【CTO Message #12】しあわせのかたち
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筆者:田村 秀一(取締役/CTO)
おはこんばんにちは。
田村です。
最近はいろんなゲームをちょいちょいやっているため、どれも終わらずです。
家族が夏休みで旅行に行っている間、早起きしてゼルダを始めたのですが気づいたら夕方になってました。恐ろしや。(しかも寄り道ばかりで大して進んでない)
この記事は8月24日に書いていますが、翌日はARMERD CORE 6の発売日。
シリーズは未プレイなのですが、DARK SOULやELDEN RINGのFROM SOFTWAREの作品なのでこれはプレイしなければなりません。
ゲームで遊んで、強い敵を倒せたり、難しい目標を達成したりすると嬉しいですね。小さな幸せ、というやつです。
では大きな幸せとは?
結婚?優勝?莫大な富?
冷静に思い返すと、瞬間的に大きな幸せだと言えることは個人的にあまりない気がします。
結婚や出産はもちろん幸せな出来事ではありましたが、正直に言えば同時に将来や責任も感じていました。
昔住んでいた町の商店街で10万円分の商品券を奥さんが当てたりとか、Nintendo 3DSを買ったら運良く無料になったりとか、その瞬間はブチアガりましたがこれを"大きな"幸せと言っていいものか…
イメージとしては十分に長い期間、不安、恐れ、怒りなどがほとんどなく、小さな幸せをたくさん感じられていることが「幸せ」と言えるのではないかな、と思いました。
そういう意味では私は今「幸せ」だと言えます。
もちろん仕事のプレッシャーやトラブルもありますし、プライベートでの悩みだってありますが、許容範囲というか、不幸せを感じるほどではありません。
対して、先のゲームの楽しみもそうですし、家族でショッピングモールに出かけたり、食べてみたかったものを食べたり、仕事では仲間が気を遣ってくれたり、成長してくれたり…小さな幸せが沢山ある状態です。
ニュースで武井壮さんの記事が流れてきたので何となく開いたら面白いことが書いてありました。
「努力したからってみんな大谷にはなれないでしょ」みたいな言葉にツッコミを入れていた記事だったと思いますが、そこで「誰かのように幸せになるために努力する」のではなくて、「今の自分より幸せになるために努力するのだ」と仰ってました。
誰かの地位、名声、財産などを目標にしても大抵良いことはないです。
努力して届かなかったとき、つまり挫折したときに病みますし、天才とは違うと最初から諦めたりしますよね。
他人と自分との比較ってよほどメンタルに自信がない限りはしない方がいいんですけど、自己肯定感が低下してる状況ほどやってしまうんですよね。
※参考にする、とかそういう捉え方なら良いのですが。
それよりも昨日の自分より、ひと月前の自分より、一年前の自分より、と考えたほうが幸せになりやすいと思います。
ゲームだって、ゴルフだって、子どもの成長だって、ゆっくりでも少しずつ前に進んでます。
ひと月前に怒られたことを今日また怒られたとしても、明日はできているかもしれません。
いずれ年老いて、できることよりできなくなることの方が増えていったとしても、それでも幸せを感じられる人生であるために、今できる努力はしていきたいなぁと思います。