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「スモールビジネスのIT支援」領域への挑戦が、これから面白くなる理由【創業者インタビュー】

こんにちは。株式会社smallweb代表の佐野彰彦です。

今回は、僕らの会社ができたきっかけや、大切にしている想い、そして手がけている自社サービス「とりあえずHP」に関わる仕事のやりがいなどを伝えたいと思っています。

さらに、みなさんにも客観的に魅力が伝わるように……と考え、社外のライターさん(※)にインタビューをしていただきました。

とりあえずHP」は、現在までに累計で2万人以上にご利用いただくまでに成長し、これから先も面白い事業展開ができそうだと僕は強く思っています。その熱い想いもこめながらも一旦冷静に、これから加わっていただきたい仲間に向けてどんな魅力があるのかまとめてみたので、ぜひご覧ください。

※記事制作は合同会社スゴモン代表の松田然(もゆる)さんにお願いしています。

お客様のビジネスを成功に導くために

—— まず、佐野さんにお聞きしたいのは、自社サービスである「とりあえずHP」が今、成長している理由です。

さっそく、直球な質問ですね。

おかげさまでサービスは成長し続けていますが、僕は主に2つの理由があると思っています。

1つ目は、本当に誰でも簡単にHPが作れること。

現在、世の中にはHPを作る選択肢がたくさんあり、「作るのが簡単!」と言っているサービスは他にもあります。

その中でも、「とりあえずHP」は多くの方に「本当に簡単ですね!」と言っていただけます。なぜそのようなプロダクトが開発できたのかといえば、当社が、もともとデザイン会社であり、僕自身もデザイナー出身だからです。ITが得意ではない方でもストレスなく自分の手でHPが作れるということに徹底的にこだわりました。

例えば、機能がたくさんあるアプリは一見便利そうですが、ログインした管理画面にたくさんのボタンや説明があると、かえって使いにくく難しいものになりかねません。だから、「とりあえずHP」では、「ここをクリックするとデザインが変わり、ここをポチっとすると画像がアップできるんだな」と誰でも感覚的にわかるシンプルなUIを追求しています。

—— パソコンやITが苦手な人に寄り添ったデザインや機能を考えたんですね!

そうなんです。簡単に作れるからといって安かろう悪かろうではなく、小規模事業を営むビジネスオーナーや個人事業主の方が事業を成長させるために必要な機能を装備し、長く使っていただけるサービスになっています。

なおかつデザインのテンプレートは230種類程。国内の様々な業種を徹底的に研究した上で用意したので、自分が手がけたいビジネスや、出したい雰囲気のテンプレを選べば、すぐにスタートできるのが特徴です。

—— 手軽に始められて、ある程度やりたいことが全部できるバランス感が優れていますね。

そしてもう1つは、HPを作って終わりではなく、コンテンツとして情報を伝えていくノウハウがあること。

僕らは数多くのスモールビジネスを支援してきた経験があるため、HPの見た目を良くして外面だけを作るのではなく、ユーザーさんがどんな情報を載せてどんな発信をしていくのかまでを意識してサービスを運営しています。

例えば、現在の活動として「自分でできるHP作成講座」という無料のオンラインセミナーを毎週1回開催しているのも、その1つ。ビジネスオーナーさんが自分でHPを作れる時代なんだよと伝えると同時に、HPのタイトルや文章、コンテンツの作り方なども教えています。

—— それは嬉しいですね!

また、SEO対策なども専門の業者に頼むと高額な費用が必要ですが、「とりあえずHP」を利用しているビジネスオーナーさんには、HPを活用した集客、効果的な情報発信を、自らできるように「もっと活用!コラム」と題して情報をお届けしています。

どんな事業でもHPの活用やWEBマーケティングは欠かせない時代ですが、スモールビジネスの場合は何十億も売上をつくらないといけないような事業ではありません。

そのため、大手企業や広告代理店が実践するような大掛かりなノウハウではなく、自分自身で試しながらHPを活用していけるような情報が必要です。スモールビジネスオーナーにとって必要なことに焦点を合わせてコツコツとお伝えしています。

—— HPは作って終わりではなく、そこからがスタートなのでとてもありがたい取り組みです。

お客様のビジネスを成功に導くのが僕らの役割です。その意味でも、求人募集しているカスタマーサクセス担当の方には、「とりあえずHP」を通じて、お客様のビジネスをより良くしていくために活躍していただきたいと思っています。

スモールビジネスを通じて、街をもっと元気に

—— スモールビジネスを運営する会社や人に寄り添ったサービスだということが伝わってきました。なぜ、佐野さんは「とりあえずHP」を作ったのでしょうか?

