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「お客様の課題解決」をどこまでも追求|組織課題の見える化から解決までを支援するエンゲージメントサーベイ

話者プロフィール
佐々木 (左)
アクセンチュア、クリンタルを経て、2017年11月OKANに参画。2018年11月より取締役に就任。現在はサーベイ&コンサルティング事業本部を管掌し、顧客企業が組織改善に着手できるきっかけ作りと、組織改善を進めていけるサポートの実施に注力。
趣味は美味しい店の開拓、海外サッカー観戦(オンライン)。

塩﨑 (右)
SIerにて、SEを経験後、携帯用電子書籍サイトの運営会社でコンテンツ運用やシステムリプレイスを担当。登山・自然系出版社の新規事業開発部門でアプリ開発やWebサービスの立ち上げ等に従事し、2018年12月よりOKANに入社。SDRチームの組織化を担当後、2019年7月よりハタラクカルテチームへ異動。現在はハタラクカルテ事業の統括とディレクションを担当。
趣味はまんがを読む、登山、子供と出かけること。

潜在的な組織課題にアプローチする

株式会社OKANでは、『働く人のライフスタイルを豊かにする』というミッションを掲げています。これを達成するために、まず置き型社食サービスとして「オフィスおかん」を提供してきました。全国で累計導入拠点数が順調に増えてきたこともあり、「OKANは食の会社だ」というイメージを持っていただくことも多いのですが、あくまで私たちが目指しているのは、望まない離職を生まない組織づくりを支援することです。そこで、食以外の領域でもサービスを提供するため、新規事業を立ち上げることにしました。

具体的にどのようなサービスを提供するべきか、いくつもの案を考えました。そこで出た結論が、すでに顕在化した課題にアプローチするのではなく、潜在的な課題を見つけて解決まで導くサービスを提供しようということです。そのためにはエンゲージメントサーベイが最適ではないかと考え、「ハタラクカルテ事業」を開始しました。

ハタラクカルテ(イメージ図)

「ハタラクカルテ」には、2つの特徴があります。1つ目は、エッセンシャルワーカーの方や、ノンデスクワーカーの方に多く利用いただいている点です。すでにエンゲージメントサーベイが浸透しているIT企業やベンチャー企業だけでなく、まだこうしたサービスの必要性に気づいていない業界に広めることで、社会に対しより大きな価値を提供でき、私たちのミッションの達成にも近づくと考えました。

「ハタラクカルテ」の2つ目の特徴は、アンケートをもとに単に数値を出すのではなく、情報をもとにどんな課題があるかを分析し、どんな施策に取り組むべきかを考え、実行まで伴走することです。
一般的なエンゲージメントサーベイのサービスでは、そこまでフォローしない方が一般的です。しかし私たちは、お客様の状況を改善させるという本質的な目的を達成するために、必要な支援はすべて行います。単なる事業上の効率より、ミッション達成のためにできる限りお客様に寄り添うことの方が重要だと考えています。

                      佐々木

組織課題を可視化し、解決まで伴走する

「ハタラクカルテ」を導入してから、「環境が良くなった」などのコメントをいただくこともあり、その瞬間は非常に嬉しいです。ですが、「ハタラクカルテ」は導入後にすぐ効果がでるタイプのサービスではありません。組織課題は複雑で、何か一つの取り組みですべてが解決する、というものではないためです。基本的にはどのお客様も複数の課題を抱えているので、一つひとつに地道に取り組んでいきます。
まずはどのような点を解決すべきか洗い出し、それぞれ優先順位をつけて、どこから手を付けるべきかを明らかにします。課題の重みづけをして、やるべきことを絞った方が、人事の方も動きやすくなるためです。
中には難しい課題もありますが、まずはできる部分から着手していって組織の課題を可視化して、ひとつずつ解決していくことが大切だと気づいていただくことを心がけています。解決を手助けする中で、管理職の方や現場の社員さんとの面談などもさせていただいています。頭ごなしに現状を否定するのではなく、結果を受け入れてもらえるように前向きにコミュニケーションをしていきます。
また、人事の方から経営者の方に提案しにくい場合、私たちがミーティングに同席して経営者の方に直接、結果のご報告や次に打つべき施策のご提案まで行うこともあります。これにより、人事の方が自ら「ここに課題がある」と経営者に伝える負担を軽減します。第三者である私たちからの指摘という形であれば、より客観的な事実として受け入れてもらいやすい点も大きなメリットです。

