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2024/01 CTOオープン社内報vol.6 『2023年のエンジニア組織振り返りとこれから』

皆さんこんにちは!スマートラウンド CTO の小山( @doyaaaaaken )です。

このオープン社内報は、CTOである自身が普段「なにを感じて、どんなことを考えているか」について、月に一回、社内へ共有する試みです。

“オープン社内報” という名称のとおり、この文章の内容は一部編集した上で会社ブログに公開する予定です。

テーマ

今回のテーマは『2023年のエンジニア組織振り返りとこれから』です。

2024年になったタイミングということで、1年間を振り返りつつ、今後について考えていることを共有したいと思います。

皆さん、あけましておめでとうございます 🙇🎍

2023年の振り返り

社内の皆さんはご存知のとおり、昨年はスマートラウンド全体で大きな変革の年でした。

2022年9月にシリーズA資金調達を行い、2023年には全社で採用を加速しました。

昨年1年間で社員数も2倍弱ぐらいに増え、それまでになかった様々な職種も生まれたり、複数事業部制に移行したりと、激動の1年でした。


スマートラウンド、1倍非参加型の優先株式でシリーズAを調達
株式会社スマートラウンドのプレスリリース(2022年9月6日 09時00分)スマートラウンド、1倍非参加型の優先株式でシリーズAを調達
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000042542.html


同時にエンジニア組織も非常に大きな変革を遂げました。

2022年12月にStartup CTO of the year 2022で優勝したことも手伝って、採用はうまくいき、優秀で素晴らしい方にたくさんご入社いただきました。


【優勝者決定】白熱のピッチコンテスト「Startup CTO of the year 2022」。栄冠は誰の手に?
Startup CTO of the year 2022の栄冠は誰の手に──。テクノロジーを武器に新たな産業・ビジネスの創出を目指す、新時代のスタートアップの挑戦を速報レポートでお届けする。
https://newspicks.com/news/7924705/body/


エンジニア組織は2023年は『組織化』の1年でした。具体的には…

  • Devグループ(=プロダクト開発者グループ)
    • 2022年まで1チームで開発していましたが、去年エンジニア組織の人数も倍に増え、機動力重視の少人数チーム4つで構成される組織へと変わりました
    • グループ全体(4チーム)にリーダーシップを発揮することが求められる、テックリード・エンジニアリングマネージャ職それぞれを担っていただける方が就任・入社内定しました
    • 各チームが自律しているため、CTO小山、創業エンジニア渡邊が機能開発に関わる時間が大幅に減り、中長期目線での施策に時間を使えるようになりました(寂しいですが、良い事!)
  • SRE / CorporateITグループ
    • 2022年まで山原さんに単独で役割を担っていただいていましたが、waddyさんに入社いただいたことによりチームとしてより安定的に価値提供できるようになりました
    • ちなみにSRE/CorporateITグループの役割については、過去に『エンジニア組織のSRE/CorporateITグループとは』という以下の記事で書いているので、ぜひご覧ください 🙇
2023/9 CTOオープン社内報vol.2 『エンジニア組織のSRE/CorporateITグループとは』|スマートラウンド
※ この記事はスマートラウンド社内に共有した文章を、一部加筆修正した上でブログ記事として公開したものです。 皆さんこんにちは!スマートラウンド CTO の小山( @doyaaaaaken )です。 このオープン社内報は、CTOである自身が普段「なにを感じて、どんなことを考えているか」について、月に一回、社内へ共有する試みです。 "オープン社内報" という名称のとおり、この文章の内容は一部編集した上で会社ブログに公開します。 エンジニア組織の2つのグループ 先月のオープン社内報では「CTOとCPOの役割分担
https://note.com/smartround/n/n6d596d26c81e


参考:現在のエンジニア組織大枠(エンジニア採用情報スライドより引用)

これから

昨年がエンジニア組織にとって『組織化』の1年だったとすると、今年は『組織力向上』の1年にしたいと思っています。

どんな組織でも組織化していく過程で通る道ですが、過渡期においては増えた人数ほどの成果が出ないことは避けられません。

入社してまだ1年未満の方も多く、個人の持っているポテンシャルをまだまだ発揮しきれていない人も多いはずです。

逆に言うと組織としての伸びしろが非常に大きい状態なので、『組織力向上』の1年にし、強い組織にしていきます。

◇ 組織の次なる成長の軸

組織成長のための軸は以下の3つで考えています。

①個人の成長
この軸が最も大事です。
組織は結局は「人」なので、皆さん個人個人の成長こそが、組織として最も大きな伸びしろになります。
会社の急成長に負けないよう、皆さん自身も能力・精神を磨いていただきたいです。
より大きな責任を担いたい方には、より大きな機会(チャンス)をお渡ししたいと考えています。
また個人学習を支援する制度として書籍購入補助制度などもあるので、ぜひ積極的に活用してください。

②環境改善(イネーブルメント)
技術的・組織的な環境改善を行うことによって、開発者の皆さんの生産性を引き続き継続的に上げていきます。
特にテックリード・エンジニアリングマネージャ・SRE・CTOが中心となり改善を行っていきますが、皆さん自身も当事者としてより良い組織にするためのご意見・フィードバックをぜひください。

③採用
採用活動は引き続き積極的に行います。
上述の①, ②は内部的な改善でしたが、スタートアップ企業としての非連続な成長を遂げるためには、外部からも弊社のミッションに共感しモチベーションが高い方に参画していただく必要があります。
弊社に合いそうな良い方がいらっしゃったら、ぜひご紹介いただけると嬉しいです。

◇ 成果の定義

なお、いくら組織力が向上したとしても、アウトプット(開発量)が増えるだけではダメで、アウトカム(ユーザ価値)を出すことが非常に大事です。(「ビルドトラップ」と呼ばれる話です)

昨年度末に全社目標の再定義を行いましたが、プロダクトチームとしても新たな目標をチーム一丸で追うべく最適な体制を取りたいと考えています。

そのために「より職種を跨いだコラボレーションが円滑に行え」、「少人数での密度の高い議論がしやすくなる」よう、会議体の見直しも行いました。

昨年度末からスプリントプランニングMTGをチームごとに変え、チーム内での詳細な議論や、エンジニアーPdM間の連携を行いやすくしました。

またデザイナーのセナさん・上垣さんで進めていただいているデザインガイドラインの整備について、エンジニアも議論に加わり実装へと反映させていくギルド(=ワーキンググループ)を立ち上げることで、エンジニアーデザイナー間での連携を行いやすくし、より良いUI/UXを実現できるようにします。

その他にも考えている案などはあるので、高いアウトカムを達成する組織にすべく引き続き改善を行っていく予定です。

以上です。
この記事を通じて、弊社の組織について理解が深まれば幸いです!
ご不明点や質問があれば遠慮なくください! 👍

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