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限られた時間の中で最高の品質を考える。地方に住みながら高いクオリティでサービスの品質を守るHacobuのQAとは。【Hacobuに入社した理由】

こんにちは!Hacobuにて人事を担当しています、そらです!

年が明けて気が付けばもう1月もあっという間に後半を迎えておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 私は年末年始はリモート勤務を含みゆ〜っくり実家で過ごすことができ、充電MAXで走っております!

さて、今回はテクノロジー本部 QAエンジニアチームのばっちとまー坊に「どうしてHacobuを選んだの?」「Hacobuで経験できることとは?」などなど、二人が出社している貴重な時間をもらって色々聞いてきたのでお伝えします〜!

テクノロジー本部 QAエンジニア エンジニアリングマネージャー ばっち& QAエンジニア まー坊

- 入社からどれくらい経った?

ばっち:2021年7年入社なのでだいたい1年半くらいですかね? 怒涛の一年半でしたね、濃かったです。 周りからは貫禄がすごい、3-4年選手に見えるって言われます。笑

まー坊:貫禄。笑


左:まー坊、右:ばっち


ばっち:QAエンジニア*として入社して、入社5ヶ月でEM*になったんですよね。組織に馴染めている自信はあっても、当時まだEMになるまでは認められてないって自覚があったので悩みましたね。でも、挑戦させてくれるならやってみたいと考え、思い切って引き受けました。

そこからは本当に怒涛でした。笑

まー坊:僕は2022年2月入社なのでちょうどもうすぐ1年になります。 この1年、キャッチアップしながら日々を必死に過ごして気づいたら今、って感じであっという間だったという印象しかないですね。笑

*QAエンジニアとは:品質保証のために、仕様に沿った動作の確認や製品の品質管理を行うエンジニア *EMとは:エンジニアリングマネージャーのこと。エンジニアのマネジメントを行う役職

- 二人は福岡と奈良、地方在住で活躍してくれていますが大変なことってないですか?

まー坊:僕は入社して約8ヶ月の10月頃まで東京にいて、その後家庭の事情で福岡にUターンしました。東京にいた頃もコロナ禍だったこともあって月に1回程度しか出社していなかったし、今も福岡から同じく月1程度出社させてもらってるので結局働き方は変わらないですね。出社に飛行機を使うくらい。笑

ばっち:僕、実は地方在住者1人目なんですよ。笑
奈良在住なんですが、入社時のミッションとしても必要だよねと認めてもらって入社後3ヶ月東京で過ごさせてもらったんです。おかげで地方在住ではあるけど組織には早く馴染めたと思ってます。僕の入社時はまさに緊急事態宣言下だったこともあり、社内は閑散としていましたがそれでも毎日会社にいて違う本部のみんなとも仲良くできたので本当によかったですね。

今も月に数回必要に応じて東京にいくんですが、実は2回しか東京の晴れを見たことがなくて。いつも僕が東京に行くと雨が降るので「雨男」って呼ばれてたりします。笑

まー坊:Slackにも「雨男」関連スタンプたくさんありますよね。笑

メンバーが作ったコラ画像。笑


ばっち:また、Hacobuはアジャイルで開発しているんですが僕たちが所属するBerthチームは2週間に1度の頻度で新機能をリリースしています。
新機能をリリースするにあたり、要件や仕様を固めるところからチームみんなでやっているんですよね。バックエンド、フロントエンド、QAが各職種の観点で要件の正当性を見ていくことによって、不具合を生み出しづらい仕組みになっていると思います。現にHacobuは本当に障害が少ないですね。

まー坊:(うんうん)

ばっち:みんなが要件や仕様を理解しているからこそ、個人が自律的に動ける→チームの生産性が上がるという好循環を生んでいる気がします。

それでもやっぱり仕事をしている中でこれなんだっけ?となることもあるんですが、すぐにSlackでみんなに聞くことができるので遠方でも気軽にやっていけている気がしますね。心理的安全性が高いチームだと働く場所が関係ないんだなぁって感じています。



- Hacobuを選んでくれた理由は?

