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【#アダビトにいる理由】大好きな人たちとやりたいことに人生を賭ける l 早坂 啓伸さん

はじめに

株式会社アダビトで働くメンバーに「アダビトで働く理由」をインタビュー形式で深堀りしていく企画「#アダビトにいる理由」

第3回目となる今回は、アダビトのファイナンスや組織まわりなどを担っている早坂さんにお話を聴いていきます。

【早坂 啓伸さんのプロフィール】

1998年生まれ。東京都出身。大学在学中の2019年4月にシード期のスタートアップに投資を行うF Venturesに参画。C向けサービスやエンタメ領域等を中心とした投資業務、インキュベーションプログラムの立ち上げやバックオフィス、ファンドレイズのサポート等を経験。
2023年7月にアダビトに参画し、アダビトではファイナンスや組織作り、バックオフィスなどを担当。
アダビトは前職時代の投資先で、この激アツ展開に自分が一番驚いている。


今回のインタビューでは、

  • アダビトとの出会い
  • 入社するまでの出来事
  • これからの目標

などを中心にお話ししているので、「アダビトってどんな人がいるんだろう?」と思った方やアダビトにご興味を持っていただけた方はぜひご覧になっていただければ幸いです!

アダビトではどんな仕事をしているか?



今のポジションについて教えてください!

早坂

主にファイナンスと組織まわり、バックオフィスなど会社の守り部分を主に担当していて、今、メインでやっているのは次回の資金調達やその先の未来に向けた諸々の仕込みや設計ですね。

後藤さんと今後の方針や事業戦略について話しながら、それを実際の事業計画に落とし込んで、これから必要になることを洗い出したり、今やるべきことなどは僕の方で巻き取りながら、成長に向けての仕込みを行いつつ、直近では次回の資金調達を無事完了できるように動いています。

※ベンチャーキャピタル(VC)とは、スタートアップやベンチャーといった、高い成長率が見込まれる未上場企業に対して、投資を行う会社のこと

アダビトとの出会い

代表の後藤さんとはどこで出会ったのですか?

早坂

前職のF Venturesというシード期を対象としたベンチャーキャピタルで投資担当をしていた時に当時すでにアダビトの株主だった担当者の方にアダビトを紹介してもらって、2020年9月頃にオンラインで初めて後藤さんとお話しをしました。

お話しさせていただく中で、後藤さんの「キャラクターに対する愛」をすごく感じたのはもちろんなんですが、それと同じぐらい事業としてキャラクターをどう作るか、みたいなことも深く考えられていて、後藤さんのクリエイティブな思考とロジカルな思考のバランス感覚とそれを実際に実行に移しているところに魅力を感じて、投資させていただきたいなと思いました。

とはいえ、難易度の高い事業であるのは間違いないことと、当時はまだキャラクターがいなくて、判断材料が少なかったので、どうやったら納得してもらえるかみたいな話を後藤さんと二人でしてましたね。

後藤

当時はめちゃくちゃ一生懸命考えたけど、今振り返ってみるととってつけたような理由を考えてましたね笑

早坂

そうですね笑

とにかくいける!っていう感覚だけはあったので、もう一押しするために何が必要かを二人で考えてました。

後藤

何回か面談を重ねて、スカイツリーの下のカフェで投資していただくことが決まりましたね!
懐かしい笑

早坂

カフェで代表と三人で話した後、帰り際に後藤さんと二人でたこ焼きを食べて帰りましたよね笑 
投資させていただいてから退職するまでの3年間のは、2週間に1回くらいは定期的にお話ししてました。

サイマスが始まったころの印象的な出来事はありますか?

早坂

サイマスが始まって一番最初の頃に「サイマスオーディションをやる」という話になり、後藤さんがオーディションごとに新しいキャラクターを10体以上作ってたんですよ。

それを3回くらいやっていたので、最終的には後藤さん1人で30~40体くらいのキャラクターを作っていて、それをみて、投資して最初にいい意味で狂気的だなと思った瞬間でした。

その後、オーディションに受かったキャラクターたちも決して最初から順風満帆だったわけではなく、伸び悩んだりすることももちろんあり、その度に周りが無理だろうと思ってしまうような目標を掲げて、実現させる姿を見る度に同じ狂気は感じ続けてました。

そんなキャラクターたちがすくすくと育って、コラボカフェやポップアップができるくらいに成長していることを思うと、感慨深いですね。

アダビトに参画したきっかけ


アダビトに入ろうと思ったきっかけや決め手を教えてください!

