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経験の有無は重視しない。ナレッジコミュニケーションが選考段階からこだわるキャリアへの寄り添い方とは

こんにちは、ナレッジコミュニケーションの採用担当です。

現在、私たちは採用活動を強化していますが、経験の有無よりもコアバリューへの共感を重視して取り組みを進めています。その理由は『コアバリューに基づいて、1人1人に寄り添ったキャリアを提供すること』を大切にしているから。

今回はエンジニア組織のマネジメントを担いながら採用責任者を兼任している中西へインタビュー。中西自身の入社のきっかけから採用責任者としての取り組み、そして選考で重視しているポイントについて幅広く話を聞きました。

中西 貴哉さんのプロフィール

異業種から、10名規模のナレッジコミュニケーションへ2014年に転職。入社当時はAmazon Web Service(AWS)のクラウドエンジニアとして活躍。2015年には、Microsoft Azure領域の開発にも携わる。その後、会社がクラウドネイティブとAIを中心としたプロジェクトを推進する方針となり、チームリーダーへ就任。Azure Databricksの国内初の公開事例となるプロジェクトやAPI型のAIを活用したアプリケーション開発、エンタープライズ規模のデータ分析基盤などのプロジェクトを経験。2023年にはMicrosoft Top Partner Engineer AwardのAzure部門で個人受賞。

未経験でも挑戦していける環境や先進的な技術を取り入れる社風に魅力を感じた

ーーナレッジコミュニケーションに入社した決め手について教えてください

新しい技術を積極的に取り入れ、市場価値の高い分野に挑戦できる点に魅力を感じたことです。当時私は異業種から未経験でIT業界への転職を目指す中で、たまたまナレッジコミュニケーションの求人を見つけました。

当時クラウドが認知されていない中でもナレッジコミュニケーションはAWSを扱ったクラウド開発を業界に先駆けて行っていて、Microsoft Azureにも取り組もうとしていました。

AWSとMicrosoft Azureの両方を提供している会社はほとんどないことに加えて、代表の奥沢もプログラム未経験で起業したことを知り、同じように未経験からIT業界に飛び込もうとしていた私の想いに通ずるものを感じ入社を決意しました。


ーー現在の業務内容について教えてください。

ビジネス・デベロップメント部のマネージャーと採用責任者を兼任しています。マネージャーとしては5チーム、約20名のメンバーと共に、会社が成長するために必要なことや課題にも目を向けて改善活動を行っています。

具体的には、アジャイルな開発文化の導入・浸透、メンバーの課題やモチベーションの把握のためのヒアリングを実施しています。また、所属の部門やチームを越えてグループを形成し、会社の重要な取り組みについて議論するフィーチャーチームの運用など、ナレッジコミュニケーションのコアバリューが浸透する取り組みの提案・実行を担ってきました。

採用責任者としては、一次面接の対応や登壇・参加した外部イベントを通しての採用活動、面談の質問マニュアル作成などの業務を行っています。


ーーナレッジコミュニケーションのコアバリューとは何ですか?

クラウド事業へと本格的にシフトを始めた5年目に、創業者である奥沢と小泉が考案した価値観です。「サービス提供者であることを常に意識すること」「強い当事者意識を持つこと」「プロフェッショナルであることを意識した上でのチームコミュニケーションを意識すること」を社員全員が体現してくことを目指し策定されました。

社内でもこの3つのマインドが文化として浸透しており、大切にしているポイントになります。


ーーコアバリューを重視する理由を教えてください。

「お客様へどのような価値を届けられるか」という点に真摯に向き合うためには、コアバリューの体現が必要不可欠だと考えているからです。

私たちが受け持つプロジェクトは、生成AIやデータ分析などに関するものが多く、専門家としての立場を要求されます。そして、お客様にとってもチャレンジングなものが多いです。

お客様が叶えたいのはビジネスの成功です。そのためには社員全員が技術の専門家としての知識やホスピタリティマインドを身につけていかなければいけません。

その為にも、私はマネージャー・採用責任者の両面からコアバリューを重視した上で、各メンバーをサポートする環境を整えています。


裁量のある仕事ができる。エンジニアにとって成長機会の多い環境を作ることを考え続けた先には

ーー入社したメンバーが活躍できるために、マネージャーとして心がけていることを教えてください。

週次で行われるチームリーダーや私との1on1を通じたコミュニケーションと、早い段階からお客様に近い立場で裁量のある仕事を任せることを心がけています。それは、社内のフィードバックよりも、お客様から直接フィードバックをもらえる環境で仕事をすることが、技術者を超えて1人の社会人として多くの学びが得られると考えているからです。

そのため、ナレッジコミュニケーションのエンジニア職は上流工程・下流工程などで分業することはしていません。


ーーメンバーのキャリアをサポートするために、会社として取り組んでいることがあれば教えてください。

大きく2つあります。まずは1人1人の性格に合った1on1を実施することです。具体的には、メンバー自身の意向をしっかり聞きながら四半期や半期のスパンで資格取得や技術的成長など。メンバーキャリアの計画を一緒に立てています。

もう1つはメンバーの人間的成長や技術習得の促進のため、スクラム開発やアジャイル開発の手法を導入していることです。

具体的には、3ヶ月程度と短期間で成果を出せるようなプロジェクトをアサインするようにしています。

半年以上の長期の案件を続けるよりは、短期の案件を複数経験していく方が、自分の得意不得意を見極めながら成長スピードを加速していけると考えているからです。


ーー勉強会や研修制度など、学びのための機会はありますか。

勉強会や研修などへの参加機会を設けています。例えば、土日に自社オフィスを使って外部のエンジニアと交流する任意参加型の勉強会を行ったり、候補者が興味のある会社のメンバーと話せる採用サービス「Musubite(むすびて)」を活用し、社外エンジニアとの交流機会を積極的に設けています。