まー坊:僕、カジュアル面談からスタートさせてもらったんですが、QAメンバーとお話しさせていただいて、本当に雑談で終わったんです。「え、これ何も生まれなかったけど大丈夫かな?」って心配になるぐらい。笑

でも、面談してくれた2名とめちゃくちゃ意気投合したんですよね。QAに対する想いとか姿勢とかも含めて。それで思わずカジュアル面談の最後に「次の面接行ってもいいですかね?」って言っちゃいました。笑

ばっち:そーやったんや。笑

まー坊:そのカジュアル面談の中で太郎さん(CEO)がリリースの時に自らQAしてたって話を聞いたんですよね。もちろん当時は今と違って人数が少なかったからだと理解していますが、品質に対して前向きな会社だなって思ったのを覚えています。

ばっち:わかる、なかなかないよね。社長が自らQAするなんて。笑


まー坊:具体的に転職の軸として考えていたのは、QAエンジニアが社員として複数名所属していて内製化されたチームになっていることでしたね。転職活動時には「1人目のQAお願いします!」って内容のスカウトを多くもらっていたんですが、僕は組織を作り上げるよりは技術を深めていきたかったんです。3社ほど進んでいたんですが、カジュアル面談で雰囲気も存分に感じ取ることができていたし最終的にはHacobuだなって決断しましたね。



ばっち:僕の転職の軸はとにかく人だったんですよね。

Hacobuの選考でQAメンバー→ゆーきさん(CTO)→太郎さん(CEO)とお会いして、単純に面白かったんですよ。転職活動では4-5社の選考を受けていて、東京に本社がある会社はHacobuだけでした。地方に住んでるし、きっとダメだろうけど面白そうな会社だからとりあえず受けてみよう〜って感じで受けたんです。

ゆーきさん(CTO)と会った時に、「僕、奈良在住なんですよね」って言ったら、「そ〜なんだ。遠方社員は今はまだいないけど、ないなら作っちゃえばいいんじゃない?」って言ってくれたんですよね。その後最終面接で太郎さん(CEO)に「僕奈良在住ですけどいいんですか?」って聞いたら、「いいんじゃない?だめなの?」って逆に聞かれたんです。笑

めちゃくちゃ面白い人たちだな、ないなら作ってくれる柔軟な会社なんだなって思ってHacobuに決断しましたね。結果的に業務的にも必要だよねって入社後はしばらく東京にもいさせてもらえて、ありがたかったです。

まー坊:僕もおんなじ感じでしたね。笑 ゆーきさん(CTO)に家庭の事情でしばらく経ったら福岡にUターンしたいんですって言ったら、「OK、大丈夫」って言ってもらった記憶があります。笑




ばっち:あと、太郎さん(CEO)の” 家庭とはホームベースであり、そこが安定しないと仕事のパフォーマンスがなかなか出ない” という考え方が家族持ちにはマジでありがたいと思いますね。

まー坊:まじで分かります。

ばっち:先日Webメディア「PIVOT」に掲載されていたインタビュー記事*(Hacobu佐々木太郎CEO 主力社員が「海外に行くから辞めたい」と言ったとき)で太郎さんが言っていたことで、本当その通りだと思うんですよね。Hacobuではマネジメントメンバーも含めてみんな、保育園送迎などの用事をスケジュールに入れて公開してますし、「子供が熱出したからちょっと抜けます」とか言っても「がんばれ〜」って感じでなんの問題もなく受け入れてもらえる。この心強さは本当にありがたいなと思います。

参照:Webメディア「PIVOT」より
*Hacobu佐々木太郎CEO 主力社員が「海外に行くから辞めたい」と言ったとき

- HacobuのQAってどんなこと考えてるの?

