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生きにくい社会

働きたくても働けない人はたくさんいるのに、なぜ、障がい者は採用されにくいのか?疑問に思う。特別支援学校で育ってもやはり、一般の普通の学校とは勉強方法も違い、人数も少ない。また理解してくれる親も先生も少ない。そんな中で、障がい者達が働くということに対し、夢を持たないことが多い。なぜなら、可能性が低いからだ。普通の人だったら、なんでもチャレンジできただろう、アルバイトも色々できる、情報も自然に入ってきたり、障がい者より情報量は極めて多い。夢がないまま、何を勉強したらいいのかわからなく、時はあっという間に過ぎていく。障がい者のほとんどは特例子会社や就労支援事業所で行く事が多い。最近では障がい者枠は作らないという企業もちらほら出ているが、スキルが健常者と違いすぎる。それに気づいている人事の人はいるのか?そして採用する人はわずかで優秀な障がい者だけだ。孤独、コミュニケーションが難しい、仕事をくれないことから退職してしまう人も多い。ある人は障がい者枠だから椅子に座るだけでいいと言われた人もいる。理解してくれない会社は良い会社とも言えないし、見えない壁が多いだけだ。また健常者は、障がい者の方から積極的にきてほしいという考えもおかしい。タイミングだったり、わからないことはたくさんあるし、どちらかと言えば全面的なサポートがほしい。理解してくれる相談できる相手も非常に大事なこと。長く働けるにはどうすればいいのか、より良い環境にするにはどうすればいいのか、まずは障がい者の声から聞いてみてはどうか。

私の理想としては障がい者もそうだが、大人になっても色々なチャレンジをさせてほしい。キッズザニアの大人版があってもいい。履歴書で不採用するのではなく、面接が大事だと思う。面接を通して様々な仕事を与えつつ、合うと思った仕事があればそれを続けさせる、または、ずっと同じ場所にいるのではなく、体、精神面の為にも違う場所で仕事をするというのも良いかもしれない。

障がい者の中にももちろん、格差社会はある。障がい者は同じ障がい者同士がいいと思うかもしれないがそれは大きな間違い。世の中には様々な人間がいると言っていいように、同じ障がいを持っている者であっても性格が違ったり、知識も違ったりする。だからこそ、マイノリティである障がい者は障がい者と固めずに健常者とのバランスを持って欲しい。

障がい者や重い病気を持っている方でもたくさん収入を得て、自立、趣味、親の介護など楽しく、安心のできる人生を送れる日は来るのか・・。