早坂

前職のベンチャーキャピタルで投資担当として働いていた時は、生活が豊かになるものを個人的なテーマとして持っていました。「生活が豊かになる」は、生活が便利になるだけじゃなくて、楽しくなったりするような価値も含めて豊かになるものというニュアンスです。

アダビトでいうと、日々の生活のなかで辛い時にサイマスのキャラたちの投稿やグッズから元気をもらったりなど。

そういう人々の暮らしを豊かにするもの、領域でいうとC向け領域(消費者向け)やエンタメ領域、ブロックチェーン領域などを中心に投資と投資先のサポートをさせていただいていたのですが、外部環境の変化なども含めて次第に自分自身もプレイヤーとして挑戦したいという想いが強くなり、起業準備のために2023年3月末に退職しました。

退職した当初は、前職時代から大好きだったC向けのプロダクトで多くの人たちに利用されるものを作りたいと思ってヒアリングやデザインをひいたりしていたのですが、紆余曲折あり、一度立ち止まって、どの領域に挑戦するかを改めて考えていく中で、「自分が好きな領域であることは前提の上で、世界と比較しても一番優秀な人たちが日本に集まっている領域ってなんだろう」と思った時に、エンタメ領域かなと思ったんです。

アニメやゲーム、漫画などをはじめ、クリエイターさんのレベルの高さもそうですし、そうしたクリエイターさんたちが集積しているのが日本だなと。

エンタメを軸に、具体的な事業を考えていく中で、短尺動画やwebtoonなどのよりライトなコンテンツから原作を作っていくのがいいかもしれないと思い始めた時に、後藤さんの顔が脳裏をよぎりました。

もちろん自分でやるという選択肢もありましたが、投資させていただいてから3年間、後藤さんの狂気的な姿を何度も見ていましたし、後藤さんたちならうまくいくと心から思って投資させていただいた当時の気持ちは全く変わっていませんでした。

それから、頭でも心でも考えた上で、やりたいことに大好きな人たちと挑戦できるのは、大変なことも多いだろうけど何よりもきっと楽しいだろうと、退職時の自分が思いもしていなかった選択肢にワクワクしてしまい、3月に退職の報告を後藤さんにしたばかりだったのですが、とりあえず後藤さんに連絡しました。

チャットの文章で細かいニュアンスまで伝えられる自信がなかったので、ひとまず「起業に関する相談」という名目でお茶を取り付けて、オフィス近くのカフェで、ここまでの経緯を説明した上で、「採用してたりしますか?」とダメ元で直接聞いてみました。

後藤さんは採用の話を聞いてどう思いましたか?

後藤

今回のご相談をいただいた時はめちゃくちゃびっくりしましたね。
ただ、再評価してもらえたことは素直に嬉しかったです(投資が決まった時に一度評価いただいたと思っているので)。

僕は、お金を使うよりも時間を使う方が人生って重たい決断だと思ってるんです。
なので今回の話は棚から牡丹餅というか。本当に嬉しく思いました。

でも、投資家と話すのと従業員として一緒にやっていくのは全然違うし、2週間に1度会っていたとはいえ、当時は投資家の人と話しをするという気持ちで面談に臨んでいたので、これからどういう風に関わっていくかイメージが沸かず、少し悩んだところではありました。

ご相談いただいたその日に3~4時間くらい話して、アダビトの実態を率直に伝えながらどうするか考えるための材料を得ていったんですが、最初は9割くらい採用できないかもしれないなという気持ちでした。

今回みたいな具体的にその方の業務イメージが湧いていないパターンだと基本的には採用しない方針なので、社内の人たちにも「採用する確率10%くらいだと思う」と伝えていました。

でも、僕の中でワクワクというか、「なんか面白いな」っていう感情がずっとあって、それが消えなかったんです。
それから、この感情をうまく言語化して一緒にできたらいいなって思うようになりました。

そこから言語化するための会話を早坂さんと話したり、実際にオフィスにきてもらって、終電が無くなるまで話したりして、論理的に一緒にやっていくための要素を埋めていって、最終的に一緒にやっていこうという結論に至りました。