                      塩﨑

人事の方の不安を軽減し、本当に必要な施策を実行する

人事の方の不安を取り除く

「ハタラクカルテ」を提供する中で、気を付けていることは主に2つあります。1つ目は、人事の方の不安を取り除くことです。私たちがターゲットとしているお客様は、経営者の方が組織課題を改善することの重要性に気づいていないケースも多いですし、人事の方も、サーベイを導入して課題が解決するのか、自分の業務が増えて大変になるのではないかという不安があるため、「サーベイを実施する必要が確実にある」とまでは考えていません。ですが人事の方からは現場が見えている分、何かやった方が良いとは思っているのです。だからこそ、「ハタラクカルテ」の機能をロジカルに説明するだけではなく、導入後にどんなことをすればよいのかまで、私たちがしっかりサポートしますと伝えて安心してもらっています。
また、初めてエンゲージメントサーベイを実施してみると、その結果がネガティブなものに捉えられることがあります。しかし、私たちはたくさんのお客様の結果を見ているため、客観的な視点から「他にもこういうコメントが集まる会社さんは多いですよ」といったフォローができます。多くの数値やコメントが集まったなかで、どこにフォーカスしてどう受け止めればよいのか、この結果がどんな意味をもつのかまでしっかりとお伝えして不安を解消しています。

お客様目線のサービスを提供する

2つ目は、お客様が本当に求めているサービスを提供することです。ハタラクカルテのターゲットとする方たちは、私たちの業界とは社風や働いている人、ITリテラシーなどが異なります。だからこそ「自分たちの身の回りではこうだから、こうだろう」という想像で取り組むと良い成果は出せません。お客様と直接コミュニケーションし、じっくり観察して、本当に必要とされているサービスを提供しています。
求められるサービスメニューを提案するため、職域を限定せずチームで議論しながら進めています。CSは主にご契約後のやり取りを担当しますが、契約前の商談に入ることもあります。それぞれが「どの会社が、どんな状況か」を把握しているので、最適なご提案のために何が必要かを話し合い、チームで進めています。

お客様のために領域を越えてチャレンジする

「ハタラクカルテ」は、お客様にとっての価値が明確になり始めた事業フェーズだと感じています。ここからさらにサービスを磨いていくために、より深くお客様に向き合っていきたいと考えています。そのためには、職域や領域にこだわらずに、どんどん提案して、どんどんチャレンジしていくことを大事にしています。
まだ成長中のサービスなので、収益性を注視しながら、「どうしたらお客様の組織課題を解決できるか」を優先しています。そういう意味で、もっとお客様に向き合って、心から喜んでもらえるまで提案したいというマインドの方が楽しめる環境だと思います。
会社としても、『働く人のライフスタイルを豊かにする』というミッション実現に向け、この事業で捉えたお客様の課題を新しい事業にも繋げていきたいと考えています。どうすればお客様の組織を改善できるのか一緒に考えたい方は、ぜひ一緒に取り組みましょう。


ハタラクカルテ/コンサルタント
新規事業|HR SaaSサーベイの組織課題コンサルティング/顧客課題解決
『ハタラクカルテ』は、「働きづづけられる組織をつくる」「望まない離職を防ぐ」をコンセプトとした調査・組織改善サービス。 大好きな仕事であっても、家庭との両立・人間関係・健康などの、職場でのネガティブ要因によって、「働きつづけられない」という事象を防ぎたいという思いから2019年7月にスタートした、OKANの新規事業です。 具体的には、「ハタラクカルテ」を通じて企業の従業員の皆さんにPCやスマホでアンケートに回答してもらい、結果を分析。画面上でも結果は確認できますが、このほかにも分析結果をスライドにまとめて企業様に報告したり、会社を良くするためにどうしていくかについて話し合ったりしています。 まだまだサービス自体を良くしていく/改善していくフェーズなので、 様々な企業のデータを分析することでわかってきたことをサービス開発や営業、カスタマーサクセスなどの場面に活かしていく、お客様と接する中での気づきをサービス改善に反映するといった場面も多く発生します。 根深い組織の課題の解決を目指すサービスなので、「把握できていなかった従業員の本音を拾えた」「これまで感覚/声の大きな人の意見でものごとが進んでいたものが数字を元に話し合えるようになった」「具体的なアクションに結びついて数値が改善した」となど、お客様の状況が好転し、喜ばれた声を聞くと本当に嬉しい気持ちになります。
株式会社OKAN


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