こうした社員のスキルアップのための取り組みを行うことで、自社の業界における立ち位置や自身の成長を客観視できる機会になると考えています。

また、社内交流や情報共有でいえば、特定分野の技術に長けたチームメンバーと意見交換できる相談会を開催したり、ナレコムに蓄積された技術情報やマニュアル、Tipsメモなどにメンバー全員がアクセスできるようにしたりしています。

これらの取り組みは私自身が未経験で入社したこともあり「こんな制度や環境があったら良さそう」という思いから少しずつ導入を続けてきました。

Loopにて実務からマインド面まで、幅広いナレッジを掲載しています。


経験の有無は不問。最重視しているのは「コアバリュー」への共感

ーー現在、ナレッジコミュニケーションが積極的に採用を行っている理由を教えてください。

会社が成長拡大フェーズに入っていることが大きな理由の1つです。ChatGPTを代表とする生成AIの台頭によって、かねてから当社が注力していたクラウドネイティブなデータ&AIに対する需要が高まっています。

そのタイミングで「Microsoft Japan Partner of the Year 2023」で「AI Partner Award」を初受賞し、おかげさまで多くのお客様から引き合いを頂いている状況です。

長く在籍するメンバーが成長し、社内のナレッジも溜まっていることで、新卒や業界未経験のメンバーが1年未満で活躍する状況も生まれ始めています。

コアバリューに共感頂けるメンバーを増やして、会社としてもより採用を強化していきたいという機運がここ1年ほどで高まり、採用活動に注力していくことを決めました。


ーー採用選考で特に大事にしているポイントはありますか?

大切にしていることは2つあります。1つが当社が掲げるコアバリューへの共感と、候補者の仕事への向き合い方・考え方がマッチしているか。私が選考で最も重視していているポイントです。

もう1つが、困難な状況や新しい知識が入ってくる状況を楽しめるかどうか。新しいことにチャレンジすることは楽しいですが、なかには学んだことが否定されていくと感じる方もいるでしょう。

そのため、面談ではアンラーニングにも前向きに取り組めるマインドを持っているかどうかも重視してお話を聞いています。


ーー面接ではどのようなことを重視して候補者の方とお会いしていますか?

重視している点は2つあって、1つがエンジニア経験者と未経験者を区別しないことですね。エンジニア未経験者の方も困難を乗り越えた経験やチームに協力したエピソードは必ずあると考えているので、業務内容に関わらず、その経験を伺うことを大切にしています。最初の選考からしっかりとこれまでの経験をお伺いしたいため、一次面接は創業者の奥沢と現場マネージャーである私が担当しています。

もう1つがコアバリューの説明と、それに付随した質問を行うことです。「提供した技術が使われたときにどういう感想をもらうか」「お客様のリアクションを把握できているか」など、技術を提供した先に意識を向けられているかという観点で質問をしていますね。


お客様の立場で課題を考え抜ける、変化を楽しめる方と会いたい理由

ーーどんな方がナレッジコミュニケーションに向いていると思いますか?

お客様の立場で課題を考え抜ける方は向いていると思います。

当社ではDXや生成AIの活用といったお客様にとってもチャレンジングな取り組みをサポートする仕事がメインになるためです。

また、習得した技術が明日にはAIに代替されてしまうスピード感を楽しめる、新しいことに好奇心を持って前向きに取り組めることも大切なポイントだと考えています。

私たちは時代や技術の変化にも柔軟に対応しながら働いているため、「こういう働き方がしたい」という意志が明確にある方だと入社してからギャップを感じて辛くなってしまうかもしれません。


ーーナレッジコミュニケーションへの入社を迷っている方へ、メッセージをお願いします。

私たちナレッジコミュニケーションは、クラウド黎明期からAWS,Microsoft Azureとパートナーシップを結んでいました。そのため、どちらのパートナーとも密に連携が図れており、グローバル規模の最先端事例や技術情報をキャッチアップできることが強みです。

また、AIやクラウド、Pythonなどを使ったAPI開発などフルスタックな開発経験を積むことができる環境にあります。

そして今、当社は30名を超え、組織としても成長フェーズに突入しました。定着したメンバーやこれから入る若いメンバーとチームを組成し、お客様へ価値提供する経験を積むことで、不確実性の高い時代でも求められる顧客志向と横断的な技術的知見、リーダーシップを育むことができる環境です。そのため、キャリアの選択肢を多く持つことができると考えています。

代表の奥沢と小泉も営業からキャリアをスタートしており、メンバーの9割が開発未経験です。先ほども書いたように、採用で大切にしているのはスキルの有無ではなくコアバリューへの共感です。最先端のAIやクラウドを使った開発に興味がある、成長フェーズのベンチャーで腕を磨きたいと考えるエンジニアは、ぜひ応募してもらえるとうれしいです。



ナレッジコミュニケーションではMusubiteというエンジニア同士のカジュアルトークサービスを利用しています。

株式会社ナレッジコミュニケーション特集|Musubite
Musubite企業特集vol.1|クラウド AI の領域で 挑戦する受託開発企業knowledgeCommunication(ナレッジコミュニケーション)の特集です。 Azure と AWS の 2 大クラウドのパートナーとして、Data & AI を軸に新規性の高い領域でリーダーシップを発揮しています。異業種から転職し活躍するエンジニアも多い環境です、ぜひ Musubite を通して話しましょう!
https://recruiting.musubite-job.com/features/company/knowledge-communication

生成 AI 技術を使ったプロジェクトに携わるメンバーと直接話せるサービスですので興味がある方は是非利用を検討してください!



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