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エンジニアの技術力の評価って

Photo by Markus Spiske on Unsplash

技術力があるって言われる人の違いってなんでしょう?
評価って自分で決めるものではなくて、周りが決めるものなのですよね。

技術力があるのに評価されない人がいて、逆に大したことないと思うのにすごく評価されている人もいます。
ある程度、技術力があるという前提で評価が分かれている場合を考えてみます。

評価されている方は、コミュニケーション力が優れている方が多いように思います。
「これなら、こういう3種類の方法は取れますね、たぶんこれがいい感じがしますが、どうでしょう?」
常に方向性を確認して、自分から提案を発信しているというような方が多い気がします。

逆にすごいできるのに評価されない方は合意を取らず、勝手に進める、周りと協力せず方向性が違っていたりが多い気がします。

共有する、方向性を合わせる、確認する、提案してみる、本来の技術とは関係ないところで評価が分かれているような感じがします。
チームで作業しているのですから、チームで評価され、だれが貢献度が高かったか、と考えるとわかりやすいかもしれないですね。

我社ではこの方針確認をこまめに行う、合意をとる、ドキュメントに残す、ということを重視しています。
もちろん、合意したから変えないってことはないですよ。
どこかで不都合あれば、変えるのはよくあることですし。

ドキュメントを残す際、決定事項だけでなく、なぜ選んだのか、なぜそっちを選ばない、選べないのか、何かしらの制約や制限みたいなものがあるのか、決定の判断基準を記載するようにしています。

再度、似たような選定を行う際、この5-10分程度で書いたドキュメントで無駄な調査時間やリスクを大きく減らすことができるためです。

この活動はとても評価されています。他機能と連携する際の資料としても有効な場合が多いためです。
さらに、我社の関わるプロジェクトが全社で一番ドキュメントがしっかりしているとも評価を受けています。

この活動自体は+αの活動であり、技術力とはちょっと違う話になりますが、結果として作業内容や決めた過程などが見えることで、技術が高いという評価をさらに押し上げている気がします。

技術は大事ですが、我社では誠実で協力的な人を採用するようにしています。
技術が高くても、周りと協力できない、チームの生産性を下げるという方はお断りしています。
これは絶対です。

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