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僕の自省ノート① -インターンで学んだ10のコト-


はじめまして。日本ビジネスアート(以下JBA)、学生インターンの井上と申します。

今回このように記事を書かせていただく機会を頂き、非常に恐縮しているのですが、JBAで学んだことを自分なりに発信させていただければと思います。

まず端的に、僕の自己紹介をさせていただくと、

・関西出身、在住の大学生(現在4年生)
・2年半ほど前にJBAで長期インターンシップを開始
・JBAでは企画部に所属、主にお客様への提案資料の作成などを担当

と、ざっとこんな感じです。

JBAで働くことになったきっかけや、僕が業務で大切にしている価値観などについては、Wantedlyの募集記事「全ボツから、大活躍へ。その成功を支えたのは”ツッコミ”だった。」にて公開中ですので、そちらをご覧いただければ幸いです。

さて、今回のこのストーリーでの連載では「僕の自省ノート」と称して、インターンをする上で感じた僕の「反省」や「自省」、「教訓」を、JBAの業務内容と絡めながらご紹介させていただきたいと思います。

少々トリッキーなタイトルではありますが、単純に日々の業務を紹介するだけでは味気ないなと感じたのが一つと、

反省を軸にした方が、JBAで学んだことや自分の考えが、読者のみなさんにも伝わりやすいかなと思い、この形式を採用しました。(かえって分かりにくかったらスミマセン)

では、早速始めていきます!

反省①相手主語で考える。誰のための仕事かを見失わない。

僕はJBAに入るまでは飲食店でアルバイトをしていたのですが、そのときと比べて自分がより強く意識するようになった部分が、この「相手目線」「お客さま目線」で考えることです。

飲食店で働いていた頃はお客さまと直接関わる機会も多く、注文を取ったりフードを提供したりとやるべきことは常に明確なので、いま自分が何をすべきなのか…と目的を見失うことはほとんどありません。

インターンでもお客さま※に向けてお仕事をするという部分は共通ですが、
お仕事の依頼をはじめ、業務で関わるのは社員さんや学生さんがほとんど、という部分が特徴的です。

※JBAのお客さまは大手企業の担当者さまがほとんどで、広報部や経営企画部の方が主です

僕は企画職として、企業にまつわる業界・市場データを集めてまとめる「企業分析」資料の作成や、先方に施策を提案するための「企画書・提案資料」の作成を主に行っているのですが、
その業務の性質上、自分の作ったアウトプットは(チェック・修正等を経て)最終的にお客さまの手元に届くことになります。大手企業に自分が価値を貢献できることに対して、非常にやりがいはある一方で、やはりプレッシャーや難しさを感じることも常々あります。

ここで難しいのは、お客さまとは直接会えない中でも、お客さまの方向を向き、お客さまに喜ばれる仕事をしなければならない、ということです。お客さまと面と向かう仕事でないからこそ、普段の業務から自分の仕事の先にあるお客さまの存在を強く意識しないといけません。

言われたことだけを一生懸命きちんとやることが正解ではありません。かといって、自分で満足のいく仕事をしたからといってそれが正解とも限りません。

常にお客さまのために何をするのが最善なのか、次に何をすべきなのかを、頭をフル回転させながら決めていく。
セオリーもなく正解がわからない中で、常にベストを出そうともがく…そうした仕事への向き合い方はこれまでの他のバイトでは決して味わえませんでした。

例えば資料づくりを一つとっても、お客さまが何を求めているのか、こちらがお客さまに何を伝えたいのかによって、資料の体裁やメッセージ、強調すべき要素は大きく変わってきます。

その辺りをしっかり意識せずに漠然と言われた通りに情報をまとめても、何が言いたいかよくわからない「資料のための資料」が爆誕してしまうだけです。
これは企画初心者にありがちな現象で、自分もよく"自己満"資料を作ってしまっていました…(今でもうっかりやりがちなので気をつけていますが、、)

