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【社員インタビューvol.2】モバイルクリエイト設立メンバーが語る21年間の軌跡

皆さんこんにちは!モバイルクリエイト採用担当の神(こう)です。 

今日はモバイルクリエイト技術部開発室バスチーム、チームリーダーの早木さんにインタビューしていきたいと思います!!
 
モバイルクリエイトの主力製品の一つであるバスロケーションシステム『モバステーション』は、全国約1万台の路線バスに導入されています。 
日本全国には約5万台の路線バスが走っているといわれているので、当社のモバステーションは全国的にも高いシェアを誇っているシステムなんです! 
 
そんなバスシステムの開発を担当するチームのリーダー早木さんは、なんとモバイルクリエイトの設立メンバー! 

今回は知られざるモバイルクリエイト設立当初のお話もたくさん聞くことが出来ました! 

―早木さん、まずは自己紹介をお願いします!  
 
私はモバイルクリエイト設立後に第1期生として2003年4月に新卒入社し、現在入社21年目になります。 
入社後は開発部に所属し、主にトラックの動態管理システム(モバロケ)、タクシー配車システム(新視令)の開発に携わりました。 

そして、2012年から現在までの約11年間は一貫してバスの動態管理システム(モバステーション)の開発に取り組んでいます。 

―トラック、バス、タクシーの動態管理システムという当社のコアシステムに幅広く携わっているんですね! 

―モバイルクリエイトが出来てすぐに新卒入社した第一期生ということですが、会社との出会いについて教えてください!

 私は大分県中津市にある大分県立工科短期大学校という学校に通っていたのですが、一つ上の先輩がモバイルクリエイトの前身となる会社に入社しており、その関係で学校に求人募集がありました。 

私は高校時代まで大分市に住んでいましたので、地元で働きたいという思いもあり応募することにしました。合格をいただいたときはとても安心したことを覚えています。 


―それでは、入社してからこれまでのキャリアについて詳しく教えてください。  

 入社後数年間は、プログラミングの基礎を学びながら社内の勤怠管理システムの構築とエムロケ(現モバロケ)の開発に携わっていました。

その後、タクシー配車システム新視令の開発にも携わるようになりました。 2005年頃、タクシー向けナビゲーションシステムを新たに自社開発することになった際に、私はナビゲーションソフトの開発を主に担当しました。 

そして、2012年頃から現在までは、モバステーションの開発に取り組んでいます。 


開発に携わったタクシー向けナビゲーションシステム(2005年)

―現在早木さんがメインで担当しているモバステーションとはどういったシステムですか?また製品の良さについても教えてください!

バスの車内に当社の自社製品であるIP無線機とGPSアンテナを設置し、バス車両の動態をクラウドサーバにリアルタイムで送信します。 データはセンター側で集中管理し、バス事業者は、万全な運行管理体制の構築、緊急時の迅速な対応が可能になります。 

また、バス利用者にもバスロケーションサイト等でバスの位置情報や案内表示板等でバス接近案内をすることができるようになります。 

―なるほど、モバイルクリエイトの良さと言えばセンターシステムなどのソフトウェア開発だけでなく、IP無線やデジタルサイネージなどのハードウェア開発の両方を手掛けているということですよね!  



―入社前にモバイルクリエイトに抱いていたイメージと、実際入社してからでギャプはありましたか?  

実は、入社前に抱いていたイメージというものは特になかったです・・・。 
ただ、入社してしばらくは従業員が少なかったため、私達エンジニアも製品の開発だけでなく導入、保守全てやる!という会社だったことには驚きました。

 今では従業員が増え、組織も大きくなりましたので、製品の導入や保守を行うカスタマサービス課や、24時間365日お客様からのお問い合わせを受けるコールセンターがあります。 

その当時はとにかく大変で、毎日がむしゃらに働いていました。笑 

  

―入社してみて感じた、「モバイルクリエイトのここがすごい!」と思うポイントがあれば教えてください!  

