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▽転職応援ガイド#47:職種理解を深める~広報編~

こんにちは、株式会社hitocolor広報の岡部です!

毎週更新中の求職者向けブログ、今回は「職種理解を深める~広報編~」です。

広報と聞いて、華やかな仕事というイメージを持ったり、プレスリリースやPR活動、メディア対応などを行う社外広報を想像する人も多いのではないでしょうか。実際に、社外の関係者や顧客、ユーザーに向けて広報活動を行うことも仕事の一環ですが、それだけでなく社内報や社内メルマガの運用など、社内の人間に向けた広報活動を行うことも仕事のひとつです。

今回は、広報の仕事とはなにか、求められる能力やスキルなどについて紹介していきます。

▽広報の仕事とは

①情報発信

広報の仕事のひとつとして、会社に関する情報発信を行うことがあります。情報発信の目的は様々ですが、大前提として情報発信を通して社会と信頼関係を構築する目的があります。売り上げにつながるサービス・商品の情報発信だけでなく、自社の存在意義や企業理念なども伝えていくことが大切です。

具体的な業務としては、「プレスリリースの作成・配信」や「メディア関係者への対応」も広報の一環です。文章はもちろん、広報担当者が与える印象や行動も、見る人には情報として伝わります。そのため、担当者はコミュニケーションの一つひとつに細心の注意を払う必要があります。

②ステークホルダーとのコミュニケーション

発信するだけが広報の仕事ではありません。発信した情報が誰・どこにどのように届いたか、どう受け取られたかなど反応を探って誠実に対応するのも、広報担当者の役割です。
メディア関係者からはもちろん、昨今ではSNSを通じて生活者の声を聞くこと、投資家の意見や、行政の方針に気を配ることも重要です。さまざまなステークホルダーの意見を取り入れながら自社の立ち位置を客観的に把握し、最適なコミュニケーションを考え、実践していくことが大切です。

③社内コミュニケーションの促進

広報というと社外に視線を向けがちですが、社内に対する情報発信などを通したコミュニケーションの促進も重要な役割のひとつです。例えば、情報発信に対する社会からの反応やフィードバックを社内に還元し、事業推進に役立てることも。また、時には経営に直結する課題を伝えて社内の改革を促すことも必要になります。ステークホルダーからの批判、政局や業界の変化によるリスクなど、企業・団体としてのプレゼンスに直結する課題に突き当たることもあるでしょう。これらを経営陣に伝え、変革を促すことも、広報担当者のつとめです。

▽広報に求められる能力、向いている人

①文章力

広報の重要な役割のひとつは「伝える」ことです。プレスリリースやIR資料の作成など、企業の情報を適切に伝えるための文章力はどのような場面においても必要とされます。特にプレスリリースは企業がメディア関係者に宛てて発表する公式文書であるため、正確な日本語能力や事実確認を行う校正能力が求められます。
また、文章力というスキルに含まれるのは正しい文章を書くことだけではありません。商品やサービスをより魅力的に見せる、発表内容にニュースとしての価値を見出し、わかりやすく言語化するといった能力も含まれます。

②情報収集能力

広報には社内の出来事、社会の動きなど、様々なことに目を向けて情報をキャッチアップする能力が求められます。例えば、SNSの動向からトレンドの種を見つけたり、一見無関係に思える政局にビジネスチャンスを見出したりと、広報PR担当者には情報感度を人一倍高く持つことが求められます。
一方で、インターネット上で検索すればあらゆる情報が容易に手に入る時代だからこそ、きちんと情報の出所を確かめ、信頼に足る情報を選別するリテラシーも同時に持ち合わせていなければなりません。

③コミュニケーション力

広報の最も重要な仕事のひとつが、ステークホルダーとの間に信頼関係を築くことです。社内外問わず、さまざまな関係者と齟齬のないようコミュニケーションを行い、自社が円滑に企業活動を行える環境を整えなければなりません。メディア関係者、顧客、従業員、株主や取引先など、さまざまなステークホルダーへ常に誠実に対応し、良好な関係を構築する能力が必要とされます。

今回は広報の仕事とはなにか、求められる能力やスキルなどについて紹介しました。
一見すると華やかな仕事に見えますが、地道な努力と丁寧なコミュニケーションが必要不可欠な仕事でもあります。情報発信を通して会社や社会に影響を与えられるポジションでもあるため、そういった場で活躍したいという人はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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