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スタメンでのエンジニアの働き方と魅力〜開発プロダクトと技術について〜

こんにちは!スタメンのHR戦略部で採用と広報を担当している森田です。

株式会社スタメンは、2016年1月に創業し 「一人でも多くの人に、感動を届け、幸せを広める。」 という理念を掲げ、企業と働く人々の信頼関係の構築を支援する『TUNAG(ツナグ)』を開発しています。

この記事では、スタメンに興味を持ってくださる全てのエンジニアの方にお届けすべく、スタメンのエンジニアチームがどんなプロダクトをどんな環境で、どうつくっているのか、詳しくお伝えしたいと思います。

TUNAGについて

TUNAG は、企業で働く人たちの信頼関係の構築としたクローズドな社内SNSです。私たちは、会社における「エンゲージメント」を「相互信頼関係の構築」と定義し、企業のエンゲージメントを高めることで、強い組織つくりを実現し、働く人たちのチームワークを強くし、企業の競争力を強化することを支援してます。

TUNAGのリリース以降、順調に成長を続けており、10名から1万名を超える様々な業界の500社以上の企業様に導入頂いています。事業成長に伴って、プロダクトの規模も急拡大しており、既存機能の改善はもちろん、新機能の開発、大規模なリファクタリング、スケーラビリティの確保、パフォーマンス・チューニングなどを積極的に行っています。

利用している技術

アプリケーションは、Ruby on Rails, React/TypeScript, Swift, Kotlin で開発され、インフラはAWSを中心にして構築されています。

スタメンでは、CI/CD といった自動化、Imgix, Sendgrid, Twilio, Stripe などの各種クラウドサービスなど、各分野/技術のベストプラクティスを積極的に導入することで開発/運用を効率化し、確保した時間でプロダクトのコア部分の実装に注力する方針をとっています。各々が新しい技術やライブラリをチームに提案し主導することができ、積極的な技術導入を行っています。

業務で利用する技術の詳細については、Techブログの投稿をご覧ください。

stmn tech blog
TL;DR (概要) スタメン モバイルアプリGでAndroid・iOSアプリを開発してるカーキです! 昨年から、プロダクト部の勉強会の主催を担当させてもらっています。 突然ですが、皆さんの会社ではどのように社内勉強会を実施されているでしょうか? スタメンではこ... 目次 はじめに Storybookとは メリット 導入方法 サンプルの解説 アドオンの紹介 おわりに はじめに 初めまして。 株式会社スタメンのフロントエンドグループでエンジニアをしている神尾です。 普段は弊社が運営しているエンゲージメント
https://tech.stmn.co.jp/

開発の進め方

プロダクト部では、「プロダクトで事業の成長を牽引する」というビジョンを掲げ、すべてのプロダクトを自社事業として、社内で企画、開発、運用といったすべてのフェイズを自社で行っております。

エンジニアが携わるプロジェクトは、下記の流れで決まっていきます。上から順に多いパターンです。

事業責任者やプロダクトマネージャーによる起案
・事業のビジョンや数値目標に向けて、事業戦略を立案しプロジェクト化します。
・事業戦略の策定の際には、VPoE/CTOや各分野のエンジニアマネージャーに実現可能性や工数をヒアリングすることも行います。

カスタマーサクセスによるユーザーからのフィードバック
・お客様に対して運営支援を行っているカスタマーサクセス部門からのフィードバックは、ユーザーの課題や要望が詰まっており重要です。
・寄せられたフィードバックは、プロダクトマネージャーがカスタマーサクセスの担当者やユーザーにヒアリングすることで要望の解像度を上げ、影響範囲や優先順位を判断してプロジェクト化します。

社内での利用(ドッグフーディング)による改善施策
・スタメンでは、全社員が社内で日常的にTUNAGを利用しており、利用する中でのアイデアを改善案を起案し Trello に登録しています。
・改善施策は、プロダクトマネージャー が カスタマーサクセス や エンジニア にヒアリングしながら、課題や仕様を具体化し、優先順位を決めて、開発案件化していきます。