自己満資料は、例えば以下のような項目が当てはまります。

■"自己満"資料の特徴
・誰に向けた資料かが明確になっていない
・資料の用途を踏まえたつくりになっていない
(例:社内稟議用など、資料が独り歩きする可能性があるにもかかわらず、口頭での補足を要する内容になっている、など)
・目次や各頁の見出しなどの、全体像や現状の立ち位置を示す工夫がない
(今の話題がどういう流れで出てきたのか、唐突で理解が追いつかない)
・ページ単位での「言いたいこと」が伝わらない
(各ページでの粒度がバラバラなときにありがち)
・色、フォント、文字の大きさに統一感がない
・オブジェクトの配置や隙間がバラバラで、整列されていない
・グラフや図から読み取れるメッセージが一義的でない
(解釈を読み手に委ねてしまっている)
・難解な単語や表現が用いられている
(文章でカッコつけているが、シンプルに読みづらい)
・一文が極端に長い/短い

あくまで上記の特徴は例に過ぎませんが、こうした読み手を無視した「独りよがり」な資料は、企画資料にかかわらず一般に敬遠される傾向にあります。誰かに向けて作るものである以上、その中身も誰かに寄り添ったものでなければなりません。(逆にいうと、読み手への気配りさえ持てば、目につくポイントも変わってくるはずです。)

相手に向けて作るなんて当たり前ではないかと思われるかもしれませんが、常に相手目線で考えるというのは非常に難しいとも感じます。

自分の場合、案件を共有され意見を出していくフェーズではお客さまのことを意識していても、
考えたアイデアをアウトプットに落とし込む過程では、どうしても自分の伝えたいことをどうカタチにするか?という方へ意識がいってしまい、読み手の存在が希薄になってしまう、といったことがよくありました。

資料が”自己満”に陥っていることは、自分ではなかなか気づきにくいです。そのため、資料をチェックしてもらう際に、そのリアクションが「う~ん…」といったような芳しくないものであれば、改めて読み手目線で見直す・作り直すよう心がけています。

ちなみに、僕は2年半携わった企画業務において、来る日も来る日もひたすら提案書やプレゼン資料といったPowerPoint資料の作成を行っておりまして、こうした”自己満”資料で打ちのめされたことも数多くあります。

しかしその一方で、いろんな困難にぶち当たりながらも、その過程で段々と資料づくりのコツが見えはじめ、マイルールが確立されてきたのもまた事実です。

今回の主題である相手目線の話とは若干ズレますが、ここに自分なりに編み出した「パワポを扱う上での十戒」を載せておきます。
これさえ意識していれば、少なくとも”自己満”パワポからは脱却できる!!…はずです

(また機会があれば、個々の項目の説明もどこかでやりたいなと思っています)


少し話が資料づくりの話に脱線してしまいましたが、インターンではとにかく「相手(お客さま)から見てどうか」を意識する癖が身につきました。それはJBAの徹底したお客さまファーストの文化、「お客さまのためならどこまででも価値貢献する」という姿勢から学んだ部分が非常に大きいです。

仕事やビジネスは世の中の需要があるから存在・成立する。そうである以上、仕事は他者基準で考えるのが当たり前。
お客さまのためならすべきことは全てするし、求められること以上を進んで貢献する。

当たり前だけどなかなか行動に移すのは難しいし、奥深い。
相手目線で考えることは、すべての仕事の原則であり、不文律であるように感じます。

それらはすべて、このJBAで強く実感させられました。

<インターンで学んだ10のコト>
①相手主語で考える。誰のための仕事かを見失わない。
②ゴールを決めてから動き出す。やみくもに走り出さない。
③事実と仮説を区別する。感覚ベースでコミュニケーションをとらない。
➃常にリアル、「真」を探る。目に見えるものだけを追わない。
⑤まずは大枠を固め、全体像を把握する。いきなり100%を目指さない。
⑥ヒアリングは「訊く」場。「聴く」だけで満足しない。
⑦結論から伝える。スタンスを決めずに議論しない。
⑧常にプラスアルファを心がける。何事も惰性で取り組まない。
⑨自分の苦手な分野は人に頼る。独力でムリヤリ解決しようとしない。
⑩謙虚かつ貪欲に考える。思考停止しない、言語化をさぼらない。

以上、大阪拠点井上さんの記事でした!このストーリーでは、JBAのインターン生が日々の業務にあたる中で得られた大切な価値観や気づきを発信しています。募集記事も掲載していますのでそちらも是非ご覧ください!

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