1
/
5

外資系コンサルティングファームからAVILENへ、AI領域に絞ったキャリアアップとワークライフバランスの両立を目指す

AVILENはAIやDXの領域において、「データ利活用できる組織の構築」と「AI技術の企画・開発・導入」のためのコンサルティング及びソリューション提供を行っています。

そんなAVILENのAI・DXコンサルタントが携わるのは、AI・DX戦略の企画立案、ソフトウェアの開発と実装そして保守運用に至るまでの全てのフェーズ。これから成長著しいAI・DX業界×AVILENの掛け算で培えるスキルやキャリアの幅は圧倒的です。

そんなAVILENのAI・DXコンサルタントはどのような経緯でAVILENに入社してくるのか。今回は外資系コンサルティングファームから転職してきたばかりのAI・DXコンサルタントの須广さんにインタビューしてみました。

新卒で日系最大手のSIerへ就職するも、より高いレベルでクライアント課題を解決するべく外資系コンサルティングファームへ転職

―最初にこれまでのキャリアについて教えてください。

立命館大学に進学し、知能情報学を専攻しました。当時は今のようにAIという言葉が一般的でなかったので、知能情報やロボットと表現されていましたね。

大学ではカナダに留学したときの自身の経験がきっかけで、ストレスを効率よく改善するために適切な運動強度アルゴリズムの開発に取り組みました。ただ当時はAIに可能性を感じてはいましたが、まだまだルールベースであり、これから発展していく産業なのかなとぼんやり想像していました。

大学卒業後は富士通に入社し、システムエンジニアとして主に製造業向けの生産管理システムの導入プロジェクト等に従事しました。2年目からは5ヵ国8都市の工場を巻き込んだ大規模なシステム導入案件をプロジェクトリーダーとして経験を積むことができました。

富士通に4年在籍した後、2社目のデロイトトーマツコンサルティングに転職しました。デロイトでは業界を問わずクライアントの業務効率化の支援やDX組織の立ち上げに従事し、チームマネジメントも経験することができました。

―1社目の富士通ではどのような仕事をしていたのでしょうか?

富士通ではシステムエンジニアとして要件定義から運用まで担当していました。入社当初は社歴に関係なく大きな仕事を任せてもらうために、とにかくがむしゃらに働きました。その結果、2年目には海外大手航空機メーカーとベンダー向けの部品管理システムを5カ国8都市の製造工場に導入するというグローバルなプロジェクトにリーダーとしてアサインしてもらえました。

プロジェクトリーダーとはいっても、実際はSEとして自分でも手を動かしながらだったので、相当ハードワークでしたね。PLが7割、SEが3割くらいのボリュームでした。

このプロジェクトでハードにもソフトにも触れることができたこと、そして関係者が多く調整スキルが磨かれたことは次のコンサルのステップでも非常に生きることになったかと思います。

―若手のうちから活躍していたにもかかわらず、コンサルティングファームへ転職された動機は?

富士通での仕事はやりがいもあり、楽しくもありました。

ただSIerということもあり、取り扱いできるプロダクトやシステムに強い制限があることで、「本質的ではない」と感じる場面が増えていきました。仕事をすればするほど「社会課題やクライアント課題をより上流から、より根本から解決していきたい」という想いが強まっていきました。

たまたま富士通の同期でコンサルティングファームへ転職した友人と話す機会があり、しばらくしないうちにLinkedIn経由でパートナーからスカウトが届いたことがきっかけでした。今思えば友人はリクルーターだったのかもしれないですね(笑)

内定の面談時にパートナーから最初の数年間は寝る暇はないよと言われましたが、自分がやりたいことが実現できると思ったので、すんなりと入社を決意しました。

―コンサルティングファームではどのような仕事をしていた?

基本的にはクライアントのIT化やDX推進にかかわるプロジェクトをメインに担当していました。

特に印象的だったのはインターネット通販会社の業務改善プロジェクトですね。最初はとある部署の業務改善からスタートしましたが、最終的には全社展開でき、社内のDX化推進の口火を切ることができました。

ビジネスにおいては当たり前かもしれませんが、コンサル時代はインプットだけでなく、アウトプットをしっかり行うこと、走りながらキャッチアップすることを特に心がけて仕事に取り組んでいました。このこともあり、クライアント含め周囲の信頼を勝ち取っていけたと思います。


30代でキャリアの棚卸し。改めてAI領域に特化してキャリアを積みたいと感じた

―なぜ今回、外資系コンサルティングファームから転職しようと決めたのでしょうか?

理由は2つあって、ひとつは30代になり、改めて自分を振り返ったときにAI領域に特化したキャリアを目指したいと感じたからです。コンサルファームでは次々と中途入社する社員がおり、どうしてもAIやDX以外の業務改善やシステム導入などが中心となってしまい、なかなかAIやDX案件の実務経験を積むことが難しい環境でした。AIが劇的に発展している今だからこそ挑戦すべきではないかと考えていました。

もうひとつがワークライフバランスの改善です。結婚し、子どもができ、家庭環境が大きく変わりました。その中でコンサルファームの激務をして、家庭をおろそかにしてしまっていた部分があり、そこを改善して家族の時間を増やしたいと考えるようになったためです。

―AVILENとIBMに内定。AVILENを選んだ理由について教えてください。

数多くの会社を受けたわけではなく、AVILENとWLBを重視するコンサルティングファームに絞って選考を受けました。

コンサルティングファームだと仕事内容を大きく変えることなく働き方を変えられること、そして財務基盤が安定しているという点で非常に魅力的でしたが、技術の部分は外注してしまうことから、浅い部分でしかスキルアップできず、キャリアの深みが出ないのではと思いました。