開発とリリースの流れ

スタメンでの開発プロジェクトは、下記の流れでリリースまで至ります。

キックオフ
・最初に、プロダクトマネージャーがエンジニアやデザイナーといったプロジェクトメンバーを集めてキックオフを開催し、プロジェクトの狙いや背景の課題を共有し、プロジェクトメンバーのプロジェクトへの解像度を高めます。

計画と見積もり
・要件定義をしながら、ざっくりした見積もりと開発の流れを計画し、マイルストーン(節目となる日程)を策定します。
・工数の見積もりやスケジュールの策定は、レビューし合うことでチームとして行い、メンバーへの負荷抑制とスピーディにリリースを両立するようにしています。

開発とテスト
・開発はGitHub Flow (Japanese translation)に基づいて行っており、エンジニアはデザイナーやプロダクトマネージャーと協力して、作り込んでいきます。
・ソフトウェアテストは、RSpec や Cypress(E2E) を行っており、CircleCI によって自動的に実行されています。規模や影響が大きな開発ではQAによる網羅的な動作確認を行っています。
・全体にリリースする前に、スタメン社内や特定のユーザーなど範囲を限定してリリースし不具合や使い勝手の確認を行うこともあります。

リリースと振り返り
・Pull Request のマージには、各分野のエンジニアチームを中心としたレビューを必須としています。レビュー時には、心理的安全性を大切にしつつも、良いプロダクトに向けてちゃんと指摘し合う文化も大切にしています。
・リリース後は、プロジェクト振り返りを行い、数値分析やユーザーフィードバックによって効果を検証し、振り返り会(KPT)でプロジェクト運営を検証して、改善を行っています。

最後に、エンジニアとしてスタメンで働く魅力

プロダクト作りのすべての工程に関われる

TUNAG は、すべてスタメンの自社開発で、すべての工程を内製プロダクトチームで一貫して担当しており、事業コンセプトや事業戦略の策定、企画、要件定義、仕様決定、設計、開発、運用とすべてに関与できます。

成長企業で、関われる工程が多いということは、スタメンでの、キャリアパス、スキルパスが多様なことを意味します。プロダクト作りの様々なフェイズと多彩なキャリアパスをご用意しています。

大規模なWebアプリケーション開発 (SNS/SaaS)

TUNAGは、タイムライン、ユーザープロフィール、チャット を備えたフル機能のSNS で、大規模なWebアプリケーションです。Ruby on Rails, React/TypeScript, Swift/Kotlin で作られ、AWS や GCP を中心に、各種クラウドサービスを活用して運用されています。

エンジニアが作っている『TUNAG』の技術的な解説

エンジニアの成長限界は、担当するプロダクトの難易度が上限となります。大規模なRailsアプリケーションを拡張・分割したり、新機能を作るTUNAGの開発現場は、成長機会に溢れています。

積極的なドッグフーディング

スタメンは、TUNAG を社内コミュニケーションの中核に据えており、TUNAG を活用したチームビルディングを行いながら、積極的なドッグフーディング(製品レビュー)を行っています。 エンジニアとして作りながらも、ユーザーとして毎日利用し、不具合の発見やUI/UXの改善案、新しい機能の着想など、皆さんの意見や体験を積極的にプロダクトに活かし、プロダクト作りに参加することができます。

様々な経歴を持ったメンバー

スタメンには、様々なエンジニアが在籍しており、20代前半の若手から40代のベテランまで幅広く、過去の経歴も新卒・SIer出身・WEB業界出身などです。

バックエンド(Rails)、フロントエンド(React/TypeScript)、ネイティブ(Swift/Kotlin)、基盤(SRE/認証/データ分析)、デザイナー、プロダクトマネージャーといったチームで構成されています。VPoEの小林が組織と事業を担当し、 CTO の松谷が技術を担当し全体最適を担っています。

チームを大事にするカルチャー

いつでも気軽に相談し会える距離感と雰囲気で、ペアプログラミングも気軽に行っています。また、社内勉強会や障害振り返り会などお互いに成長を促す機会も多く、チームとしての成長を大切にしています。

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  • 技術への知的好奇心を持ち、自己研鑽を続けている方。

募集職種の詳細はこちらからもご確認いただけます。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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