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シリウスブログ Vol.8「RaaS(ラース)とは」

Photo by Erik Mclean on Unsplash

◆RaaS(ラース)の定義

今回は「RaaS」(ラース)というワードについてもう少し掘り下げて御説明させて頂きます。

RaaSとは「Robotics as a Service(ロボティクス・アズ・ア・サービス)」の略式名称です。

各社により定義は様々ですが、シリウスが定義する「RaaS」とは、「ロボティクスサービスを月額定額制のサブスクリプション型で御提供する事」としております。ビジネスモデルとしまして、AMRの「レンタルサービス」に近い形です。レンタルの場合は本体のみとなりますが、「RaaS」はソフトウエア・ハードウエア・クラウドサービス全てを導入初期費用¥0の月額定額で御利用出来るサービスです。
自動化設備の「購入」を検討される場合の課題点はおよそ次の通りだと思われます。

◆自動化設備「購入」検討に伴う懸念事項

 ・導入に伴うインフラ投資に掛かる高額な費用

 ・業務スピードを確実に上げられる操作性はあるか

 ・購入後発表される新型との能力差

 ・メンテナンス費用・修理費用等

 ・設備故障に伴う販売元の対応はどれだけ迅速か

 ・業務繁忙に合わせてフレキシブルな対応が出来るのか

「購入」の場合、膨大な初期費用だけでなく、経年劣化(保証期間経過後)に伴うメンテナンスや修理費用、毎年の様に発表される新型機種にのみ対応出来る新機能が追加された時の衝撃も大きいですね。設備が万が一故障した際の販売元の対応速度も気になる所です。シリウスのAMRは「販売」も「RaaS」も展開しておりますが、圧倒的に「RaaS」サービスを希望されるお客様が多いです。洗練されたサービスであるが故、シリウスとしましても自信を持って御提供出来るサービスです。お勧めの理由としましては上記に挙げさせて頂いた問題点全てに以下の最適解を導き出す事が出来るからだと認識しております。

「シリウスのRaaS(ラース)が御提供出来るメリット」

1.月額定額で初期費用は不要

シリウスが定義する「RaaS」は月額定額のいわゆる「サブスクリプション」モデルです。
月額の利用料金には・コンサルティング・システムインテグレーション・ハードウエア、ソフトウエアの使用料、維持管理費用全てを含みます。

2.導入時、導入後も万全なフォロー体制の御提供

ロボット導入前のコンサルティングから導入後のメンテナンスまで「ワンストップサービス」を御提供致します。シリウスで全てが完結します。だから万が一の時でも、オンライン上で解決出来ないトラブルであれば、ご連絡を頂いた2日後には入替の最新AMRを送付致します。
お客様はAMRの箱を解くだけで、すでに設定済の状態で御利用頂く事が出来ます。

3.断続的なアップデートで常に最新な機能を

ソフトウェアやAIoTクラウドサービスの機能がアップグレードされた場合、スピーディーににアップグレードがなされます。どれだけの年月が過ぎても「価値」が変わることはありません。

4.柔軟にロボット台数を調整可能

ロボットを導入する際に複雑なセットアップが不要で平均2週間で導入が完了します。導入後、業務量に合わせて一時的な台数の増減にも柔軟に対応できます。必要な分だけ導入・稼働が出来る様はまさに「ロボットの人材派遣」です。※契約期間の設定はございます。

「RaaS=お客様との永続的な繋がりと不変の価値」

シリウスは「RaaS」を「永続的なお客様との繋がりを御提供出来るサービス」と捉えています。売切りであれば減価償却後は利益となりますが、利益が出る頃にはどうしてもソフトも古くなっていきますし、ハードはメンテナンスも必要になってきます。そんな問題を解決出来る「RaaS」に対しての考え方の一つとして、日々新しくなるソフト・ハード・クラウドサービスの「利用料」と捉えて頂くと良いかもしれません。(先日お客様より、「ロボットに対する給料という考え方ならスムーズだね」という楽しいコメントも頂きました)

「RaaS」は最初から最後まで、お客様と長くお付き合いの出来るサービスです。導入から稼働中まで、全てにおけるフルサポートと絶えず更新されるソフトウエアの御提供、管理や保守を行いつつ、機種はご要望に合わせて最新を入れ替え対応、業務の繁忙に応じたAMRの増減手配等、サブスクリプションならではのサービスを是非当社製品で御実感下さい。

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