今考え直してみると、今深く繋がりがある人はそういう出会い方をしていた気がします。
例えば、副社長の池野さんは元々大学時代の友達で、元々はサーバ系の勉強をしていたから、一緒にやっていく上で必要なスキルは後から学んでいきましたし。

イラストレーターの方は、当時もう必要な人数は採用できていたのですが、「この人は絶対に取るべきだ!」と思って、仕事がまだない状態でも採用した。

トレトイの事業責任者の方も、元々知り合いで、特にお任せするポジションが明確にあるわけではなかったけど、とりあえず来てもらってから埋め合わせしたり。

迷っている間、早坂さんには「何もしないで待っててください」って伝えてました。笑
最終的には今の早坂さんの職務、財務周りや採用面の組織まわり、それからバックオフィス周りの強化が僕の中での答えでした。

今まで僕か副社長がやっていた部分をこれから組織が拡大していく中でやり続けるのはしんどいなと思っていました。
そこで会社の守り部分である3つの領域の隊長みたいな人がいたらいいなと思って。

あとは、僕が一番頼りにしている部分は、経営課題から逆算できる思考の部分ですね。
元々投資家だったこともあって、僕らの事業を全て理解してくれていて話が早くて、会社が成長していくにあたって必要なことを「あれやらないといけないよね」って話をすると「そうですよね」ってすぐ逆算して形にしてくれるので、この部分で助けてくれる信頼があり、イメージが沸きました。

今後について

ご自身の今後について、考えていることがあれば教えてください

早坂

僕個人としては、とにかくゴリゴリ働きたいなと思っています。

「自分は何があれば楽しく生きていけるんだろう」と考えた時に、「誰と何をするか」が自分にとっては一番大事だという結論に至りました。

それに当てはめた時に、アダビトには信頼できる大好きな人たちも、自分が心からやりたいと思えることも、全部あるので、とにかく自分自身これからももっと成長して、アダビトが成長していく中でも、それを上回っていくという目線を持ってやるに尽きるかなと。

あとは、家族や友達、先輩など周りの人もちゃんと幸せであることももちろん大事で、困った時や辛い時に助けられるようにありたいと思っているのですが、ここに至るまでは逆に周りの人たちにお世話になりっぱなしだったので、これから僕自身がもっと成長して、少しずつでも周りに対して、自分ができることを増やしていけたらと思っています。

アダビトのこれから

アダビトでの今後の目標はありますか?

早坂

アダビトとしては、目の前のこととちゃんと向き合って、コツコツ積み上げていければ、サイマスから、名前を聞けばみんなが思い浮かべるような日本一のキャラクターを目指すことは現実的に可能だと思っています。

あと、あさみみちゃんをはじめ、サイマスのキャラクターは早い段階から海外にもファンがいらっしゃるのが特徴の1つなんですが、そういった現状を含めると、日本に限らず、早期から世界に広げていけると思っていて、あさみみちゃんたちのぬいぐるみは当たり前のように世界の至る所で誰かのそばにあるような状態にしていきたいです。

後藤

サイマスは「素朴でそばにいるマスコットキャラたち」というテーマでやっているのですが、「寄り添う」っていうのを広げていきたいんですよね。

サイマスやキャラクターのファンに寄り添うってところもやっていきたいのですが、時代レベルで寄り添う規模にしていきたいと思っています。

僕らは「明日の楽しみをつくる」をミッションに掲げているんですけど、作品を通して明日を楽しくしていって寄り添った結果、時代全体までその考えにできるような会社になっていったら、これはすごいことだなって思います。

おわりに

今回は、「#アダビトにいる理由」第3回目として、アダビトのファイナンスや組織まわりなどを担っている早坂さんにインタビューを実施しました。

早坂さん自身がアダビトに入社された経緯に加えて、「元VC目線でのアダビトのこれまで」や「アダビトの今後の展望」などこれまであまり語ってこなかったアダビトの見据える未来や目標についても触れられたと思います。

他のメンバーのインタビュー記事も公開しておりますので、ぜひそちらもご覧いただければ幸いです!


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現在、アダビトは今後の拡大に向けて、イラストレーターやキャラクターグッズの商品企画プランナーをはじめ、全方位で採用を強化していますので、少しでもアダビトにご興味を持ってくださった方や「話を聞いてみたい!」と思ってくださった方は、ぜひ募集記事からエントリーをお待ちしております!



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