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【支店長インタビューVol.2】自らの介在価値を追求し続け、視座をあげないと成長はしない。一度は退職を考えた男が支店長になった理由

こんにちは!ネオキャリア人材派遣領域 採用部の松本です。支店長インタビュー特集の第2弾!
ネオキャリへ新卒で入社して、管理職として活躍している社員を紹介します。
今回は、入社から一貫してITエンジニア派遣などを展開する事業部で
支店長として活躍する方に様々なお話をお聞きしました!

原田元煕さん  2015年新卒入社 人材派遣領域AXSI事業部 東日本支社 名古屋支店長

2015年度新卒入社。ネオキャリアグループでITエンジニア派遣、アウトソーシング事業を展開するアクサス株式会社へ配属。営業職として活躍後に、グループマネージャーへ昇進。2021年10月から名古屋支店の支店長を担当。

「出会いが人を変える」𠮟咤激励から始まった社会人人生。

ーネオキャリアに入社した理由を教えてください。

営業力を身に付けられる環境であること、そして若手からマネジメントを経験できる環境であることの2つです。学生時代は訪問販売会社で営業職インターンとして働いていました。そこで培ったコミュニケーション能力や経験を活かせる営業職を目指していました。幸いなことに複数社から内々定をいただいたのですが、ネオキャリアに入社を決めたのは若手から支店長や事業部長などの責任者を任せてもらえると聞いたからです。

お恥ずかしい話、入社当時は具体的な夢や目標はなく、大きな志もありませんでした。しかし、入社1年目で現在の上司でもあるNさん(現:事業部長)に出会ったことで大きく変わりました。当時は学生気分が抜け切れておらず、ダラダラと仕事をしていたことを覚えています。やる気がないのに大口を叩いていました。本当に恥ずかしいです、、、Nさんが諦めずに指導してくださったおかげで今の私がいます。

ー入社1年目にNさんと何があったのですか?

実は、入社1年目に退職を申し出ました。Nさんは「今、退職して何が出来るの?」と開口一番に仰って、転職しても経験もスキルもなく何もできない未来が見えていることや、私自身の成長に繋がらないことなどをお話いただきました。それからはまずは求められていることを1つ1つ取り組み、しっかりと成果を残していこうと気持ちが切り替わりました。このままではダメだという危機感から、仕事に対する意識は大きく変化しました。

ー営業の成功体験についてお聞かせください!

入社2年目に担当した企業様が思い出深いです。弊社と長期間にわたりお取引をしていた企業様でしたが、ここ数年はお取引が下降傾向。何とかして状況を打開したいと考え行動した結果、2年間かけてお取引数を5倍にすることが出来ました。取り組んだこととしては、企業様に足繫くご訪問して、全ての担当者とコミュニケーションを図りました。規模の大きな企業様だったので、300名近い方と名刺交換をしたことを覚えています。毎月訪問し、人員状況の確認など密にコミュニケーションを図ったことで、次第に企業様の方からお困りごとをご相談いただくことが増えました。いただいたご相談にスピード感を持って対応できたことが成功要因です。

その後も順調に成果を残すことができました。とあるIT企業様にエンジニアをご提案したところ大変高評価をいただき、当初1名のみでしたが最大10名までエンジニアをご紹介することも出来ました。一度の提案でめげずに粘り強く関わった結果のたまものではないでしょうか。もしも1年目で退職していたらこのような経験は出来なかったため、Nさんには本当に頭があがりません。

どんなに忙しくても、想いを伝えるためには直接お話をする。

―営業で心掛けていたことを教えてください。

企業様とは文章ではなく、言葉で伝えることを大切にしています。入社当初の私はメールを打つのが苦手で、何かあるとメールではなくお電話でお客様へ連絡していました。それが功を奏して、お客様との関係構築がスムーズに行えることを実感しました。メールの場合、受け手によっては時に冷たく感じることがあります。しかし、口頭でお伝えすると私の想いが伝わりやすく、お客様との齟齬が生まれにくいという利点があります。ご訪問するか、お電話でしっかりと担当者様とお話をするということを若手の時からずっと心掛けています。

