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採用難の時代。無名でも中小企業でも欲しい人材を獲得するには?

採用難時代には、採用ブランディングが有効

新型コロナウイルスの影響により、5月の完全失業率は2.9%で人数は197万人(前月から19万人増加)となり、終業者数は前年同月に比べて76万人も減りました。さらに潜在的な失業リスクを抱えている休業者は423万人と高水準で、今後も失業者が増える可能性があります。

新卒採用の市場においても、有名企業の内定取り消しが大きな話題となり、HR総研の調査では新型コロナで新卒採用活動を縮小・停止・中止した企業が4割にも及んでいます。


〜現在の新卒採用活動「縮小」「停止」「中止」で4割近く、大企業の7割で最終面接までオンラインのみの可能性も〜 /HR総研:「緊急事態宣言の延長による新卒採用への影響」に関するアンケート 結果報告 - HR総研 | 人事のプロを支援する | HRプロ
ようやく落ち着きを見せている新型コロナウイルスの感染拡大であるが、4月7日〜5月6日の1ヶ月に渡る緊急事態宣言が政府により発出され、なんとか感染拡大の収束を図ってきたものの緊急事態宣言解除には至らず、5月4日には5月31日までの期間延長が発表された(結果的に5月25日に全都道府県で解除となるも、調査当時は特定警戒のうち8都道府県において緊急事態宣言の延長期間中)。国民はこの期間における外出自...
https://www.hrpro.co.jp/research_detail.php?r_no=268


昨今は「少子化による採用難」とか、「採用難による企業倒産増加」とった話題がよくニュースになっていました。新型コロナの影響で採用難の時代に変化が訪れるかもしれませんが、依然として限られたパイから優秀な人材をとるための戦略は必要となるでしょう。

特に名の知られていない企業や中小企業の場合、人気企業や大企業を前に苦戦を強いられています。

そんな時に参考にしたいのが本書、『「無名×中小企業」でもほしい人材を獲得できる 採用ブランディング』です。


「無名×中小企業」でもほしい人材を獲得できる 採用ブランディング
Amazonで深澤 了の「無名×中小企業」でもほしい人材を獲得できる 採用ブランディング。アマゾンならポイント還元本が多数。深澤 了作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また「無名×中小企業」でもほしい人材を獲得できる 採用ブランディングもアマゾン配送商品なら通常配送無料。
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中堅中小企業、BtoB企業の経営者、人事責任者必読の良書

ブランディングはかなりの万能選手で、企業活動のあらゆる局面に役立てることができます。その中でも本書は、採用に特化したブランディング戦略を徹底解説したものとなります。

読んでみると、採用ブランディングとはインナーブランディングの一つであることがわかります。つまり、優秀な社員の採用に寄与するだけでなく、社員のモチベーション向上や理念浸透、さらには企業イメージの向上からマーケティング力向上、ひいては売上向上にもつながる施策なのです。

中堅・中小企業はもちろん、一般的な知名度の低いBtoB企業の経営者や人事責任者にとって参考になる記述が満載で、ブランディングの汎用性、奥深さを感じさせられます。


採用ブランディングでは、母数を求めて確率論的に優秀な人材を採用する従前の手法ではなく、今すでにある自社の魅力を発掘し、見える化して、メッセージ化していくプロセスによって、効率的な採用活動の実現を目指します

なにより、採用から始めるブランディングは、障壁が低く、予算も比較的抑えられ、それでいて効果は高い。そしてずっと長く継続することで、永続的な企業力向上にもなります。

自社に初めてブランディングを取り入れる時の選択肢としても、採用ブランディングは最適な手法の一つではないかと思いました。

採用戦略に携わる担当者や中小企業の経営者の方に、ぜひとも読んでいただきたい一冊です。

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