僕は今から15年ほど前に、WEBデザイン会社を設立しました。様々な企業からホームページの制作依頼を請け、おかげさまで業績は順調に伸びていました。その一方で、小さい会社やお店などからの依頼は予算の都合上断らざるをえないケースもあったのです。

しかし、もし大企業や大型のチェーン店ばかりが街に増えたら、僕自身がお気に入りのパン屋さんなどの小さなお店やその店主たちはどうなってしまうのだろうという課題感も同時に抱いていました。

そこで、スモールビジネスを通じて街をもっと元気にしていくために、ITができる分野があるのではと思ったことが「とりあえずHP」を作った原点です。

—— 実際にサービスをリリースしてみていかがでしたか?

まず僕自身が、世の中には面白いスモールビジネスがいっぱいあるんだということを学びました。

ユーザーさんが作るHPを見ながら、熱い想いを持って仕事をされている方がこんなところにもいるんだという事例がたくさん見えてきたのです。

また、その大きなきっかけになったのが、ユーザーさんへの感謝の意味をこめて開催した「とりあえずHPエピソード大賞」です。

「とりあえずHPエピソード大賞」は、ユーザーの皆様から、どのような想いでビジネスをされているのか、どんなことに挑戦されているかなどを、エピソードとして投稿していただく作文コンテストです。

地域で頑張っている会社を紹介したり、ユーザーさん同士がつながるきっかけにしたいと思って始めましたが、結果的に、主催した僕たち自身がとても勉強になっています。

—— 具体的にはどのような?

例えば、北海道にて主に動物向けの車椅子や立位保持器具の設計、製作、販売を行っている有限会社ONE OFF PRO(ワン オフ プロ)の高木浩行さんの事例を紹介します。

もともと鉄鋼所を経営されていましたが、ご自身が飼われていたワンちゃんがヘルニアになって歩行が難しくなったことから、何とか愛犬を歩かせてあげたいという想いで車椅子を作ったそうです。

鉄鋼の技術を活かし試行錯誤した結果、やっと完成した車椅子を使って愛犬が喜びながら駆け寄ってきてくれたというエピソードは、僕も社員も読みながら涙しました。出会ったお客様と動物とは「一生のお付き合い」という使命をもって仕事に打ち込み、今では全国津々浦々の同じ悩みを抱える愛犬家たちに話題のオーダーメードのペット用車椅子として知られています。

ほんの一例ですが、こういった小規模事業者や個人事業主の方々のために僕らのサービスがあると思っています。

多様で小さな活動の出発点に、いつも

—— 2021年4月より、スモールビジネス領域に特化した事業会社としてスタートした株式会社smallweb。代表の佐野さんが考える、今後のビジョンを教えてください。

今、世の中は、大きな転換期を迎えています。

特に最近ではコロナ禍の影響で、働き方やビジネスのスタイルも大きく変わり、今後もITおよびWEBにできることはさらに増えていくと感じています。

例えば、店舗やオフィスを持たずにビジネスを立ち上げる人や、会社員をしながら副業として自分のスキルや経験を提供する人なども増え、誰もが挑戦しやすい時代になってきたとも言えるからです。ある意味、いろいろな人の心に火がつきましたよね。

僕らは、そんな多様で小さな活動の出発点に必要となる大きな可能性を持ったサービスを開発運営していると思っています。

—— 今、そして未来を見据え、とても可能性を感じます。

今後は「とりあえずHP」だけに限らない、「スモールビジネスのIT支援」という領域で事業を拡大させていきたいとも考えています。

だからこそ、こういった僕らの挑戦にもワクワクを感じられる方に仲間に加わっていただきたいですね。実力や情熱がある方にとっては、とても面白いチャレンジを共にできると思います。

「小さくて無名な価値が、正しく必要とされる世の中をつくる。」

このミッションに一歩でも近づいていくために、みなさんからのご応募お待ちしています。

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