エンジニアを企業様に提案する際に心掛けていることもあります。それはエンジニアのこれまでの経歴やその方の魅力を口頭でお伝えすることです。商談前にエンジニアの履歴書や経歴書などの情報を確認するだけでなく、人柄や仕事に対する想いなども事前面談で確認して頭にインプットします。それを私が企業様へプレゼンします。そこにこそ私の介在価値があると思っています。書類だけをお渡ししても、エンジニアの良さをご理解いただくことができず、読み手の先入観で誤解されてしまうこともありましたが、書類には書かれていない事実を伝えると好印象を持っていただくことが多くありました。この介在価値が、仕事のやりがいにもつながります。入社当初は本当に未熟でしたが、今では支店長まで任せてもらえています。営業担当として心掛けていた小さなことを、諦めることなくコツコツと積み上げていく。その頑張りを評価していただけて今の立場にいます。今度は私がNさんのような立場にならないといけませんね。

トップダウンとボトムアップこそが、理想の組織。

―支店長になってからの変化を教えてください。

支店長になってから変化したことは、数字への意識です。一営業メンバーの時は自分の営業目標しか正直考えられていませんでした。リーダーに昇格した時は他のメンバーやグループの数字を意識するようになりました。支店長という立場になった今では、支店はもちろん、事業部、そして人材派遣領域全体の数字を意識しながら仕事を進めています。立場が変わると、意識や目線が変わります。自身が所属する事業部の数字が好調でも、領域全体で見たら厳しい場合があります。他事業部が厳しいなら、私たちがその分を補う。組織全体で物事をみると、現状に満足することはありません。支店長として自ら視座をあげていかないといけません。

メンバーとの関係性にも気をつけています。メンバーがしっかりと意見を言えたり、言いづらいことでも一早く報告できるような環境・雰囲気づくりに努めています。気楽に話せる、頼りになる兄貴的な存在になり、心理的安全性の実現を目指しています。メンバーの商談に同行する際は意図的にプライベートの話をし、仕事とは関係ない話をすることが多いです。オフィスでは話しづらいことも移動中だと話せることもあります。何でも話してもらえる関係性の構築が理想です。数字だけを見ても、対企業様・対求職者様と何が起きているかは分かりません。現場で起きていることはメンバーが一番知っています。その情報をしっかりと吸い上げることが支店長の役割。机上の空論に終わらない戦略を練り上げるためには必要不可欠です。トップダウンだけではなく、ボトムアップもできる組織づくりが目標です。

―支店長としての目標について、お聞かせください。

名古屋支店のメンバーがわくわくできる環境を築くことが直近の目標です。仕事が楽しい、面白いと思える環境にしていきたいです。私がトップダウンでメンバーへ指示を出しても、メンバーからすると”やらされている”という受身の姿勢になってしまいます。組織としては機能するかもしれませんが、それでは仕事がつまらない。私がメンバーの話を何よりも最優先で聴き、やりたいことを実現するためにサポートすることを意識してマネジメントをしています。

もちろん、エンジニアにとってもわくわくできる環境を築き上げていきたいです。本社や一部拠点では、受託開発事業を行っています。企業様のシステムやソフトウェアなどの開発業務を当社が請け負い、納品まで責任を持つアウトソーシングサービスです。現在、名古屋支店では人材派遣のサービスだけですが、将来的には受託開発事業も行いたいと考えています。新たな取り組みを通してもっとエンジニアがわくわくする会社にしていきたいと中長期的に考えています。

ー支店長として一緒に働きたい仲間を教えてください。

嘘をつかないメンバーと働きたいです。仕事ではミスをしたり、失敗してしまうことがあります。私も企業様やエンジニアにご迷惑をおかけしてしまったことはあります。しかし、仕事において嘘をついたことは無いと胸を張って言えます。部下からすると上司に言いづらいことですが、事実を隠し噓をついてしまうと、ひとつの嘘から会社全体を揺るがすことに発展してしまうかもしれません。上司としては対処したくてもできない。また、メンバーが本当に何を考えているかも分からなくなります。共に働く仲間と信頼関係が築けなければ、お客様・エンジニアとの信頼関係も築けません。

ーたくさんのお話ありがとうございました。最後に、未来の後輩へメッセージを!

人材サービスの営業は物を扱う営業よりも人と接する機会が多く、企業様と求職者様の両方にアプローチしなければなりません。他業界の営業よりも大変なことも多いですが、その分より多くの方の人生に携わることが出来ます。尚且つ、「採用したい」「働きたい」と合致しているようで全く違った視点で物事を考えている企業様と求職者様に説得をする必要があります。営業職としての成長スピードも他業界に比べて非常に早いです。将来やりたい事がある方でも、無い方でも「とにかく成長したい」という方であれば、社会人の基礎となる考え方やマインドは高く持てるのでネオキャリアはお勧めです!

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