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複業メンバーだけで作った複業マッチングプラットフォーム

こんにちは。初めまして!
Another worksというサービスでCTO 兼 リードエンジニアをやっている塩原といいます!

弊社は、Another worksという複業マッチングプラットフォームを提供していて、自社の組織自体もメンバー全員が複業メンバーで成り立っています!

私自身も過去に何度か複業をしており、リモートでタスクをこなすだけといった関わり方から、メンバーの一部として一緒にサービスを作るような(時には徹夜で)関わり方まで経験しました!

過去の私の経験を踏まえて複業メンバー中心で成り立っている弊社のエンジニア組織についても紹介したいと思います!

目次

  1. 弊社の組織体制
  2. 複業社員・インターン組織のメリット
  3. 複業社員・インターン組織の課題
  4. 今後の課題
  5. 余談

弊社の組織体制

弊社では、エンジニアに限らず、基本的に正社員採用は行なっておらず、複業社員・インターン生で成り立っています。

現に今の状態でいうと営業責任者としての正社員が一名のみで、経営陣が私を含め3人以外のメンバーはすべて複業社員・インターン生となっています。

エンジニア組織においては、正社員は一名もおらず複業社員・インターン生のみで開発を行なっています。

実は弊社のエンジニアメンバーは人数が多く、設立一年未満にも関わらず、私を含め10名のメンバーが関わっています。
内訳としては、

フロントエンドエンジニア: 1名
マークアップエンジニア(wordpress/LPなど): 1名
アプリエンジニア: 1名
サーバーサイドエンジニア: 2名
インフラエンジニア: 1名
育成中エンジニア: 2名
アドバイザー: 1名

というような構成となっています。

複業社員・インターン組織のメリット

先ほどメンバーの内訳を書きましたが、​かなり様々な分野のエンジニアを入れているという点が一つ特徴となっています。

これらの種類のエンジニアを正社員で集めようと思うと、かなりの採用コストと人件費がかかると思います。

弊社の組織はメンバーのほとんどがフルコミットではないという代わりに多種多様なメンバーを揃えており、個人の強みを生かした開発を行なっています。

例えば、弊社のAnother worksというサービスではVue.jsを採用しているのですが、通常のこのフェーズですとLPや会社ホームページ(wordpress)などフロントエンドエンジニアが担当するケースが多いと思うのですが、

弊社の場合だとマークアップエンジニアが担当することで、フロントエンドエンジニアはVue.jsの開発のみに専念することができます。

同様に、サーバーサイドエンジニアとインフラエンジニアも分けることでそれぞれの業務に専念できるような環境になっています。

また、インフラエンジニアの経験が不足している部分やフロント・サーバーの設計といった部分にアドバイザーのサポートをもらうことで、補強を行なっています。

また、個別の層で薄くなる部分を補うために弊社では未経験の学生エンジニアを常に一定数育成することでカバーしてます。

実際に、フロントエンドの枠が足りず私がメインで開発しながら未経験エンジニアをフロントエンドとして育成し、現在ではフロントエンドエンジニアの主要メンバーとして任せられるようになりました。

彼をどのように育てたか気になる方はこちら

1通のDMから始まったエンジニアインターンはじめまして、大学3年生のたくみんです。私は現在、複業マッチングプラットフォーム「Another works」を運営する株www.wantedly.com

設立一年未満の弊社がこのような組織を作ることができたのは、複業社員・インターン中心の組織に置ける大きなメリットではないかなと思います。

複業社員・インターン組織の課題

先ほどはこのような組織体系におけるメリットをお話しました。
一方で、正社員中心の組織にはない課題などもあったりします。

1. チーム間のコミュニケーション不足
2. 稼働数がバラつく

1.のチーム間のコミュニケーション不足ということに関して、例えば複業社員であれば平日は正社員として働いているので比較的土日がメインとなり平日は夕方以降となります。インターン生の場合は、夕方以降の場合もあれば、ほとんど授業がなく平日日中を中心に稼働するメンバーもいたりするなど、同じ時間帯に同じ場所で働くということが少なく、チームで開発しているのにコミュニケーションが基本私との1対1になることが多いという問題がありました。

この問題を解決するために、プロダクト定例を週次で行うことにしました。

正社員であればごく当たり前に思うかもしれませんが、弊社のような組織ではこの定例が非常に効果的でした。

週次で顔を合わせる機会を作ることで、チームに置ける心理的安全性が高まり、またコミュニケーションが基本私との1対1になることが多いといった問題も解消されました。

また正社員がいないため、インターン生や複業社員のメンバーとの壁が薄く、OKRといった会社の指標も共有していてその点も開発メンバー全員が当事者意識を持つことができるようになりました。


プロダクトMTGが終わって談笑するメンバーの姿

2の稼働数がバラつくという問題に対してはAsanaとそれに連携して利用することができるinstaganttを利用しています。

基本的な流れとしては、
1. AsanaでSprint(一週間)ごとのタスクをアサインする
2. Instaganttで各自タスクをスケジューリングする

Instaganntでスケジューリングを行なっていただくことで、時間が取れない週の時はタスクを他のメンバーに分け合ったりなどして、対応します。

またガントチャートは前スプリント分などの稼働も把握することができるため、3Sprint分の稼働を評価して採用を再開するか停止するかといった意思決定にも使うことができます。

今後の課題

とはいえまだまだ課題は存在し、今後もその課題に対して積極的に発信していければなと思ってます。

- 定量的にエンジニアチームの評価を行う方法
- 緊急バグ対応
などなど

余談

ラバーダック・デバックを採用するためにオフィスにゴムアヒルを設置しました。


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