まー坊:僕たち2名とも前職は第三者検証会社にいました。いわゆる第三者の視点から対象のソフトウェア/システム品質の検証・評価を行う会社ですね。そことの大きな違いはHacobuはベンチャーかつ自社開発を行っている会社だということ。第三者検証会社のQAのときは、お客様先が求める品質を担保することにフォーカスするのですが、自社開発のQAの場合、求められている品質そのものを自分で考えて担保することになるのでよりやりがいを感じます。

また、第三者検証会社の場合、お客様先によっては、用意された仕様書通りにテスト設計やテスト実施をすることも多いです。ただ、Hacobuは正直まだ仕様書だとか資料関連が整いきれていない。笑 今はベースを整えていかなきゃいけないフェーズだと思っています。

ばっち:求められている品質そのものを考えるのもQAの仕事なんですよね。Hacobuのように複数のプロダクトに分かれていると、そのサービスが運用フェーズなのかPMF前なのかなど、成熟度やフェーズによって求められる品質やアウトプットが違うと思っています。それぞれのサービス、または開発する新機能の中で担保しないといけない最低限の品質を決めてテストの計画を立てたりしていますね。もちろんQCD*を考えつつ、お客様に届ける価値を一番に考えていますね。限られた時間の中でそのサービスを使うお客様にとっての最高の品質とは何かを常に考えています。

*QCDとは:、Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)の頭文字を並べた頭字語。


ばっち:お客様視点という意味で1つ覚えてるエピソードがあって。 東京にいる時に数名で仕事終わりにご飯を食べていたらSlackにエラーの通知がきたんですよね。一次受けのメンバーが調べてくれて、これはお客様への影響範囲を考えた時に今日中に直してリリースした方が良さそうだってなって。すぐにみんなで会社に戻って、リモートでも対応可能なメンバーが集まって、直して21時にリリースしたことがありました。その時の一致団結感とやりきった時の達成感は今でも覚えていますね。



ばっち:本当はこんなことQAエンジニアが言っちゃダメだとは思っているんですが、全ての障害を完全に防ぐことはできないと思っています。障害が出た時にどういう対応をするかが大事だな、と。

Hacobuはそれができているんですよね。 何かが起こると誰かが一次受けをやって、自然とチームが動く。普段からそれぞれのメンバーが職種に縛られすぎずに自分にできることはないかって探しているようなイメージです。もちろんバックエンドとかフロントエンド、QAエンジニアとか役割職種が分かれてますけど、チームでサービスを作っている感覚がありますね。きっとみんながそれぞれの職種のプロだから、成り立っているんだと思います。

まー坊:テストはこうだ、ここまでしないと不安だって気持ちも入社当初はありました。でもHacobuではその時々に応じてフレキシブルに動く必要があるんだと学びましたね。


まー坊:Hacobuではスプリントごとに必ずチームでリリース前にはレビュー、リリース後は振り返りを行いますが、もし障害が起こっても誰が悪いみたいな雰囲気が全くないんですよ。起こったことは仕方がない、なんで起こったんだっけ?同じことを起こさないためには?どう防ぐ?と次の手を考えるイメージです。

今までのキャリアの中でQAエンジニアとエンジニアの間に壁があるような組織で開発の経験をしたことがあります。なんでバグが起きたんだ、誰の責任だ?って。どうしてもQAエンジニアは不具合を指摘する側になってしまうので溝が生まれてしまったりして…。ただ、Hacobuではその雰囲気が全くない。


ばっち:本当そうだよね。昔、リリース直前のレビューで、ここ不具合じゃない?と分かったことがありました。その不具合に対してお客様への影響度を第一に考え、次のアクションをチームで話し合った結果、今すぐ修正してリリースをするという意思決定になったんです。このような柔軟かつ素早い意思決定をチーム全体で行うことができるんですよね。チームとしてはただただお客様に影響が出る前でよかったね、という思い。そこからまたなんで起こったんだっけ?同じことを起こさないためには?どう防ぐ?と考えていくイメージです。

このように、緊急時にも柔軟かつ素早い意思決定ができるのは、普段からチーム全員が当事者意識をもって行動しているからだと思います。ここもHacobuの強みだなぁと感じます!

また、2週間のスプリント期間の中で求められる品質をチームで合意できるというのもQAエンジニアとしてはとてもありがたいですね。


- Hacobuで経験できることとは?どんな人が合うと思いますか?

