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【新規事業紹介】日本の労働市場を新たに拓く育成型人材紹介サービス『HINODE』をご紹介!

「一人ひとりが輝きを見出せる社会へ」を企業理念にかかげているOfficeBright。社員が次に活躍するステージを照らし、自己実現へと向かう道のりを応援したいと考えています。

今回紹介するのはOfficeBrightが事業化を目指す、非大卒者向け育成型人材紹介サービス「HINODE」。

大手企業で活躍できるスキルをわずか1年間で身につけ、市場価値の高い人材としての就職を目指すユニークなビジネスモデルを採用しています。

今回は来年4月より立ち上げ予定の新規事業「HINODE」について、代表の淀澤さんにインタビューしました。


淀澤 伸之 / グループ代表

高校を中退し、建築現場の作業スタッフや人材派遣業、化粧品営業などを経験。「自分のように道を外れた若者の味方でありたい」と感じ、株式会社OfficeBrightを設立した。社名には「一人ひとりの輝きを見つけ、未来を照らす」という願いが込められており、社員個人の幸せにつながる未来の実現を目指している。

非大卒者向け育成型人材紹介サービス「HINODE」とは?

「HINODE(ひので)」は中卒などの、いわゆる一般的に「低学歴」と言われる人材に特化し、仕事を紹介するサービスです。25歳未満の若手で社会に出ている学歴が高くない人材の成長を後押しし、個人の才能にスポットライトを当てていくための事業立ち上げを進めようとしています。

具体的には、1年間にわたって弊社の教育を受けていただき、営業の実務経験を積みます。その後、提携企業への就職を目指していくことがゴールです。

教育期間中は、スキルアップのためのセミナーや研修へ積極的に参加。その間はシェアハウスで生活し、生活費・食費などをすべてOfficeBrightが負担します。すでに大阪市内にシェアハウスを用意しており、5L・6Lの物件毎に5名づつ、ひとつ屋根の下で暮らしながら切磋琢磨できる環境を準備中です。(テラスでBBQもできる戸建住宅です!)

実務に取り組む際には1人ひとりに個別の目標を設定し、どれだけの成果が出せているかをチェック。仕事のプロセスを報告するレポートと、どのような気持ちで取り組んでいるのかを語る「マインド動画」を作成し、提携企業へ提出します。

提携企業は、入社後に活躍できる人材かどうかを動画を通じて長期的な視点で確かめることができるため、通常の人材紹介よりも丁寧に選考を進めることができます。

今後は企業説明会の開催やオファーしたい人材を増やすなど、細かい要望にも対応できる仕組みを整えていく予定です。

「こんなサービスがあれば」とシンプルに思っていた

ーー新規事業が生まれたきっかけは何だったのでしょうか?

自分自身が「こんなサービスがあったらいいのに」と思っていたんですよ。実は僕も中卒ですから、学歴がない。それでもキャリアアップできる仕組みが欲しくて、この事業が生まれました。

以前、似たようなサービスを提供している人材会社はあったのですが、うまく収益化できなかったようで撤退してしまいました。営業職として早く一人前にしようと短期育成を目指したものの、難しかったみたいです。

高齢化社会を迎えた今、人材不足は社会問題となり、労働市場も活性化しています。そうした社会問題の解決のためにも、低学歴人材の労働市場を活性化させたいと思っています。自分が目指す生き方としても、しっくりくる感じがしました。

ーー今まで歩んできたキャリアと関係があったのですね。

そうですね。学歴がなくてもパッションや熱量はあるじゃないですか。目的が決まれば、きっと強力な推進力を生むと思うんです。自分もそうですし「類は友を呼ぶ」で、周囲も同じようにここぞという時に強い力を発揮するタイプでした。そうした人材に向けたサービスを実現しようと思いました。

振り返ってみると、20歳ぐらいの若い頃は「SNSで見かけるキラキラしたゆとりのある生活と、日雇い労働でハードに暮らす生活。どうすればこの差が埋まるんだろう?」と感じていました。憧れと現実に、大きなギャップがあると思っていましたね。

僕の場合は起業をすることで、望んでいたキャリアを手にしました。最初から社長になりたいわけではなく、学歴が無い人が大逆転を実現するためのルートは、起業だけだと思っていたんですよ。ただ、実際はそれだけではないはず。そういった人材が大手企業で働けるような未来を作ることができれば、もっともっと可能性が広がるはず。

ーー新規事業はどのようなビジネスモデルを取り入れたのですか?

