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【学生スタッフインタビュー】居場所支援プログラムに関わって、子どもの見方が180度変わった

皆さんこんにちは。Learning for All (以下LFA)中途採用担当の長島です。
今回は居場所支援拠点で2019年秋から2020年冬まで携わってきた山本紋子さんのインタビューを掲載いたします。

居場所支援という関わり方を選んだ山本さんが、現場でどのようなことを感じ、どのようなことを魅力だと思っているのか。

実際にどんな思いを持った学生がLFAの現場に関わっているのか、参考にしていただければ幸いです。ぜひご覧ください。

※本記事は2020年12月のものを一部修正して掲載しています。



LFAに参加したきっかけを教えてください

私はカウンセラーを志しています。そして、大学で心理学を学ぶ中で、どの世代を対象としたカウンセリングを主に行うかについて考えた時に、一つの選択肢として、スクールカウンセラーなど子どもを対象としたものが浮かびました。しかし、子どもたちと関わる機会を今まで持ったことがなかったため、自身の経験と知識を増やすために参加しようと考えたことがきっかけです。


居場所支援プログラムを選んだ理由についても教えてください。

私が居場所支援プログラムを選んだのは、居場所での生活を通して子どもたちや親御さんの心に触れる機会が多く、より将来の目標や道筋が明確になるのではないか、そして役立つのではないかと感じたからです。また子どもたちにとって大切なことは生活であり、生活があってこその”学習”だと考えており、全ての基盤である生活を築く手助けがしたいと思っていたことも大きな理由の一つです。


LFAに参加する前と後で一番変わったのはどんなことですか?

子どもの見方が180度変わりました。以前「子ども=子ども」であり、成長して大人になっていくものだと思っていました。しかし子どもたちと接する中で「子ども=人」であり、大人も時として子どもになり得る人なのだと考えるようになりました。つまり「子どもも大人も同じ一人の”人”であり常に”成長する者”である」ということです。この際の成長は心を指し、良いことも悪いことも指すと個人的に解釈しています。

例えば、私は居場所の子どもと”喧嘩”をしたことがあります。子どもが自身の感情を素直に向けてきたら、私も同じように自身の感情を伝えるのです。互いの感情の衝突ですから”喧嘩”と表現します。互いの感情や意見を伝え合う中で理解を示したり、共感したりできる部分が出てきます。子どもたちから学ぶこともありますし、自身の考えを省みることもあります。「〇〇はそう思っていたんだね。わかることができたよ。」と伝えると、相手も同じようにしてくれます。

このような関わりから私も子どもも一人の人だなと感じるようになり、常に同じ目線に立って接することを心がけるようになりました。


LFAで活動する中で、一番印象に残っている出来事を教えてください。

思い出は数多くあります。例えば、形に残るものを子どもたちから貰ったときはとても嬉しかったです。

絵や折り紙など好きなことに打ち込む姿、試行錯誤する姿、失敗する姿など一生懸命作っている様子を知っているからこそ「はい!これ作ったんだよ!」と渡してくれたときの喜びと感謝はひとしおです。

また子どもたちの成長を目の当たりにする瞬間も大切な思い出です。長く携っていると、自ずと子どもたちの長所や短所、得手不得手が見えてきます。「この子の長所を伸ばすためにはどうしたら良いだろう」「不得意なことを嫌いにさせないためにはどうしたら良いだろうか」ということを関わりながら考え、様々なアプローチを模索し続けるとある日、「変わったな」と思える日が来ます。

例えば、遊びから学習への移行が困難で集中力もなかなか続かない子ども(Vちゃん)がいました。Vちゃんは褒められると素直に受け入れられるという長所があったため、それらを活用して短所を伸ばすアプローチを行いました。予定の5分前に声をかけ、3分前には促した上で一緒に片付けをし、共に机に向かって学習を行いました。

始めのうちはなかなか移行がスムーズに行かなかったり、集中のスイッチが入るまでに時間がかかったりしました。しかし、「先週より1分早く片付けられた」「この間より漢字の学習にかかった時間が短かった」等の些細な点を褒めることを積み重ねると、だんだんと時計を見て「もうすぐだね」とVちゃんから切り出したり、「今日はこれとこれとこれをする」と学習の見通しを最初に立てたりするようになりました。

このような関わりは子どもとの大切な思い出であり、私自身の自信や経験にも繋がっています。



居場所支援の魅力はどんなところだと思いますか?

子どもたちの些細な成長を見守ることができる点だと思います。

生活の中にも学習の中にも成長の種はいくつも埋まっています。そこに環境整備や言葉がけ、寄り添いといった潤いを与えることで小さな芽が出る日が来るのです。

また、遊び・勉強・食事の日常の生活を通してさまざまなことを子どもに伝えられる点も魅力的だと考えます。

例えば配膳の仕方や箸の持ち方、食べ方等の食事中のマナーが身についていない子どもがいます。私はいつも「将来素敵なレストランに行った時に同じことをしていたらどう思うかな?」と伝えて改善を促します。

毎週のように同じことを繰り返して伝えている現状から見ると、身についているとは言い難いかもしれません。しかし今後成長する過程において何らかの場面で「あ、あの時誰かに〇〇って言われたな」と思い出してくれるだけで良いのです。このような食事のマナーや遊びにおけるルール、勉強の中での計画性といった、一見当たり前だと思われるようなことこそ、今より将来の方が役に立つことがあると思います。将来を見据えた関わりができるのは大きな魅力です。


いかがでしたか?彼女のような素敵な学生たちと一緒に、あなたは職員として働いてみませんか?

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