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「10年後を見据えれば、手元の悩みはちっぽけになる」-かつては就活に背を向けた、事業部部長が語る“新卒が心がけるべきこと”


2013年に新卒でイードに入社し、入社1年目はゲームメディア「インサイド」で営業、2年目はアニメメディア「アニメ!アニメ!」でプロデューサー、4年目で自動車メディア「レスポンス」で媒体統括を経て、5年目の2017年6月から「インサイド」や「Game*Spark」などのゲーム関連メディアを擁するゲーム事業部の部長に。6年目の2019年7月からは「アニメ!アニメ!」を運営するアニメ事業部の部長と、イードメディアのボードメンバーも兼務。

―本日はよろしくお願いします。宮崎さんは今年で入社7年目ということですが、経歴を拝見すると役職もメディアのジャンルも結構バラエティに富んでいますね。現在は事業部部長として、具体的にどんなお仕事をされてるんですか?

業務の幅が広すぎて、自分はいったい何者なのかと思う時があるのですが、基本的にはメディア運営に関わること全部です。編集のマネジメント、広告営業、あるいは広告以外のマネタイズも考えますし、メディアの周辺ビジネスに目を向けて新しい事業を立ち上げたりもします。VTuber 事業や、ブロックチェーンとメディアを組み合わせた「GameDays」というサービスがそうです。もちろんすべて自分が手を動かして完結させているわけではなく、適切な人材を配置していくというのが自分の仕事です。あとはタイアップのディレクションをやることも…。だからやっぱり全部ですね。

ー聞いてるだけで目が回りそうです。日々膨大な量の業務をこなされていると思いますが、その中でこれだけは大切にしている!みたいなことってありますか?

リスクを取ることですかね。AかBか選択しなければいけない時は、すべてにおいてよりスリリングな方を選びます。人間って自分で自分の容量を決めてしまいがちで、「プライベートを守りたいからこれ以上仕事はできない」とか、「作業で手一杯だから新しいことはできない」とか、多くの人が言うんだけど、それってただの思い込みだったりするんですよね。別に精神論ではなく、挑戦してみれば意外とできる。加えて自分は飽きっぽい性格なので、さっき言ったように何でもやりたいんです。「編集だからそれ以外の仕事は知りません」とかっていう職能で切り分けてしまうのもすごく嫌で、なんでも屋でいたいなと思います。

ーなるほど。となるとその業務幅の広さも必然なんですね。現在はなんでも屋とのことですが、10年前ってどんな感じでしたか?今のご自身と比べて変化しましたか?

10年前は22歳の大学4年生で、本来であれば卒業するタイミングでしたが、就活(新卒採用)というものに意義が見出せずに全てを先送りにしてました。だからといって鬱々と引きこもってたわけでもなく、飲み代稼ぎにバイトしながら遊んでいたので、モラトリアムを満喫する意識の低い学生って感じでした。それこそ経験なんてないのに、働いたら負けだと思い込んでいましたね。一応形だけの就活をして、最終面接まで通ったこともあったんですが、その会社の社長に志望動機を聞かれて「わかりません。」と答えて落とされたこともあります。当時は、表層しか知らない会社に対して美辞麗句を並べ立てることほどダサいことはないと真剣に考えてましたね。それを決定づけたのは、父に連れられて名だたる大企業の方と食事をした時のことです。「好きなことを仕事にしたい」と話す僕に、その方は「それは間違っている」と言ったんです。仕事とプライベートは分けるべきだと。価値観の違いというだけの話なんですが、当時はそれを聞いたとき、「あぁ、働くってつまらなさそうだなぁ」と感じました。

ーなんと…。10年の間での変貌が凄まじいですが、変わるきっかけって何かあったんですか?

一つは、そうして回り道したことですかね。就活しなかったおかげでいい意味で「焦り」が出たので。親には勘当されそうになるし、周りを見れば友達はみんな働いてボーナスもらってるし、このままだと結構差がつくぞっていう。イードに入社したのが25歳だったのですが、30歳ぐらいまでは遅れを取り戻すだけ働かなきゃいけないとずっと思ってましたね。人と同じスピードで同じことをしてたら、もうあいつらとは差がついて巻き返せないぞと。そういう“覚悟”にも近い気持ちで働き始めたので、吸収率はよかった気がします。しかも、あれだけネガティブなイメージを持っていた「仕事」も、いざやってみると学びが多くて「なんだ、楽しいんだ」と目から鱗でした。世の中のお金の流れとか、webメディアの裏側ってこうなってるんだとか。むしろ、こんな楽しいならもっと早く教えてくれよ!と思いました。今はWantedlyをはじめとして、世の中の仕事に関する深い情報にアクセスする術がたくさんあるのでうらやましいなと思います。

ー就活をしないという選択が、逆説的に働くための準備期間になったんですね。働くことの楽しさを見出した今、宮崎さんにとって「仕事」って何でしょうか?

