕事の魅力なのでは、とも感じます。

原:なるほど。自分の成長はもちろん他人の成長にも喜びを感じる、ということだね。では今後Brewをどうして行きたいですか?もしくはどうなったらいいな、と思いますか?

岩下:「Brewと関われば、学びたい、成長したい、がじわじわ浸透、連鎖する。そしていつのまにか会社と社員が大成長を遂げている!」そんな言葉が合う会社にますます成っていきたいと僕自身は感じています。

原:そうだね、それは嬉しい言葉だね。では、そのために岩下さんは、どんな方へ何を提供できるようにしたいですか?

岩下:成長したいけど、何かきっかけが掴めない。学んでいるけど、何か空回りしている。そんな困っている方、企業に対して背中を押せる存在になりたいです。「大丈夫。必ず成長できます!だからこれをやってみましょう!」と、安心感と未来を与えられる、そんな自分になれるように、僕自信も成長していきたいと思います!

原:本日は、インタビューへのご協力、ありがとうございました


Brew株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
2 いいね!
2 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング