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キャッシュレス業界の“今”を教えて!スマレジが作る新しい「決済」の形とは?

2022年、当社は前年に子会社化していたロイヤルゲート社を吸収合併し、決済サービス「スマレジ・PAYGATE」の販売開を皮切りに、本格的に決済事業に乗り出しました。現在は、POSレジとの連携機能も高め、ますますスマレジならではの独自のサービスを展開しています。

......と言いつつ、正直「キャッシュレス推進」ってよく聞くけれど、業界の仕組みやトレンド、実はあまりよく知らないかも・・・(汗)。

そんなかな~りお恥ずかしい状況の中「これを機会に理解を深めたい!」ということで、今回は当社の決済事業を率いる【第2営業部 部長のTさん】に急遽取材をご依頼。キャッシュレス業界の “今” とスマレジの取り組みについて、1から詳しく教えていただきました!

ぜひ一緒にキャッシュレスについて学びましょう(^^)

▽「スマレジ・PAYGATE」についてはこちら!

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スマレジからキャッシュレス決済サービスが登場!決済手数料3.24%〜でご利用いただけるクレジットカード・電子マネー決済サービスです。電子マネー・QRコード決済など主要ブランド対応のマルチ端末だから、レジ周りがスッキリとまとまります。
https://smaregi.jp/payment/#paygatePosAnchor


*Profile*
Tさん(営業本部 第2営業部 部長)
◇新卒で証券会社に入社後、複数のベンチャー企業でIRや新規事業開発などを経験。
◇6社目に在籍したリクルートライフスタイル社にて、自ら企画したAirペイを2015年にローンチするなど、決済事業に深く関わるように。
◇7社目となる企業でも、引き続き決済事業に携わり、同社で副社長・社長を歴任。その後、当社代表と共通の友人を介して知り合い、2023年1月にスマレジに入社。
◇趣味はスポーツ観戦。サッカーのカタールワールドカップは全64試合中48試合をリアルタイムで観戦。ワールドカップやオリンピックシーズンは、ワークライフバランスが崩れ気味になる。

極限までストレスのない決済へ

ー近年の業界のトレンドとして、Tさんが注目していることはありますか?

地域差はまだまだありますが、現金しか使えないお店がかなり少なくなってきたという点で、BtoCにおけるキャッシュレス化はある程度普及してきましたよね。

個人的には、今後普及の先に求められるのは、いかに決済の“ストレス”を無くせるかだと思っていて。決済はそれ自体が目的なのではなく、あくまで付随するもの。消費者や店舗の方にいかにストレスなく使ってもらえるかが、進化の鍵だと考えています。

ー確かに、クレジットカードでさえPINを入力する手間などはありますもんね。それに比べると、コード決済は支払い時の煩わしさが減ったように思います。

今やコード決済はクレジットカードと同等以上のセキュリティを担保したことに加え、圧倒的な還元率の良さでわずか5年ほどで電子マネーにも打ち勝っていますから、ものすごい進化ですよね。

とは言え、キャッシュレス利用率はまだ全体の36%。もちろん競争は激しくなっていくと思いますが、限られたパイの奪い合いではなく、広がるパイの競争は至って健全なものです。個人消費額300兆円とも言われる巨大なマーケットの中で、成長の余地は非常に大きいと感じています。

BtoB決済のキャッシュレス化がアツい!

ーキャッシュレス利用率がさらに向上するために、今後はどんな動きがありそうでしょうか?

これまでお話したように、BtoCにおいてはだいぶ浸透してきているので、これからはBtoB決済のキャッシュレス化でしょうね。BtoB決済って未だに銀行振り込みが大半なんです。もちろん、銀行振り込みも一種のキャッシュレスではあるのですが、まさに「ストレスをいかに小さくできるか」あるいは「そのストレスを上回るだけのベネフィットを提供できるか」が普及のポイントになると思います。

実は、BtoB決済はBtoC決済よりも市場規模がはるかに大きいとも言われてますから、スマレジとしてソリューションを提供しない手はないですよね。

ーなんとなく生活に身近なので、決済と言えばBtoCの印象になりがちですが、BtoBの利用シーンも多いんですね。

銀行振り込みだけではないですよ。例えば、最近はリアル店舗がECを手掛けるのも一般的になっているので、今後は店舗での対面決済と、ネット上での非対面決済が融合していくと思います。必要なシステムや機能が異なるがゆえに、これまでは全く別の事業者が管理運営を担っていましたが、今後は両面のサポートが求められていくはず。

キャッシュレス市場のポテンシャル、大きすぎるでしょ?(笑)

POSに次ぐ、第2の中核事業を目指す

ー決済事業に本格的に参入したスマレジですが、会社としてどんな姿を目指しているのでしょうか?

スマレジPOSを利用いただいている店舗(※)の中で、現金しか使えないお店はわずか8%しかありません。ほとんどのお店がキャッシュレス対応しており、POSレジと決済は非常に相性が良いんです。つまり、決済端末を自社プロダクトとして提供することで、より良い店舗向けのソリューションとして進化させていけるということですね。

(※)有料プランに加入し、アクティブにスマレジを利用いただいている店舗

ー既にPOSレジを展開してきたスマレジならではの強みは、どんな点にあるのでしょうか?

POSレジを通じて、リアルタイムにあらゆる店舗のデータを取得できる点ではないでしょうか。少なくとも高機能POSを展開していて、自社で決済端末を所有している企業はほとんどないので、当社ならではの独自性ですよね。

あとは、そもそも決済事業における強みって「量」「濃さ」の2つの観点があると思います。例えば、導入店舗数(量)が多いことと、その店舗の決済にどこまで深く関与できているか(濃さ)は別問題ですよね。当社が展開している「スマレジ・PAYGATE」に関しては、導入店舗のほぼ全ての決済で利用されているので、「濃さ」に強みがあるんです。

ーだからこそ、会社としてかなり本腰を入れて決済事業を推進していくのですね。

そうですね。決済事業を中核事業として育てる意志が経営にあるので、積極的に投資も進めています。現時点では、ARR(Annual Recurring Revenue:年間定期収益、サブスクリプションビジネスの成長率の指標)の75%をスマレジPOSが占めている状態なので、新たな収益事業として、良い意味でバランスを変えていきたいですね。

新規参入だからこそ? “常識ハズレ” なサービス展開

ーこれまでさまざまな企業で決済事業に携わってこられたTさんの視点で、今のスマレジの決済事業はどう映っていますか?

新規参入だからこそ、業界の常識に囚われないところが非常に良いなと感じています。例えば、業界経験があるほど、決済端末は「値引きしないと売れない」と考えがちで、私自身も月額3,000円の「スマレジ・PAYGATEパッケージプラン」の発想には驚きましたね。単にコストと捉えられがちな決済端末をサブスクリプションの形で販売するって、本来なかなか思いつかないですよ(笑)。でも実際は、想像以上の売上に繋がっています。ちゃんと市場のニーズがあったということですよね。

ただ、その分の成長痛とでも言いますか、事業の成長に人員や組織の強化・育成が追いついていない現状もあります。この点はまだまだ課題が多いので、これからより事業を大きくするためにも、解消したいボトルネックですね。

ーお話を伺って、決済事業の全体像からスマレジの取り組みまで、理解を深めることができました。最後に、Tさんの今後の意気込みをどうぞ!

今はまさに決済事業の基礎固めの時期で、スマレジが描くビジョンに向かって、着実に進捗していると感じています。私個人の目標としては、もともと新たな金融サービスの立ち上げにも興味があってスマレジに入社した経緯もありますので、決済事業を軌道に乗せた上で、ぜひ挑戦してみたいと考えています。

キャッシュレス市場は可能性とチャンスに溢れた巨大マーケット。決済に関するあらゆるストレスを解消し、より豊かで便利な世の中を作っていきたいですね。

いかがでしたか?

私たちの生活に身近なキャッシュレス。だいぶ世の中に浸透してきた印象でしたが、お話を伺ってみて、まだまだ大きな成長が見込める業界であることを実感しました。

今回お話を伺ったTさんには、続編として次回第2営業部の部署紹介もしていただきます。
より具体的な業務内容や組織についてお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに!

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