人生の一部であり、いわば自己実現の場です。多くの人と交わって、色々なものを生み出しつつ、最終的に利益を作るという流れの中に「自分の意志や思考を反映させること」が仕事なんだと思っています。それは100%好きなことだけやればいいという意味ではなくて…、というか、たぶんこの地球上において、おそらくそんな仕事は一つもないですよね。「好きなことで、生きていく」と謳っているユーチューバーですら寝ずに編集してると聞きますし。自分が主体性を発揮して取り組むことができれば、どんなに大変だったり忙しかったりしんどかったりしても、楽しい。特にイードという会社は、頭ごなしに否定をされることはないし、理不尽なことを言われることもないので、いい環境だなと思います。ダメなことしたら怒られるんだけど、それはまあ当たり前だし。

ーなるほど。逆に言えば、意志を持たずに言われたことだけやっていると、仕事がただの流れ作業になってしまう。今いる環境を生かすも殺すも自分次第ですね。では、イードという環境に入社してきた新卒に心がけてほしいことなどはありますか?

自分の下に配属された新入社員には、「10年後何になりたいか」を考えなさいと伝えています。この会社でどうなっていたいかという話ではありません。目の前の業務に溺れることなく、20代という人生においてとても大切な時期を、一つ高い視座を持って過ごしてほしいという思いからです。例えば、10年後には「編集長になっていたい」とします。そこから逆算して、10年という期間でどんなスキルを積めばいいのか、言い換えれば今自分に何が足りていないか、という客観的な視点で自分のことを見つめ直しますよね。そうすると、その時自分の手元にある悩みって意外とちっぽけだなと感じるんです。狙いはずばりそこにあるので、なんだったら途中で目標が変わってもいいと思います。常々どうなりたいのか、何をしたいのかを考え続けることが大事かなと。

ーなるほど。「10年」という具体的な数字が、視座を一つ高くするとっかかりになるんですね。

そうですね。あとは、知識の幅を広くすることも大切にしてほしいです。興味のある分野はとことん顔を突っ込んで、最先端にいられる面白みを感じてほしいなと思います。少し背伸びをするくらいがちょうどいいんじゃないですか。特にイードはメディアをたくさん持っているので、「人に会える」という点で大きな強みがあります。普通に働いているだけではなかなか会うことができないような企業の経営者や業界のリーダーに取材をする機会もありますし、そうした貴重な経験は大いに活用してほしいです。ただし、その場に居合わせたときに、どのような姿勢で臨むかで学びの深さは大きく変わってくるとも思います。やらなきゃいけないからやってる、自分には関係ないと思った瞬間、全く意味のない仕事になる。そこは肝に銘じてほしいです。

ーそこも「自分の意志や思考が反映される」ってことですね。では最後に、今の宮崎さんの夢を聞かせていただけますか?

当座の目標は、子会社の社長ですね。現在は事業部の部長として売上から営業利益を出すところまで任されていて、コストをかけて新しいことに取り組むことにもかなりの裁量を持たせてもらっています。この年次でここまでの裁量を渡す会社は中々ないですし、これはイードの特長の一つだと思います。ただ、自分のキャリアを考えたときに、単に売り上げを積んでコストを管理して利益を出す以上のことをしないと、自分の仕事の幅が広がらないなと思いました。とはいえ、今独立してまでやりたいことも特にないし、この規模の企業の中でしかできないこともある。子会社の社長くらいがちょうど好き勝手できていいんじゃないかなという結論に至りました。

ーなんでも屋としてのバージョンアップですね。そのために心がけていることとかってありますか?

目標を立てるたびに必ずやっているのですが、目標を10人に宣言することです。大学で受けたキャリア論という講義の受け売りなんですが、「口外することで、回り回ってそれはいつかあなたの助けになる」と。なので、どれだけ恥ずかしくても口にすることにしています。これはお勧めです。

ーなるほど。何事も口に出さないと、誰にも伝わりませんしね。心がけてみます。ありがとうございました!

自分の意志で人生は変わる…。時に陳腐に響く言葉ですが、モラトリアムを引き延ばしていた学生時代からなんでも屋への変貌を遂げた宮崎さんの10年が、これが事実であることを物語っている気がします。

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