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ディレクター育成チームに迫る!社内向け講座「アクセス解析の基本講座」の裏側

今回は、ディレクター育成チームについてご紹介いたします。
ディレクター育成チームの運営である伊藤武史・須田真悠子にインタビューを通して、社内向けに先日実施された「アクセス解析の基本講座」の裏側、そして、チームの展望についてお伝えしたいと思います。

スキルアップを求めて就職・転職を考えている方、ビットエーの育成について興味がある方はぜひご一読ください。

伊藤武史
2018年ビットエーに入社。大手電機メーカー、ICT企業、出版社、教育事業の案件を担当。現在はふるさと納税を扱うIT企業様に向けて、システム改修を含めた大規模案件をはじめ、サービス全体のグロース支援など幅広い支援を担当。
Google Analyticsの導入や運用のプロジェクトに多数関わり、「アクセス解析の基本講座」では講師を担当。

須田真悠子
IT系の事業会社で約3年企画職、約3年営業職を経験し、2021年にビットエーに入社。
現在は、大手化粧品メーカー様の支援を担当。サイト運用やコンテンツの企画・設計・制作をはじめ、クライアントを巻き込んだ業務改善なども実施。

拠点業務にとらわれずにスキルを身に付けられるように

はじめに、ディレクター育成チームについて教えてください。何を目的としたチームなのでしょうか?

まず、ディレクター育成チームの立ち位置からご説明できればと思います。
ディレクター育成チームは、「プロフェッショナルを増やすこと」を目的とした組織横断のチームです。

私たちデジタルパートナー事業部は、ITプロ人材が企業内チームに参画し、デジタルサービスの構築やグロースを支援しています。そして、プロフェッショナルとしてより高いスキルを磨くために、デジタルパートナー事業部内で職能ごとに形成されたのがディレクター育成チームになります。顧客ごとに組織されたビジネスユニットと、職能ごとに組織されたジョブユニットの2つからなるマトリクス構造をとることで、顧客を支援しながら、顧客・社会への提供価値をより一層高められる体制になっております。

職能ごとに採用・育成・評価のチームに分かれてプロフェッショナルを増やすべく活動しており、ディレクター育成チームは、ディレクターの皆さんがよりスキルアップできるように活動しています。

活動の一環として、「アクセス解析の基本講座」を先日開催されたかと思います。講座の概要を教えてください。

アクセス解析の業務経験がないディレクターや、業務経験はあるが基礎を学びきれていないディレクターを主な対象者として、講座を実施しました。
アクセス解析の基本的な知識(座学)と、GA4の基本(座学+デモ操作)の大きく2構成から成り、アクセス解析について基礎的な知識をつけてもらうための講座となっています。

なぜこのテーマで開催することにしたのでしょうか?背景や課題意識があれば聞かせていただきたいです。

デジタルパートナー事業部に所属しているメンバーの多くは、担当顧客のために稼働のほぼ全てを割り当てています。長期の関係構築や支援をもとにサービスに深く関わることができるというメリットはある一方で、拠点での業務以外について触れる機会がなく、「案件次第では伸ばせるスキルが偏ってしまう」という課題も存在します。そのため、拠点業務にとらわれず、案件が変わってもパフォーマンスを発揮できるように「Webディレクター・プロジェクトマネージャー(PM)の基礎スキル」を身に付けてもらえる方法を模索していました。

なるほど。汎用的なスキルの学習として、「アクセス解析」をテーマに選んだのですね。

はい。ただ、一足飛びに「アクセス解析」に決めたわけではなく、まずは社内で何の学習が必要かの現状把握からスタートしました。皆さんのご意見をお聞きすべく、ディレクターを対象に「学びに対するアンケート」を実施し、スキルに対して「学びたい」「学ばせたい」をメンバー・マネージャー双方に答えていただきました。その結果として、アクセス解析への要望が両者から高かったため、初回の講座テーマとして選定しました。

また、アンケートの結果として、「学びたい」「学ばせたい」がマッチしていないスキルもいくつか存在しました。例えば、コミュニケーションスキルやファシリテーション等のディレクターとしての必須スキルは、「学ばせたい」は高く、「学びたい」は低い。このような客観と主観のギャップを埋めることも育成のミッションと考えているので、今回はテーマとして選ばなかったスキルも何らかの手段で学習の機会を設けたいです。

主体的な行動につなげるための「基礎」講座

今回は基礎編とのことですが、難易度や内容はどのように決定しましたか?

各拠点のマネージャーから意見を募ったところ、「既存のアクセス解析環境を扱う機会は多いが、ゼロから考える機会が少ない」と伺いました。また、普遍的なロジックを理解していることは、分析方法や必要な数値が正しいかどうか自分の頭で考えられることにもつながります。実務の様々な場面で主体的に思考してもらえるように、アクセス解析の仕組みをゼロから学べるような講座にしました。

それと、基礎と言っても、何をどこまで伝えるかは悩みました。拠点や人によって習熟度や理解度が様々なので、受講者にとってどこまでが理解しやすいラインかの見極めが難しかったです。ディレクションユニットの皆さんに資料を添削いただき、複数拠点の視点でご意見をもらってようやく実現に至りました。

受講者からの反響はいかがでしたか?

講座後にアンケートを実施しましたが、当初の狙いとしていた、「アクセス解析の基礎理解」については、受講者に満足いただけたようで安心しました。

ただ、「実際の設定の仕方」「探索の詳しい使い方」等の実務により近い学習を望む声が多かったので、アンケートをもとに第2回以降の講習会も実施したいです。アクセス解析の実務については実装やデータ次第で方法が多岐にわたるため、「超すっきり理解した!明日からばっちり使える!」というのは難しいと考えていますが、何かしらの続編は開催するつもりです。

社内ツール開発も始動🔥 今後も育成チームから目が離せない!!

講座の他にも、構想中の施策はありますか?

他職種の育成チームと一緒に、社内ツールの開発を通じた勉強を考えています。
第1弾として、書籍を管理するための社内ツールの構築プロジェクトが1月からスタートしました。ゼロから開発に携われる機会は少ないため、とても良い経験になると思います。RFPをもとにプロジェクト計画からプロダクトのリリースまで経験できる内容です。ディレクター3名、デザイナー3名、エンジニア6名と12名の皆さんが既に手を挙げてくれており、各職種でそれぞれ学びのあるプロジェクトになると思います。

最後に、求職者の方にメッセージがあればお願いします。

ビットエーでは、社会への提供価値をさらに高めるべく、プロフェッショナルな方や成長意欲のある方をお待ちしております。
ディレクター育成チームでもそうした方々の支援など行っておりますので、是非ご関心のある方は弊社へのご応募いただけますと幸いです。



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