やはり、21年間で会社がここまで成長したことでしょうか。 

モバイルクリエイト第一期生である私が入社した当時は社員13名のベンチャー企業でした。 

 その後、2012年に上場するまでの間、社長が『社員を100名規模まで増やしたい』と仰っていたのを覚えていますが、今ではFIGグループ全体で700名を超えるまでに成長したことが純粋にすごいと感じています。 

 ―これまでで一番楽しかった(印象に残っている)会社のイベントなどはありますか? 

設立10周年で開いた忘年会です。私は幹事をしたのですが、アナウンサーの方を呼んで司会をしてもらったり、マジックショーをしたりしてとても楽しかったことを覚えています。 

忘年会で幹事をする早木さん(写真中央) 


―では逆に、大変だったことや悩んだことはありますか? 

設立当初の話に戻りますが、開発から導入、保守までやっていましたのでとにかく大変でした。 

さらに、仕事も途切れることなくずっとその状態が続いていましたので、大変でしたが色々と悩む余裕はなかったかもしれないです。 

なかでも特に記憶に残っているのは、タクシー向け配車システム『新視令』の自社ナビゲーションの開発です。 
簡単に言うと、配車室からの指示を受けてお客様の元へ案内するタクシー業務に特化したソフトなのですが、不具合があって乗務員さんにこっぴどく怒られた事をよく覚えています。 

自分が作ったソフトウェアが乗務員の皆さんの生活に直結するものなんだと感じ、もっと責任をもって仕事をしないといけないと決意した瞬間でした。 

―お客様の業務を支えるシステム開発は責任重大ですよね。では、そんなモバイルクリエイトならではの仕事のやりがいとは何でしょう? 

自分たちが開発した製品が、一般ユーザーの生活の一部になっているということだと思います。 例えば、通勤中のバス停でふと目にするサイネージや、タクシーで支払いをするときに使う電子決済システムなど、日常生活で使ってもらっているという実感があります。 

自分が作ったシステムが使われている様子を実際に目にすることが出来るのは、エンジニアとしてとても嬉しいことです。

―どうやって辛い時期を乗り越えましたか?支えになったものや考え方があれば教えてください。  

過去は変えられないので、良い意味で「失敗しても気にせずすぐに切り替える」ようにしています。 

もちろん反省して同じ失敗は繰り返さないようにしないといけないですが。 

―新卒~21年間勤務された中で、1番成長したと思うポイントはありますか? 

一番はメンタル面が成長したと思います。当時は大変だと思っていましたが、製品の導入や保守の現場でお客さんの声を直に聞くことが、色々と自身が成長するきっかけになったと思っています。 

自分が作ったものがどのように評価されているか直接聞く事で、評価されれば素直に嬉しいですし、評価されなければ落ち込むときもあります。 

どんな人がシステムを使っているかを知ることでよりモチベーションも上がりますし、思い入れも深まって仕事に取り組む事が出来ると考えています。

―では、今後についての質問です。  
―バスチームはどんなチームで、これからどうしていきたいですか?   

バスチームは経験豊富なベテランメンバーが多く、今年ようやく若手メンバーが入ったところです。 

あまり凝り固まった考えに執着することはせず、若手メンバーの意見も取り入れつつバランスの取れたチーム、また、前向きに仕事ができるチームにしたいです。

ですので、ポジティブ思考で前向きな人にチームの一員になってほしいと思います。 

 大学生向けにバスシステムの説明をする早木さん 

 

ーでは最後に、チームリーダーの立場として、目指しているチーム像やリーダー像があれば教えてください!  

否定から入らずに、まずはよく人の意見を聞くチームです。 

私個人としては「何かを始めるのに遅すぎることは無い」という言葉が好きなので、この言葉を常に心掛けて仕事に取り組むようにしています。 


―早木さん、ありがとうございました! 
 
当時たった13人の社員でスタートしたモバイルクリエイト。 

現在設立21周年を迎え、FIGグループという総勢700名を超える大きな企業グループになるまでには、多くの苦労、挑戦、成功がありました。 
 
そんな会社の酸いも甘いも知っている早木さんの言葉だからこそ、常にポジティブに物事を捉えることの大切さを感じることが出来ますね。 

モバイルクリエイトでは、私たちのベンチャー精神に共感してくださる方にぜひ仲間になっていただければと思います。 

皆様からのご応募、お待ちしております! 

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