将来的に自分が起業するにしてもフリーランスになるにしても、またビジネスパーソンとして生きていくにしても、コンサルティングファームでのステップアップは自己成長に繋がらないのではと考えていました。おそらく心のどこかで30代に入った今が最後の大きな成長機会・挑戦機会なのだろうと心のどこかで思っていたのかもしれません。

一方、AVILENではAI・DX領域に限定されており、クライアントのデジタル戦略策定などの上流工程からAIプロジェクトのデリバリーまで幅広い業務に携わることができることが魅力的で、役職や職位に限定されず、時には自ら手を動かしてお客様と課題解決に取り組めることはスキルアップ・キャリアアップにはうってつけの環境だと感じました。

正直、この判断は相当迷いましたね(笑)

私自身はAVILENに入社したいという気持ちに寄っていたものの、正直なところ、家族のことも考えるとスタートアップに転職するというのはやはりリスクだと感じていました。

最終的には光太郎さん(社長)と松倉さん(COO)との食事会でAVILENの直近の成長戦略や今後の市場展望をじっくりと聞かせてもらえたことでそのリスクが払しょくできたこと、加えて面接や面談でお会いした方々の人柄が良く、この人たちと一緒に働きたいと想いAVILENへの入社を決意しました。


チーム一丸でプロジェクトを推進。コンサル会社では得られなかった「一体感」を味わえた

―須广さんは現在、AVILENでどのような役割を担っているのでしょうか。

入社して1か月しか経っていないので、まだまだキャッチアップしているような状態です。(笑)

AI知識のブランクを埋めるために日々技術的な勉強をしながら、実際のコンサルティング案件やデリバリー案件にアサインしてもらっています。


―具体的な業務内容についても教えてください。

進行中なので詳細はお話できませんが、今はコンサル案件を2件とデリバリー案件を1件の計3案件を担当しています。

コンサル案件はAIを活用したマッチングシステム開発支援、プライム上場企業様のChatGPT活用提案です。デリバリー案件はゲーム関連の需要予測プロジェクトです。

全てのプロジェクトがAIや機械学習を使用するもので、転職の軸とマッチしていることから今後が非常に楽しみです。

―転職して大変なことや良かったことはどこですか?

大変なことでいうとプロジェクトのデリバリーについては1社目の富士通時代からブランク期間があったので、入社する前も今も心配しているというのが本音ですね。

ただ、AVILENは価値基準に「本質の追及」や「熱中できるチーム」を掲げている通り、チーム一丸で最高の顧客体験を提供しようとするカルチャーがしっかりしており、実際に今担当している案件でもデリバリー精度向上に向けたディスカッションを日々行えています。分からないことや困ったことがあればチームで解決しようとする雰囲気がありますね。

一方、前職のコンサルティングファームでは個人のハードワークとスキルが強く求められる環境で、同僚のサポートをしても自分の評価に繋がることはなかったですが、AVILENはチームで協力して最高の結果を求めていくスタイルが評価される点も転職してよかったなと思う部分です。

AVILENではみなさん忙しくても協力的で、いつでも相談してよいと思えるのは心理的安全が担保されており、中途入社組でも馴染みやすい環境だと思います。


ワークライフバランスの両立、コンサル時代よりも家族との時間が増えプライベートが充実

―業務以外でのAVILENの良さはありますか?

所属するチームやアサインされているプロジェクトにもよりますが、就業時間や就業場所はわりと自由に決めれるのは自分としてはすごく助かっています。

あとはコンサル時代には全くと言っていいほどなかった家族との時間ができましたね。プライベートが充実し、崩壊しかけていた家庭が戻りつつあり、自分のメンタル面も安定してきましたね(笑)


幅広い提案と支援でクライアントのデジタル推進を支援、自身の成長にも繋がる

―今後、AVILENでやりたいことや目指したいものはありますか?

AVILENはAI技術実装の開発の会社だと思われがちですが、実際には様々な業界からいただく数多くの案件に対して構想策定からデータ分析まで幅広く対応しています。

自分がAI領域でこれからどのようなキャリアを描いていけるかは未知数ですが、AVILENにいれば様々なAIに関するプロジェクトを経験することができるので、経験を積みながら、自分の幅(深み)を広げていきたいと考えています。

学生時代から「最新技術を活用して世の中を良くしたい」という想いは変わらないので、世の中に溢れている課題をAIを活用して解決していきたいと思います。


―最後に、読者の方へのメッセージをお願いします!

AVILENは、正社員50名程のこれから益々規模が大きくなる会社で、働く人たちはみんなスキルもモチベーションも高く、仕事に対して真剣な人が多いです。そのような恵まれた環境で、自身のバリューを発揮しながら、協力してプロジェクトを遂行することで、社会にインパクトを与えつつ、自身の市場価値を上げることが可能だと感じています。

また、働き方の観点から見ても、自由度が高く、社員一人ひとりの働き方を尊重してくれるため、効率的に仕事をこなしつつ、プライベートも大切にできる環境でもあります。

やる気があり、これまでの経験やスキルを活かして、社会や企業の抱える課題をAIで解決したいと思う人には、是非ジョインいただいて一緒に働けたら嬉しいです。



株式会社AVILENでは一緒に働く仲間を募集しています
14 いいね!
14 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
株式会社AVILENからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?