「企業から高額な費用をいただかなくても、利益が出るビジネスモデルにしたい」と考えた結果、サブスクリプション形式がベストだと感じました。そこで1年間の人材育成を終える時点で利益を生むことを狙い、戦略を立てました。

ランニングコストを下げた費用で提供できれば、成長中のベンチャー企業にも声をかけやすくなります。大手企業に人材を紹介して就職率を保ちたい気持ちはありますが、さまざまな企業と提携していた方が選択肢も増えて良いですよね。

10名の人材を育成するならば、100社ほどの提携先があることが理想でした。そのぐらいのバランスならば、年間でサブスクリプション契約ができ、安定した収益が出せます。魅力的で成長性のある企業が集まれば、2名以上の採用成功につながるだろうと思っています。

ーー大手企業へはどのようにアプローチしているのですか?

大手企業の攻略には導入のメリットをいかに伝え、信用していただくかが大切です。僕は和歌山県出身なので、まずは和歌山県内で展開している新聞社にオファーするところから始めました。まずは知名度のある、堅実な企業に声をかけています。

また大手不動産会社もベンチマークしています。営業職の求人をよく見ると、高卒以上で採用している企業も多いです。外資系クレジット会社、大手生命保険会社などの営業職も同様ですね。そうした「営業職」のニーズが高いところを中心に、新規開拓をしていくつもりです。

ベンチャー企業に関しては、メディアで紹介されている成長企業の情報をキャッチしながらアプローチしていきます。知人からの紹介もうまく活用して、商談のチャンスを広げていきたいですね。

ーー新規事業立ち上げる際にこだわったことはありましたか?

一番こだわったのは育成期間を「1年間」にしたことです。僕が事業立ち上げにあたり参考にしていた企業は「半年で一人前にする」と宣言していたのですが、うまくいかずに撤退しました。

そうした事例を参考にし、もう少し長期間で成長が確認できた方が安心して入社後活躍につながるだろうと予想しました。飛び込み営業や新規営業は、苦手意識を持つ方が多い職業です。その苦手意識を逆手に取って「これだけできるようになりました」と価値づけできれば、成長したプロセス自体を評価してもらえるはずだと思いました。

「この人は営業センスがあってコミュニケーション力が高い。でも行動量が足りないかも」「受注する確率は低いけど、泥臭く頑張っている。飛躍的に成長するかもしれない」など、長期で見守るからこそ分かる「その人の可能性」も分かりやすいと思います。

そうした意図を踏まえて、6つの項目を達成指標に設定しました。「行動量」「セールスに関する相談ができているか」「アポイント獲得率」「目標達成率」「商談の品質」「共同生活をする上でルールを守れているか」を総合的に判断し、個人の成長に伴走していきます。

1年間の成長の様子はすべて動画に納め、心境の変化を記録。合計すると50本近くになりますが、微細な変化についても質問できる仕組みになっています。

また育成に関しては外部講師の力も借りて、起業やフリーランス以外のキャリアの選択肢があることを学べる研修プログラムを企画中です。組織において必要なリーダー像やキャリアアップについて学んだ後は、動画を使ってアウトプットし、学びの定着を図るようにしています。この「動画で残す」というアイデアは、取締役でもある僕の弟が過去にやってみて成功したところから生まれています。手軽に取り組めて、非常に効果的です。

今後は来年4月に「入学式」を行い、1期生の育成をスタートします。2期生以降の人材募集も並行して進めていくため、SNSによるWeb広告も導入予定です。育成を担当する社員もまだまだ必要なので、そちらも合わせて組織体制を強化していきます。

新しい時代の働き方を「HINODE」とともに創る

ーー新規事業の立ち上げは、社会課題の解決に向けた挑戦でもあるのですね。

そうかもしれません。今の労働市場を見てみると、労働人口の上位7割を企業同士が取り合っている状態ですよね。その結果、慢性的な人材不足に陥っているのではないでしょうか。

OfficeBrightは「1人ひとりが輝きを見出せる社会へ」というビジョンを掲げています。僕たちは、そうした社会課題を打ち破る可能性を持った企業だとも思っているんです。

事業としては3年後に10億円、営業利益55%を目指しています。業界内のトップシェアを狙っていくためにも、提携企業は500社。人材登録者は5拠点で50名、1拠点10名の規模で育成していきたいですね。

何名も業界の「トップ営業」生み出している弊社では、ノウハウが確立されているのでどんな人材でも成果が出せる自信があります。

半年おきに翌期の人材が入学するため、年間で100名の成長を動画で見守れる計画になっています。「この人材が欲しい」と希望した場合はすぐに採用もできますし、じっくりと考えて採用の決断を下すこともできます。実際に働いている様子が分かるので、入社のミスマッチに悩むことも少なくなるでしょう。

一般的なスカウトサービス、求人媒体を使って採用するよりも人材が厳選でき、採用のタイミングも企業側に合わせることが可能です。また履歴書では判断しにくい「人柄」「周囲とのコミュニケーションの取り方」もチェックでき、リアルな姿が見えます。

新規事業を通じて、その人自身が輝ける世界を作りたいと本気で考えています。このテーマは、今までの自分の人生のすべてがつながるテーマです。今までの僕の生き方の集大成として人生を捧げ、必ず成功させていきます。

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