1
/
5

不登校の支援を行う”サポーター”とは?カウンセラーではない?

私たちは支援を行うメンバーのことをサポーターと呼んでいます。サポーターというのは社内の造語です。「カウンセラーではないのですか?」と聞かれるのですが、あえてカウンセラーという言葉は使わないようにしています。私たちが行っていることは、何か専門的な資格を持って行うカウンセリングとは別物だからです。

また一般的にカウンセリングと聞くと「自分の話を傾聴して聞いてくれて、共感してくれる」というイメージが世間的には強いです。一方で私たちは、傾聴や共感が中心ではなく、実際に実践いただくための具体的なアドバイスを中心に行っています。そのためカウンセリング、カウンセラーという表現はあえて控えています。

これもよく言われることですが「専門的な資格がない人に何ができるのか」という意見もいただきます。たしかに資格を持っていると安心感がありますよね。こればかりは選ぶ親御さんのご判断だと思っています。絶対に資格を持ったカウンセラーが良いという方は、カウンセラーの方々にお願いしたほうがいいと思っています。

私たちはいつも「私たち以外にも選択肢はたくさんあるので、色々見てみてください」とお伝えしています。人によって合う合わないもあると思いますし、どれを選ぶかに正解もないかなと思います。色んな選択肢を見て、ご自身に合うものを選んで欲しいと思っています。

資格がない代わりに、サポーターの皆さんには徹底的に研修させていただいております。独り立ちするまでに、半年ほど時間をかけて育成を行っています。また何か問題が起きても対応できるようサポーター同士で常に状況を把握し合っています。

また、これまでに500名以上のお子さんを再登校に導いてきた経験を社内でも共有し、常にメソッドをアップデートし続けています。今では年間数千件のご相談をいただくようになり、色んなパターンへ対策を考えてきたので、どんなお悩みにも答えられる状況が整ってきたと感じています。

サポーターはママさんが多く、お住まいも全国各地に散らばっています。私たちのお仕事は基本的に、Zoomとメールで支援を行っているため、完全リモートで出勤時間の指定などもありません。みなさんが家事や育児とも両立できるようにこのような形を取っています。今の日本では、家庭と両立するためにパートなどで働いても、なかなか満足な収入が得られないケースが多いです。これも一つの社会問題かなと思います。特に地方ではさらにその傾向が強いと感じます。私たちは完全リモートで自由な時間に働けて、かつ一定の給与もお支払いできる形を実現することで、そんな社会問題も同時に解決したいと思っています。

全国の親御さんが子育てを頑張ってくれているからこそ、子ども達がすくすく育つことができ、日本の未来が作られていくと思っています。そのためにママさんを支援することは私たちのビジョンの実現にも繋がっていきます。

サポーターの方々にもより良い給料をお支払いできるよう努力しています。良い時は、月に50万以上の給料をお支払いできることもあります。サポーターの方々によりよい環境で働いていただくことで、お仕事を続けて欲しいですし、より多くの方々に一緒に働いていただきたいと思っています。そうすれば、より多くのお子さんをサポートすることができ、ビジョンの実現に向かうことができると考えています。

ありがたいことにこれまでサポーターで退職した方はまだ一人もいません。本当にみなさんいつもありがとうございます!みなさんのおかげでここまで事業を続けることができています。毎日不登校のご家族と向き合うのは本当に大変で、プレッシャーが強い仕事だと思っています。子育てや家事との両立も大変な中、私たちと一緒に働いてくださっていることに心から感謝しております。

実は、サポーターの中には元々私たちのお客さんだった方もいらっしゃいます。実際にメソッドを経験し、お子さんが変わる姿を目の前で見ているからこそ、ご自身の経験をより多くの方々に届けたいとの想いで参画してくださっています。

これもよくある質問なのでこの場でお答えさせてください。
「なぜZoomで顔出しをしないのでしょうか?」と聞かれることがよくあります。理由は3つあります。

1.お客様のプライバシーを守るため
不登校は親御さんにとってセンシティブな問題です。なかなか誰かに相談することも難しく、一人で抱えられている親御さんも多いです。お子さんの悩みだけでなく、ご夫婦での悩み、他のご家族についての悩みなど、他人になかなか話せないようなお話しも多いです。それらのプライバシーをできる限り守るため、お客様にも顔出しは不要ですとお伝えしています。

2.サポーターのプライバシーを守るため
今の時代は、悪意を持った人によってプライバシーがネット上に拡散されてしまうリスクもあると思っています。サポーターの皆さんにも大切なご家族がいらっしゃいます。ご家族にとっても安心して働けるよう顔出しはしない形を取らせていただいています。そのために代表の私が実名で顔出しをし、全責任を背負わせていただく形を取っています。
その他にも、顔出しをするとなると化粧など身だしなみを整える時間も必要になると思います。家庭との両立の上では、そういった時間もできるだけ少なくして欲しいと考えての理由もあります。

3.お互いの顔を見ると本音が言いづらくなる
私たちのメソッドは親御さんに踏み込んでアドバイスすることが重要になります。しかし実際に不登校で悩んでいる親御さんは精神的にもすり減り、疲弊している方が多く、表情が暗い方も多いです。そのような方には、こちらもなかなか意見を伝えることが難しくなると感じています。しっかりとやるべきことをお伝えするためにも顔出しなしの形をとっています。
また、これは親御さん側も同じかなと思っています。支援の中では家族以外誰も知らないような悩みについてお話しいただきます。やはり相手の顔を見てしまうと、弱みや本音がさらけ出せなくなると感じています。相手の顔が見えないからこそ、本当の悩みを打ち明けやすい環境が作れていると思っています。

現在サポーターは、まだまだ人手が足りていません。これからも絶賛採用を進めていく予定です。私たちのメソッドを通して再登校に導かれた方だけでなく、子育てに関わる仕事がしたいという方、社会的に意義のある仕事がしたいという方、地方にお住まいでなかなかやりたい仕事が見つからないという方、家庭と両立しつつ給料も稼ぎたいという方、そして私たちのビジョンに共感いただけるという方は、ぜひお問い合わせください。ご応募お待ちしております!

株式会社スダチでは一緒に働く仲間を募集しています
8 いいね!
8 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
株式会社スダチからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?