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COVID-19濃厚接触者になって考えること。

Photo by Martin Sanchez on Unsplash

みなさん、こんにちは!エナテック Wantedly担当の榎並です。

先日からしばらく投稿が空いてしまいましたが、この間に何をしていたかというと…
実はCOVID-19(通称:新型コロナウイルス)の濃厚接触者になり、自宅待機に努めていました。

というのも、先週早々から父が少し咳き込みはじめ、火曜日夕方には微熱。
念のため病院で抗原検査を受け、陰性と診断されてホッとしたのもつかの間、その夜に高熱が出て、翌日PCR検査で陽性診断という流れでした。

その後、濃厚接触者の自宅待機期間が短くなるなどし、自宅待機も終わりに差し掛かったという時に、家庭内での感染。最終的には僕を除く家族全員が感染、唯一の非感染者として取り残された僕はお風呂とトイレを除いたすべての時間を自室で隔離されることになりました。

画像出典元:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/covid19/doukyo_family.html

こうして10日間近くにおよぶ隔離生活を経て、ようやく日の下に帰ってきたのです。(なお、自宅では未だに自室に隔離されています。)

この中で不幸中の幸いと喜ぶべきは、ワクチンを3回接種していたこともあってか、家族全員が非常に軽症で済んだことでしょう。事実、ほぼ無症状感染と言って差し支えないレベルでした。症状が軽すぎたせいで、外出制限が重くのしかかることにはなりましたが、両親の年齢を考えると軽症で済んだことは何よりの幸いでしょう。

さて、ここからが本題。今回僕は家庭内で唯一感染せずに生き残ったわけですが、果たしてこれは本当に良かったのでしょうか。

もちろん感染しないに越したことはありませんが、現在の流行具合を考えると、僕が感染する日もそう遠くはない気がします。そうなると、僕の隔離期間はそこから10日となってしまい、今回の濃厚接触者としての9日間と合わせて、計19日間も隔離されることとなるわけです。これだけ長い期間、社会から隔絶されることによる精神的負担・経済的負担は大きいと言わざるをえないでしょう。
更にいえば、今回感染した僕の家族は、感染したばかりにも関わらず濃厚接触者として扱われ、再び自宅待機5日間を強いられることになるのです。


この隔離処置は本当に正しいと言えるのでしょうか?


もちろん社会的な責任を伴う大人として、隔離を要請されるのであれば受け入れるつもりではいますが、この隔離処置が必ずしも必要なのか、と言われるとそうでもないような気がするのも事実です。

もう少し深掘りしてみると、僕自身が感染した場合に隔離が必要なことは重々承知しています。もちろん、この隔離については受け入れざるをえないでしょう。ならば、一緒に感染してしまった方が楽だったのでは…と思ってしまう僕の心情はさておいて、感染から回復して間もない家族がもう一度濃厚接触者として取り扱われるのはいかがなものか、と感じてしまいます。

回復後すぐに再感染するリスクは通常よりも限りなく低いはずです。事実、オミクロン株BA.2が流行し始めた当初も再感染のリスクがあると叫ばれていましたが、イギリス政府の調査レポートによるとBA.1感染後にBA.2に感染したのは1万人に1~2人程度しかないようです。しかも、BA.2の流行がピークに達すると、徐々に再感染の割合は減少し、以前とほとんど変わらないところにまで落ち着いたようです。

事実、アメリカやドイツなどでは、回復後90日以内に近親者が感染したとしても特に症状が見られない場合は、隔離は実施されず検査の必要もないと規定されており、前述したイギリスやフランスはより規制緩和が進んでいるそう。(出典元:https://toyokeizai.net/articles/-/583308)

もちろん盲信的に欧米諸国が正しいと考えているわけではありません。ただ、この隔離期間を通して、どこまでCOVID-19を深刻な問題として捉え、どこまで規制を続けるべきなのか、今一度見直す必要があるのではないかな、と考えてしまう自宅待機期間でした。駄文&長文失礼しましたm(_ _)m


さて、最後にもう一度問います。


この隔離処置は本当に正しいと言えるのでしょうか?


あ、今更ですが、弊社に興味を持ってくださってる方はお気軽にお声掛けくださいね!

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