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テレビ局のアルバイト時代に感じた「医療とIT」の必要性。エムスリーソリューションズの営業職に就き、実感する仕事のやりがい

エムスリーソリューションズでは、女性の営業職の方も増えています。

そこで今回は、関西エリアの営業職として活躍する、野田 汐(以下、野田さん)をご紹介します。

野田さんに、キャリア選びの軸や仕事内容や働き方、今後の目標などを聞いてみました!


エムスリーソリューションズ株式会社
関西第二営業所 野田 汐(のだ しお )
1999年生まれ(現在24歳)、兵庫県伊丹市出身。甲南女子大学文学部メディア表現学科卒業。「社会で求められているのかは何か」を軸に、就職活動を行い、医療とIT分野にたどり着く。2022年4月診療予約システムを展開するアイチケット株式会社に入社。2023年4月アイチケットとエムスリーソリューションズが合併した後は、関西第二営業所にて営業職に従事している。


「社会で求められているのかは何か」を求め、たどり着いた仕事

ーーまずは、野田さんのこれまでの経歴を教えてください。

大学では、文学部メディア表現学科にて、グラフィックや動画の制作などメディアに関する事項を幅広く学びました。

また、アルバイトでは4年間テレビ局の業務に携わりました。具体的な業務としては、ケータリング、テロップの確認・表示や、モニター画面素材の確認・表示(サブ業務)、画面切り替えなどです。

ーーそこから、就職活動はどのような軸で進められたのでしょうか?

(1)携わる領域、(2)職種、(3)働く環境の軸で、それぞれ考えました。

まず携わる領域については、「社会で求められているのかは何か」を軸に、就職先を選ぼうと考えました。テレビ局のアルバイトを通じて、世間で求められている商品・サービスについて考えるようになったのがきっかけです。

テレビ局で働いていると、社会問題に触れることが非常に多く、その際に、高齢化が進んでいることや日本のデジタル化が遅れていることに課題を感じていました。そして、「医療とITこそが、いま社会から1番必要とされていることなのではないか」という結論に至ったんです。

その上で職種に関しては、自分の中で昔から大事にしている価値観でもある「人と関わること、自分の頑張りが対価として返ってくる仕事」に設定。そこから、営業職にたどりつきました。

最後の働く環境は、両親が楽しそうに働く姿に憧れていたこともあり、結婚・出産後も働き続けられそうな企業を探していましたね。

これらの要素が備わった企業として出会ったのが、アイチケットです。

商材のスケールに比例して自己成長も実感

ーーアイチケットへ入社に至った経緯を教えてください。

アイチケットは医療業界の予約システムを取り扱っていて、需要のあるサービスだと感じました。というのも医療業界は、カルテや予約システムに紙を使うなどまだまだアナログな運用を行っている所が多いので、そのような領域へIT機器を導入できることに興味を惹かれたからです。

まさに、私の就職活動の軸でもあった「医療×IT」に携わることができます。

ーー2023年4月にエムスリーソリューションズと合併して変化した点はありますか?

扱う商材が変わり営業スタイルが変化したことで、やりがいが大きくなり成長を実感する機会が増えました。

アイチケットで予約システムを商材として取り扱っていたときは、反響営業のスタイルが多かったと思います。医療機関の先生から問い合わせを受けた後で、商品を提案するという営業スタイルです。もちろんこちらから営業をさせていただくこともありましたが、先生と営業担当が一対一の関係で商談を進めることがほとんどでした。

一方、合併後は予約システムに加え、電子カルテも扱っています。電子カルテは、他の機器と連携させる必要があるため、さまざまな方とコミュニケーションを取りながら提案する機会が圧倒的に増えました。例えば、医薬品卸会社さまやコンサル会社さま、医療機器を連携するための検査企業さまなどと協力しながら業務を進めていきます

また商材の金額が大きくなり、導入までの準備期間も長くなったことで、より深い関係性を築けるようになったと感じます。そのため、より一層やりがいが大きくなりました。

ーー合併により不安な点はありましたか?

電子カルテを扱うにあたり、商材についての知識が追いつくのかが不安でした。一方で、不安よりも挑戦したいという意欲の方が勝っていたのも事実です。日本で最も販売台数の多い電子カルテを扱い、胸を張って営業できるというワクワクした気持ちがありました。

ーー不安を解消するためのサポートは何かありましたか?

アイチケットに所属していたときから、エムスリーソリューションズの社員の方による研修を受けさせてもらいました。

合併後もアイチケットに在籍していたメンバーに対して、一対一のOJTを行ってもらいました。そのおかげで、しっかりと不安や疑問点を解消することができ、安心して業務に取り組めました。また、普段の業務でも分からないことは、すぐに周囲に確認できる環境があります。多くの方からサポートしていただける環境があり、ありがたく感じています。

ーー入社してよかったと感じることはありますか?

