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自分の人生を自分で作りたい。元自衛隊員がスタートアップに飛び込んだ理由【社員インタビュー】

2022年にフィールドセールスとしてジョインした古川は、もともと防衛大学校出身。

現在も元自衛官の方向けにキャリアコーチとして活躍しています。

自衛官の道には進まずに、大企業の適性検査のカスタマーサクセスを経てアッテルを選んだ彼の選択について聞きました。


ー現在の業務を教えてください。

アッテルはフィールドセールス(以下、FS)で入社したメンバーもまずインサイドセールス(以下、IS)を経験することが多いのですが、自分も同様にISとFSを半分ずつくらいの割合で担当しています。

ISとしては途中から役割が変わってきて、入社当初はマーケティングが獲得したリードへの商談化がミッションだったのですが、ここ1か月はパートナーセールスの方に重きを置いて、販売代理店や取次店の開拓を担当しています。もともと興味があって事業的にも必要だと感じていた領域なので、形にしていきたいですね。


ーこれまでのご経歴を教えてください。

地元滋賀県の高校を卒業した後、自衛隊の幹部を育成する日本唯一の機関である防衛大学校に進学しました。小学生時代から励んでいた空手の成果か、昔からストイックな性格で、普通に大学進学して遊んで過ごすよりももっと自分を鍛えられる環境に身を置きたいと思ったんです。

実際に進学してみると、防衛大学校での生活は予想していたよりも遥かに厳しくて、当初は寮のベッドで涙する夜もありました。月日が経つと慣れるもので、元気に楽しく4年間過ごせましたけどね。本当にいろいろな経験をさせていただいて、今では感謝しかありません。しかし、幹部自衛官の道には進まずに民間で働く道を選びました。


ーそのまま幹部自衛官にならなかったのはどうしてですか?

チャレンジのつもりで入った自衛隊(防衛大学校)でしたが、組織の特性上、どうしても保守的な姿勢が求められ、ここでは自分の求めるチャレンジングな生き方は難しいのかもしれないと思いました。いつか起業したい、一隊員としてではなく自分の仕事を自分で作りたいとぼんやり考えるようになったのもこの頃です。

とはいえ、民間に出てからは、自衛隊と民間とのギャップにかなり苦しみました。それまで「いかに任務を遂行するか」ということに重きを置いていたので、自分が何をしたいか?どうしたいか?ということを考える習慣が薄くなっていたんだと思います。自分のやりたいことがわからず、3年くらいはふらふらしていました。25歳を前にして、そろそろ社会人として基礎力をつけたいと思い、一念発起して人材系の大手企業で働き始めました。



ーそこではどんなお仕事をされていたんですか?

適性検査のカスタマーサクセスを担当していました。カスタマーサクセスの方が1人産休に入られるタイミングで派遣社員として入社したため、その方の仕事を引き継いだんです。30〜40社程のお客様を担当し、お客様が適性検査を有効活用できるような形でサポートするとともに、アップセルやクロスセルの促進、研修サービスの販促などを行いました。もともと人材領域に強い興味があったわけではなかったのですが、やってみるととても楽しく、そして意義も感じました。

そこでの成果を認めていただいて直接雇用の社員に契約変更となり、新しい営業モデルを構築するプロジェクトにも参画するなど、モチベーション高く働かせていただきました。そこで働いて3年ほど経ち、新規プロジェクトも落ち着いてきたタイミングで「新しい可能性ものぞいてみようかな」と思い登録した転職サイトで出会ったのがアッテルです。


ーアッテルに興味を持ったのはどういった点でしたか?

人材系企業で働いていたので、もともとアッテルの存在は知っていました。「データアナリティクスが強み」というざっくりとした印象を持っており、これからの時代にフィットしそうという軽い興味でカジュアル面談をお願いしました。

面談前にアッテルのことを調べたり、面談で社員の方とお話ししたりする中で、会社の理念や真摯な姿勢への共感が増してきました。特にマーケティングマネージャーの菅田と話していた時に、会社のビジョンとプロダクト設計がしっかり組み合わされていて矛盾がないことに感動したのを覚えています。そこで志望度が大きく高まりました。

実際に働いてみて思うことですが、アッテルはデータに対して非常に真摯なんですよね。代表の塚本の姿勢として、データに色を付けずに客観的なままとらえているんです。事実を基にデータドリブンな意思決定をしていきたいと考える方には非常に刺さるプロダクトだと思います。


ーアッテルの最終選考では、入社後の動きを想定したディスカッションを実施しています。受けてみてどうでしたか?

大企業での思考回路とスタートアップでのそれは大きく違っていて、自分の持っていた固定観念や視座の低さを痛感しました。しかし逆に負けず嫌い精神に火がつき、最終選考を通して、アッテルで代表からいろいろ学んでいきたいという気持ちが強くなりました。

先ほども話したように、将来的には起業して会社経営していきたいと考えていたので、スタートアップの拡大期に飛び込み、起業家マインドを盗んでいきたいと思いました。



ー副業でキャリアコーチとしても活動されているとのことですが、そちらはどのような活動をされていますか?

今は1対1で自衛官の方とお話しするキャリアコーチングと、オンラインサロンの2つに注力しています。もともとは人材系大手企業にいる時に、ブログやYouTubeで、自衛隊から民間に行く人への情報発信を始めたのが最初でした。それまでの3年間で、自分がやりたいことや何ができるのかがわからなくて回り道をしてしまったという後悔があり、似た状況の人が同じ経験をしなくて済むような情報を発信したいと思いました。1年程で登録者やPVも増え、個別の相談が来るようになり、キャリアコーチングをサービスとして提供するようになりました。そしてコーチングのクライアント同士で交流することで新しい視点が得られるのではないかと思いオンラインサロンを開設した流れです。

自衛隊を経験して「自分の人生なので勇気を持って飛び出したい」と思った時、やっぱり周りからは「自衛隊は安定してるし続けた方がいいよ」と言われることが多いと思うんです。そういった時に、選択を後押ししてあげるコミュニケーションがあってもいいのではないかという気持ちでやっています。今もYouTubeの更新は続けています!

ー実際にアッテルに入社してみていかがでしたか?

入社してまず感じたのは、やはり何事もスピードが速いということです。それから、事業成長へのコミットや責任感が増したことを感じています。自分がこれまで在籍していた自衛隊や大企業では、自分が働いて得た利益が会社に与える影響というのは割合的には小さかったり見えづらかったりしていましたが、スタートアップは一人ひとりの売上や利益がそのまま会社の生命線になります。「自分たちが会社を盛り上げていかないと」という、チームの一員としての意識がだんだん高まってきた気がします。


ーどんな人がアッテルに合うと思いますか?

アッテルのチームにはいろいろな人がいますが、個性が尊重されるとともに可視化されて、その人に合った仕事の組み合わせで業務が進んでいると感じるので、どんな性質の人でも輝けるポジションや役割があるのではないかと思っています。

アッテルは採用精度を高めるプロダクトであり、自社の採用もカルチャーマッチを非常に大切にしています。自分にこの会社が合うかわからないなと思った方も、一度フラットに話してみて、お互いがマッチするかどうかを見ていただけたらいいなと思います。

ーありがとうございました!

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