まー坊:テストを現在は手動でやっていますが、将来的には自動化を進めようとしています。今まさにみんなでどうやろうかと検討してる段階なのでその自動化の立ち上げフェーズに立ち会えるのは面白いと思いますね。

ばっち:自動化いわれた!笑
別の角度から言うとしたら、Hacobuは自分の武器を見つけられる最高の職場だなぁと思いますね。Hacobuは昔のValue*に” Give it a try ”と入っていたこともありチャレンジを奨励する文化が根付いているので、チャレンジのハードルが低いと思います。

*2022年12月にValueを刷新。
主語は "I" じゃなくて "WE" であって欲しい。全社員一丸となって再定義した新Valueの中身とその軌跡。【Hacobu culture】 | Hacobu Culture
こんにちは!Hacobuにて人事を担当しています、そらです! あぁ、これが師走・・・と呟かざるを得ないぐらい、毎年瞬きするようなスピードで過ぎていく12月。みなさまいかがお過ごしですか?Hacobuは年末年始のお休みが約10日と長いので、短い営業日数の中みな全力で走っております〜! そんなHacobuは2022年12月より新たな7つのValueが完成し、走り出しました! ...
https://www.wantedly.com/companies/hacobu/post_articles/463901
参照:主語は ”I" じゃなくて ”WE” であって欲しい。全社員一丸となって再定義した新Valueの中身とその軌跡。【Hacobu culture】


ばっち:まさに自分も入社5ヶ月でEMという役割にチャレンジさせてもらいましたが、やりながら自分に向いてる自分の強みがみつけられる感覚で本当にありがたかったですね。僕が目指すのはプレイングマネージャーなのでQAとしても業務を行いながらEMを行っています。メンバーには迷惑かけちゃってるなぁって思うことも多々ありますけど・・・

まー坊:でもそこは柔軟にチームで回るように設計してるので問題ないと思ってます。例えば、評価期間についてはEMとして評価にかかりきりになると事前に聞いていたので、チームで相談してばっちさんをQAとしての頭数には入れない形でスプリントを組んで運用しました。そういう意味でもHacobuはフレキシブルだと感じますね。



ばっち:本当にありがたかったし感謝しかないですね。前回までの評価面談はテクノロジー本部は全て対面で実施していたので、僕も15日間くらい連続して東京にいてもはやこれ出張じゃないじゃんってなっていたくらい。笑
EMの業務内容や方法についてもよりブラッシュアップしていかないといけないし、僕自身もまだまだ周りに迷惑もかけながらではあるけど、自身が目指すプレイングマネージャーとして業務と並行しての組織のスループットを最大化するというミッションにチャレンジさせてもらっています。感謝ですね。

また、Hacobuには“正反合で対話しよう”というValueがあるんですが、多様性を重視する風潮があるので自分の意見が全てとは限らないという共通の認識があります。自身の考えとは違う考えを聞いた時に否定するのではなく、そんな考え方もあるんだな〜と気づきが生まれるんですよね。だから自分の意見をちゃんと言える人はHacobuを楽しめると思います。

参照:Value “正反合で対話しよう” 私たちは、自分の考えも相手の考えも同じように尊重し対話を重ね、賛成(正)・反対(反)の意見をより高い次元で最善解(合)に導くことが重要だと知っています。勘や経験よりもファクトを重視する姿勢のもとに、多様な価値観、考えをもつ一人ひとりが、貢献しあう場を育みます。


まー坊:まだ組織としては100人フェーズでどんどん環境もサービスも変わっていくと思います。そのスピード感や変化が楽しめる人だとより良いかもしれません。ただ、このフレキシブルさは後天的にも身につけられると思います。僕がまさにそうだったので。笑

だからこそまずは気軽にカジュアル面談から話を聞きに来て欲しいな〜と思います!


Hacobuのテクノロジー組織はプロダクト×職種のマトリクス型。
QAエンジニアに止まらず、開発チームの雰囲気も含めたくさんのエピソードを話してくれました。
ここには書ききれなかったエピソードもたくさん! 太郎さん(CEO)がQAやってたエピソード、私もすっかり忘れていました。笑
終始笑顔に溢れ笑いが絶えないインタビューでした^^

具体的にはどんな業務をしてるの?チームの雰囲気は?等、少しでも興味があれば気軽に話を聞きに来てみてください!

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