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2024/02 CTOオープン社内報vol.7 『スマートラウンドのメンバーってどんな人が多いですか?』

皆さんこんにちは!スマートラウンド CTO の小山( @doyaaaaaken )です。

このオープン社内報は、CTOである自身が普段「なにを感じて、どんなことを考えているか」について、月に一回、社内へ共有する試みです。

“オープン社内報” という名称のとおり、この文章の内容は一部編集した上で会社ブログに公開する予定です。

「スマートラウンドのメンバーってどんな人が多いですか?」

僕は採用面談によく出るのですが、「スマートラウンドのメンバーってどんな人が多いですか?」という質問をよくいただきます。

僕は創業からいる人間なわけなので、「そんなのカンタンに答えられるのでは?」と思われるかもしれませんが、実は昔は結構返答に困っていました(笑)。

「プロフェッショナルな人が多いですね」というのが結構スッと口から出ることが多かったのですが、その後に続けて「スピード感はやはり高いですね!あ、あとユーザ志向で…」と説明を続け、一般的なスタートアップの特徴を羅列しているのとあまり変わらないなぁと思ったりしていました。
(余談ですが「プロフェッショナルな人が多い」という特徴は、昔経営陣で「スマートラウンドらしさ」を議論した際にも皆口を揃えて言ってました。)

”よくあるスタートアップらしい”というのは別に全く悪いことではなくむしろ良いことなのですが、”スマートラウンドらしい”ポイントもせっかくなので説明したかったなぁ…と思うことが多かったのです。

そんなことを何回か経て考えた結果、今では「多様性は結構高いですね。各分野からプロフェッショナルな方が集まってます。」といった答えをすることが多くなりました。

数ある特徴の中から、この点を取り上げた背景について書きます。

多様性が高く、プロが集まる

まず創業期の時点で、現経営メンバーでもあるサニーさん・冨田さん・僕それぞれのバックグラウンドも得意分野も年代もバラバラでした。

  • 代表であるサニーさんはシリアルアントレプレナーであり、過去に起業を成功させた経験があります。これまで国内外で様々なビジネスを手掛けてきたことや、僕よりも一回り上の世代であることもあり、経営・営業・プロダクト・財務・法務・経理・総務…と、もはやほとんどの分野を網羅しているのではないかといえるほどのカバー範囲の広さです。
  • 冨田さんは元々セールスフォースにてスタートアップ戦略部を立ち上げ、スタートアップ支援をこれまでしてきたこともあり、スタートアップ・VC業界に非常に顔が広く、周囲の人を巻き込む力があります。
  • 僕はビジネスの経験はありませんでしたが、「良いプロダクトの創り方」や「それを実現するエンジニアリング力」には非常に自信がありました。

また社員のバックグラウンドも様々で、プロダクトカンパニーにいた人、金融業界のプロの人、創業期スタートアップにいた人、スポーツ業界・ブライダル業界など他業種から転身した人など、様々な人が活躍しています。

女性社員の比率も40%を超えており、一般的なスタートアップと比較するとかなり高い部類に入ると思います。

年齢層も固まっておらず、バランスよく散らばっています。

フルリモート企業ということもあり、関東以外から働く人間も多くいますし、各自ライフスタイルも様々です(自分の会社を持って兼業している人も複数いますし、CSの学位を取るべく社会人学生の方もいます)。

このようなことから、僕はスマートラウンドメンバーの特徴として「多様性が高い」「各分野からプロが集まっている」という点をよく候補者の方にお伝えします。

この答えは個人的な見方であり、皆さんに同じ質問をしたら様々な答えが返ってくると思うのですが、自分の見え方を参考としてシェアしてみました。

多様性のメリット

僕の好きな本の1つに『多様性の科学』というものがあります。

多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織
Amazon.co.jp: 多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織 (Audible Audio Edition): マシュー・サイド, 川端 快彰, ディスカヴァー・トゥエンティワン: Audibleオーディオブック
https://www.amazon.co.jp/Audible-%E5%A4%9A%E6%A7%98%E6%80%A7%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6-%E7%94%BB%E4%B8%80%E7%9A%84%E3%81%A7%E5%87%8B%E8%90%BD%E3%81%99%E3%82%8B%E7%B5%84%E7%B9%94%E3%80%81%E8%A4%87%E6%95%B0%E3%81%AE%E8%A6%96%E7%82%B9%E3%81%A7%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%82%92%E8%A7%A3%E6%B1%BA%E3%81%99%E3%82%8B%E7%B5%84%E7%B9%94/dp/B0BN4YMKB7?_encoding=UTF8&qid=1671604915&sr=8-2&linkCode=sl1&tag=d21_rs_pr-22&linkId=97f605cb2059ba2c06d920ca3f0daa09&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl


この本では「多様性のメリット」や「どんなときに効果的なのか」などについて紹介されています。

下図は本から引用したのですが、多様性があると「複雑な問題に対し様々な見方で捉えられるようになるため、解決方法が見つかりやすくなる」メリットがあります。

マシュー・サイド著(2021)『多様性の科学』株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン出版より引用

ただし、ただ単に多様性があれば全てが良し!というわけではないことも書かれています。
「各個人がプロとしてその分野に高い能力を有している」必要がありますし、「逆に簡単な日常業務においてだと多様な意見をぶつけあってもむしろ解決が遅くなってしまう」という注意点もあります。

つまり「多様性があればOK!」ではなく、うまく多様な意見を取り入れる努力・スキルが必要ということです。

現在、各チームで目標の再定義を進めているタイミングということもあり、社内で様々な複雑性の高いプロジェクトが走っているかと思います。
困難な問題を解決すべく、チーム外の適切な人を巻き込み多様な視点を入れ(また巻き込まれた人はしっかりと価値を出し)、全社一丸で様々な課題を解決していきたいです。

以上です!

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