以前と比べて給与面が圧倒的に増えたことです。また、さまざまな代理店の方とコミュニケーションを取りながら仕事を進めるようになり、同じ業務を繰り返すことがありません。日々新鮮な気持ちで仕事に向き合える点にもやりがいを感じています。今後は自主的に新しいことにも取り組んでいきたいですね。

お客さまからの感謝の言葉が何よりも嬉しい

ーーエムスリーソリューションズの営業としての業務フローを教えてください。

最初に弊社から代理店会社さまに勉強会をご提案させていただき、商品をご紹介する機会をいただきます。勉強会の開催後、代理店会社さまから弊社の商品に興味を持っていただいた医療機関さまの情報を拝受します。そして、卸会社さまご同行のもと医療機関様へ商談に伺い受注に至るという流れです。

ーー商談の際に意識されていることはありますか?

商品の良さをお伝えするのみでなく、その背景や必要性をお伝えしています。今後の医療情勢などを踏まえて、どのような面でお客さまのお悩みや社会課題を解決できるのかについてご説明することを心がけています。

その他にも、お客さまが困っていることをお聞きして共感することを意識しています。時には、弊社での対応が難しいことについて、ご相談いただくことがあります。その際、すぐに対応できない項目についてお話しするのではなく、まずはお客さまの気持ちに寄り添うことを大事にしています。その後に、ご対応できることとできないことをお話しさせていただきながら、内容をご理解いただくことを大切にしています。

ーーやりがいを感じたエピソードがあればぜひ教えてください。

紙のカルテを使用していたクリニックさまに伺い、電子カルテを導入する機会がありました。電子カルテは院内の軸となるものですので、導入にはとてもパワーを使います。

関係会社さまと連携を取りながら業務を進めることに難しさを感じましたが、クリニックさまにもお力添えをいただき、多くの方と助け合いながら最後まで協力して運営まで走らせることができました。導入後は院長先生や受付スタッフの方々から「ありがとう」とお声がけいただき、胸がいっぱいになりました。また、電子カルテ導入初日の立ち会い時も名指しでご指名いただけたことが嬉しかったです。

ーー仕事の難しさについて教えてください。

医療のみでなくITの知識も必要となるため、IT用語を理解することが難しいです。

また、医療業界は日々変化する業界であるため、常にアンテナを張りながら現状をキャッチしなければなりません。展開される情報の早さに追いついていくことは、容易ではありませんが、知識を増やし医療機関さまの役に立てたときは本当に嬉しいです。

ーー仕事の難しさをどのように乗り越えていますか?

情報収集については、社内のさまざまなサポート制度を利用しています。週2〜3回の社内IT研修やクリニックの勉強会が開催されたり、ポータルサイトで日々最新の情報が更新されたりするため、随時トレンドや情報をチェックしていますね。

また、わからないときは、上司や先輩を頼るようにしています。

例えば、お客さま先でのデモンストレーションは、まだ一人で行くことが難しいため、先輩や上司に同行してもらっています。そこで商品説明を行うのですが、分からないことがあったときに戸惑ったり、話に詰まったりするとお客さまは不安になってしまいます。そのようなときは、同行してもらった上司や先輩に説明を代わってもらい、次回以降、自分でも説明できるようにしています。

その他にも、お客さまや関係者の方から電話を受けた際に分からないことがあれば、その場で無理なお返事はせず、内容をきちんと確認してから折り返すようにしています。

行政の進める「医療DX」に携わり、医療機関さまの業務効率化に貢献

ーー今後の目標を教えてください。

営業のプロフェッショナルを目指しています!

今は目の前の仕事に精一杯になることが多いですが、より知識を蓄えて、まだ存在してないリード獲得の道筋を見つけていきたいと考えます。また、社内で1ヶ月や半年ごとに営業の優秀者を表彰するイベントがあり、そこで1位を取りたいです。

そして、結婚・出産後も営業を続けていきたいと考えているため、身につけたスキルを長期的に活かしたいですね。

ーー野田さんが考える、エムスリーソリューションズで働く魅力を教えてください。

まだアナログな部分の多い医療業界に対して、最先端システムを導入できることです。例えば、紙カルテの運用や、現金でのお支払いなどをされているクリニックさまに対して、電子カルテを販売することで、業務の効率化に貢献できるところに、面白みがあります。

また、行政は医療DXに向けて電子カルテの導入推進を行っていて、行政が推進する製品を導入できる点でやりがいを感じられると思います。

商材の性質上、お客さまや複数の関係会社さまとの連携など、多くの人とコミュニケーションを取りながら進めていきます。難しい商材ですが、やり遂げた先には大きな達成感を得られるお仕事です。

ーー働く環境について教えてください。

分からないことは気軽に質問でき、とても話しやすい環境です。新しく入社される方がどんどん増えていて、営業職のみでなくインストラクターやサービスエンジニアなどさまざまな職種の方がいます。社内はとても活気を感じられる雰囲気です。また、女性社員も増えており、会社全体で4割ほどを占めています。若い女性社員の方も活躍している環境です。

ーー働くイメージが湧いてきました。最後に、エムスリーソリューションズへの入社を検討している方へメッセージをお願いします!

エムスリーソリューションズでは、アナログな医療業界のDX化を進めながら行政が推進する事業に貢献できます。大変な業務ではありますが、とてもやりがいを感じられるお仕事です。

そのようなことにご興味を持たれる方や、やりがいを感じたいと思っておられる方はぜひ一緒に働きましょう!達成感や喜びの気持ちを共有できたら嬉しいです!



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