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社名の由来は「ふつう」と「対話」

「グラスルーツ」の社名の由来

こんにちは。グラスルーツ小野です。社名にまつわるエピソードを紹介します。

「グラスルーツ」は、「GRASSROOTS」です。
電話などで音だけ聞いた人から、「グラス・ツールさん」とか、「グラス・フルーツさん」などと間違って呼ばれますが、あくまで「グラスルーツ」は1つの英単語です。(glassでも、toolでもありません笑)

辞書で調べると、書き方は、
grass roots
grass-roots
grassroots
…などがあるようですね。

単語を分解すると、「grass」は「草」で、「roots」は「根」。直接的な意味は「草の根」なわけですが、だからなのかな、あまり肉食系の人はいたことがありません(笑)

さて、この言葉には「一般の人々」という意味もあります。英英辞典で調べるとこんなふうに出てきます。
grass roots (grassroots):the ordinary people in a society, movement, or organization:

オーディナリー・ピープルって、端的に言えば「ふつうの人」ってことです。

そう、私たちグラスルーツは、「ふつうの人」を大切にしたい。
なぜかといえば、社会は99.9%の一般人で成り立っているからです。
ふつうの人が普通に当たり前に自分らしく生きられる。
そういう社会が素敵ですよね。

1984年、当社創業の頃、新聞にこんな記事が出ていました。
アメリカでは今、グラスルーツ・コミュニケーションの重要性に目が向けられている。そんな文脈の記事でした。Face to Faceで対話を重んじる。そんな意味で書かれていたと記憶しています。ですから、社名の由来的には、「ふつうの人」を重んじるより、「対話」を重んじるの方が先にありました。

そして、ここからは後付けです。グラスルーツのメンバーは、「そもそも、これは…」と深掘り好き。「そもそも、目的は何だっけ?」「そうだとしたら、これはいる?」。そんな会話が当たり前な感じの会社です。

モグラ的な習性と言ってもいいくらい、根っこを掘っていこうとするルーツラバー集団なのです。だから、後付けではありますが、物事の根っこにこだわっていこうというスピリットも社名には表れています。

さて、余談ですが、10年ほど前に、著名なコンサルタントにコラボの提案をしたくて、飛び込みで電話をしたことがあります。なぜか、すんなり会ってもらえたのですが、お会いしてわかったこと。それは会おうと思った理由の1つについてです。アメリカに、1960年台から70年台にかけて活躍していた「The Grass Roots」というバンドがあって、「そのバンドが好きだったから」ですって。私もロックが好きなので、その後も意気投合し、一緒にセミナーなどを開催しました。しかし、残念なことに、その方は亡くなってしまい、もういません。懐かしくも切ない思い出です。

当社グラスルーツのカルチャーは社名にも表れていますが、他にもありますので、また別の機会に!

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