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フルリモートのGovTechスタートアップが、カルチャーをつくるお話

Wisevineは、自治体向けのSaaS(予算編成システム)をつくっている、GovTechベンチャーです。
本日は、全社員が東京に集まったイベント、「WiseVine conference」の様子を発信致します。


初めてのオフラインコミュニケーション実施!

WiseVineはどこから仕事をしてもOKな、フルリモート制をとっています。例えば、北海道で働くメンバーもいれば、関東、関西、海外と様々な場所から、仕事をしています。
実際、私は今年の2月からWiseVineに関わっていますが、今まで一度も対面で集まる機会がない中で、コミュニケーションを取ったり、業務を遂行していたと聞いています。
そんな中、7/28に全社員が東京に集まる「WiseVine conference」を開催し、初めて対面で集まりコミュニケーションを取る機会を作りました。


部門間でコミュニケーションが起こりづらい問題

なぜフルリモートで今まで進めてきた会社が、対面で集まる機会を作ったのでしょうか。
それは、WiseVineのカルチャーを体感し会社の一員としての意識を高めたり、業務で関わりの少ない横の繋がりを生み出して欲しいからです。

リモートワークには、メリットもありますが、デメリットもあります。
メリットでいえば、「業務に集中できる」「MTGの移動時間等がない分、時間の工数削減ができる」等が挙げられますが、逆にリモート環境下のみだと、「部門間を超えたコミュニケーションが起こりづらい」「WiseVineらしさ=会社のカルチャーを体感する機会が少ない」等が起こり得ます。
つまりリモートワークは、業務に紐づいたコミュニケーションや意識付けはしやすいのですが、業務を超えた「人」や「カルチャー」、「会社への所属意識」のような意識付けはしづらい状況にあります。
実際の課題として、部門を超えたコミュニケーションが少なく誰がどの業務をしているか分からない、会社のカルチャーがわからず馴染むまで時間がかかる、等の課題がありました。
そこに対応するため、Conferenceを行うことに致しました。


カルチャーを体感できるコンテンツ作り

「WiseVineらしさ」やカルチャーを体感する機会にして欲しいと思ったので、WiseVineが今後どのような組織文化になっていくべきなのか、WiseVineらしさとは何か、を議論をしながら進めました。
その中でポイントとなったのは、以下の4点。(WiseVineのカルチャー)

・ドメインナレッジを理解し、泥臭さを持って顧客に対峙できていること
・スピード感を持って、アジャイルで進めていくこと
・人や情報に対しフラットであり、立場関係なく意見交換ができること
・仕事における信頼関係を築けている状態であること

この4つのカルチャーをConferenceで体感できることを目指し、設計しました。

実際に行ったコンテンツは、以下の通りです。

10:00-11:00 代表の吉本による、ミッション・ビジョンのプレゼン
11:00-12:30 「ミッション・ビジョンを自分の言葉で言い換えると?」WS
12:30-13:30 ランチ ※キッズスペース開設!
13:30-15:30 「バリューを考えよう」WS
15:30-16:00 休憩
16:00-17:30 レゴを使ったWS「幸せな合意形成」(WiseVineオリジナルゲーム)
※お子様も参加OK! ※取引先の方もご参加いただきました!
17:30-18:30 懇親会
18:30-19:30 パネルディスカッション「WiseVineのこれから」
19:30-20:00 懇親会、締めの挨拶

このような形で、
ドメインナレッジを理解し、泥臭さを持って顧客に対峙できていること
のために、ミッション・ビジョンを改めて知る時間やそれに対しての意見交換をするWS、WiseVineの事業内容を取り入れたレゴを使ったWSを行ったり、
スピード感を持って、アジャイルで進めていくこと
人や情報に対しフラットであり、立場関係なく意見交換ができること
仕事における信頼関係を築けている状態であること
のために、社員同士がお互いを理解できるようなコンテンツを準備したり、カジュアルに話しやすい雰囲気を意識して設計しました。
更に今回は、
家族や取引先など、関わる方々(支えてくださっている方々)に日頃の感謝を伝えられる場にすることとし、ナーサリースペースを設け、家族も参加できるコンテンツに仕上げたり、取引先の皆様をお呼びできる場にしました。


最後に、具体的な当日の様子を発信致します!

当日の様子を、写真を中心にご紹介します。WiseVineの雰囲気を知っていただくきっかけになれば幸いです。(当日についての細かいご紹介は、弊社のnoteに掲載しております。)

当日の受付の様子


ミッション・ビジョンの共有〜バリューを考えるWSまで

代表の吉本による、会社のミッション・ビジョンの説明から始まります。


各々が「ミッション・ビジョンを自分の言葉で言い換えると、どうなるか」感想と共にグループ内でシェアをします。


グループごとに出た意見を全体にもシェアします。


自分の言葉を書いた付箋を、「WiseVineの木」に貼り付けます。


みんなの想いの詰まった、「WiseVineの木」が完成!


お昼を挟んで、バリューを作る時間に移ります。
ここでは、床に模造紙を広げながら、議論が進みます。


レゴワークの様子〜作品紹介

ここからは心機一転、外部の方々も参加できるイベントになります。
まずは、WiseVineのメンバーよりルール説明です。


まずは、数あるレゴから「自分が実現したい幸せ」を黙々と制作・・・どんなものができるかな?みなさん、思ったよりも真剣な様子です。


作ったものをシェア!自分の実現したい未来や、そう思うようになった経緯(過去のこと)を話したり、話すうちに表情がほぐれていることが伝わります。


しっかり重さも測って、予算(グラム数)をオーバーしていないか、チェックが入ります。


すごい・・・!大人も子供も、みんなそれぞれの発想で「自分が実現したい幸せ」を作品で形にしていました・・・!


歓談〜最後の挨拶、手紙

WiseVineは自治体や行政の進化と伴走していく会社です。
その地域ならではの食材や飲み物をピックアップし、オリジナルメニューのビュッフェを満喫します。


社員のご家族同士も交流している様子がみられました!


最後は日頃の労いで社長に花束を贈呈し、集合写真。


その他、ナーサリースペースやご家族・お子様も一緒に楽しんでいる様子

当日は、シッターさんお二人にお越しいただき、ナーサリールームの準備をしました。


大人用の食事だけでなく、離乳食も準備しています。


Conferenceの効果

実際にConference実施後、以下のような変化が見られました。

  • 全体会の発言が増えた
  • 事業部を超えたコラボレーションが増えた
  • Slackでの絵文字、リアクションが増えた
  • なぜ、誰のためにこの事業をやっているのかという認識ができ、より明確な目的を持って働けるようになった

もともと課題に感じていた、
部門を超えたコミュニケーションが少なく誰がどの業務をしているか分からない、会社のカルチャーがわからず馴染むまで時間がかかる、ということに対して、目的達成!となりました。
また、意図されたアジェンダの中でのみ議論の進むオンライン会議ではなく、偶発性の高い環境の中で、想像を超えたコミュニケーションやコラボレーションが生まれることで、お互いを知り、一緒に働く仲間との共感や共創を体験できる機会となりました


最後に!

カンファレンス当日の動画です。是非、ご覧ください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
今後、様々な組織文化や採用に関わる発信をしていきますので、是非フォローしていただけると嬉しいです。

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