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入社2ヶ月の新卒社員が社内システムを開発。仕事をする上で学んだ3つのこと

先日、エンジニア・ディレクター・デザイナー新卒社員が研修の最終項目として開発をおこなった、社内システムがお披露目されました。その名も「HAPPYシャッフルン」!本社オフィスに出社をした際に、その日一日どの席で業務を行うか、座席をランダムにくじ引きできるシステムです。

今回は、入社後初めての業務として開発に携わった新卒に、自分たちだけで開発を進めた挑戦の裏側を聞き、まとめした。

そもそも、「HAPPY シャッフルン」とは

ウエディングパークでは、2021年3月に本社オフィスをリニューアル。オフィスの意義を「未来を共創するコミュニティスペース」と再定義し、座席のフリーアドレス制を導入しました。

(※オフィスについて詳しくはこちら:https://www.wantedly.com/companies/weddingpark/post_articles/317900)

しかし、社員からは「どこに座るか迷ってしまう」「席が固定化されてしまう」という声があがり、コミュニケーションを活性化していくための工夫が必要となりました。

そこでできた仕組みが「シャッフル座席」です。これは、マネージャーがLeader8を体現するプロジェクト「まっすぐ8」から生まれました。

(※まっすぐ8について詳しくはこちら:https://www.wantedly.com/companies/weddingpark/post_articles/334145)

当初は紙のくじを使ったアナログ形式で運用していましたが、クリエイター新卒研修の集大成として、シャッフル座席のシステム化が進められました。

完成したシステムの名前は「HAPPY シャッフルン」。「シャッフルでルンルン」というコンセプトで、朝から社員にワクワクを与えたいという思いから、このネーミングに決定しました。


▼会社の入口付近に設置をしているシャッフルン。ボタンを押したくなるような、シャッフルンを触りたくなるようなUIにすべく、ボタン感を出したデザインに変更するなど、こだわりも。

学び①:タスクが細分化できているほど、業務効率が上がる

エンジニア新卒Mさん:実は、このシステム開発をする前の研修で開発タスクの細分化ができておらず、納得の行く結果を得られなくて悔しい思いをした経験がありました。その苦い思いがあったので、今回は細かすぎると言われるくらい細かくタスクを分割したら案の定開発がとてもやりやすかったです。また、細かくタスクを細分化することで実装イメージがつきにくい部分がわかり、そこの相談を先輩に予めしておくといったことにもつながったので、研修前の自分と比べるととても大きな成長だと思っています。今後の実業務においても細かいだろと言われるくらい細分化を行って丁寧な開発をしていきたいと思います。

デザイナー新卒Oさん:開発当初、「デザインする」「コーディングする」という大きなタスクは分かっていても、その中のタスクを細分化できていませんでした。そのため、あとどれくらいで終わるかを把握できず、漠然とした不安に襲われたことがありました。そこからできるだけタスクを細分化することでマイルストーンを置くことができました。不安が大きくなり集中できなくなる前に、やることを明確にするのが大事だと思います。

学び②:報連相をしっかりすることで先輩社員を巻き込む

エンジニア新卒Mさん:これはきっとエンジニア以外の方にも通ずることだと思いますが、関わる方々への「報連相」つまり「進捗、変化、意図を常に共有できているのか」というのは組織で仕事をしていくにあたって重要であり、仕事のスピードにも大きく関わってくると思っています。実際、今回チーム間で進捗や変化の報連相ができていなければ、臨機応変なスケジュール変更ができていなかったと思いますし、先輩へのコードレビュー事前依頼もなかったらスケジュール通りでリリースができていなかったと思っています。当たり前だけれど社会人として必要不可欠なこの報連相をシャッフルンのシステム開発をとおして学び、以前よりもできるようになったことは大きな成長の1つでした。

デザイナー新卒Oさん:今回は大きな開発となり、コーディングにおいては初めての言語を使う場面もあったため、自分にとってチャレンジングな経験でした。そんなチャレンジを成功させるために大切だったのが、人を巻き込むことでした。先輩の時間を前日のうちに抑えて意識的に相談タイムを作ったり、いただいたコードレビューで少しでも理解に苦しんだ箇所はすぐZoomを繋いで相談したり…。早い段階で客観的にコードを見ていただくことが大事だと実感しました。

デザイナー新卒Sさん:初めての0からの開発でわからないことだらけだったため、いかに周りを早く巻き込めるかが大切だと学びました。初めは質問することも躊躇してしまっていましたが、「爽やかに厚かましく」巻き込むことを意識して無事に開発を進めることができました。

ディレクター新卒Mさん:より良いサービスをつくるためには「できることは全部やること」が大切。最初は「私たちでなんとかして、完成させなきゃ!」とばかり考えていましたが、経験豊富な先輩方をたくさん巻き込まなければ「全部やること」ができません。1年目だからこそ、先輩の知識を全力で吸収するつもりで、積極的に意見をもらいにいきました。先輩方が、みんな優しく丁寧に教えてくださり、本当に心強かったです。

学び③:手段にとらわれず、本来の目的・ゴールを忘れないこと

ディレクター新卒Mさん:案件自体はあくまで手段の一つでしかありません。その案件を行うことで、会社をどんな状態にしたいのか、何を解決したいのか、考える大切さを学びました。今回でいうと、シャッフルンを作ることがゴールではなく、システムを作ることで社内を活性化させるというのが最大の目的だったので、仕様、デザインの段階でも「これで社内活性化するかな?」「課題解決するかな?」と考えながら取り組むことができました。

デザイナー新卒Sさん:今回のミッションは「シャッフル座席施策のシステム化」でした。プロジェクト進めていくにあたり、改めて自分たちで施策自体の目的や課題感を話し合いました。その中で「システム化」はあくまで手段であり「オフィスの活性化」が目的ということを共通認識できたことが良かったと思っています。目的が正しくすり合ったことで、品質が向上し、社員の方々にも満足していただけるシステムができたと感じています。


入社2ヶ月目での大きなチャレンジ。

新卒社員にとってはプレッシャーを感じることも多くあったかと思いますが、チャレンジの分だけ成長できる。一人では難しい業務も、先輩社員やプロジェクトメンバーと一緒に協力をすれば、一つの物を創り上げることができる。

シャッフルンの開発を通して、チームで仕事をする醍醐味を感じることができたのではないでしょうか。実際に使用した社員の反応を日報で見るなどし、チームや会社に貢献する喜びを実感したようです。

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