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起業家として成功するために、毎日を2倍速で駆け抜けた10年間。短いようで長い創業ストーリーとは?


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起業家として成功するために、
毎日を2倍速で駆け抜けた10年間。
短いようで長い創業ストーリーとは?

業界の上位3%が5年目で到達する売上をわずか半年で達成し、
急成長を遂げている税理士法人G.C FACTORYの代表を務める山口和真さん。

学生時代から「起業家として成功したい」という野心を抱き、
そのために人の何倍も努力を重ね、膨大な時間を費やしてきました。

大学卒業してから起業するまでの10年間。
その間、学び得た知見やスキルは普通の人の20年分、
共同経営者の金子隆一さんの分を加算したら40年分、
いやそれ以上に匹敵するやもしれません。

山口和真さんが創業するまでの短いようで長い道のりを
ショートカットでご紹介します。

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【2006年4月~】
『G.C FACTORYという社名に込めた想い』

ーー会社を立ち上げようと思ったきっかけを教えてください。

大学時代から「起業する」ことは心に決めていました。

「史上最短で、東証二部に上場する方法」(テイクアンドギブニーズ創業者・野尻佳孝)や
「渋谷で働く社長の告白」(サイバーエージェント創業者・藤田晋)などを読んで、若いうちから仕事に人生をかけて勝負している起業家が単純に「カッコイイな」って思ったのが、最初のきっかけですね。人生の充実度を決めるのは、「誰と」「何をするか」だと思います。だからこそ「誰と」「何をするか」は自分で決めたい、それを叶えられるのは「起業家」だと。

この時の想いは、現在の『G.C FACTORY』(Good Company(良い仲間・良い会社) を創造するFACTORY(工場))という社名の由来になっています。尊敬できる良い仲間がG.C FACTORYにたくさん集まり、多くの良い会社を生みだし、または、良い会社の発展のための支援ができるようになることが私たちの究極の目標です!


【2010年4月~】
『営業職への就職活動』

ーー大学卒業後、就職先としてエーザイ株式会社を選んだ理由は?

就職活動でこだわったのは、営業という職種です。

サイバーエージェントの藤田社長の本で、「営業力が起業には必須」という考えがあったので、営業職に的を絞って就活。内定をいただいた企業の中から、内定者の仲間や先輩方に魅力を感じ、エーザイ株式会社に入社を決めました。共同創業者の金子は、エーザイの同期です。

エーザイでは営業職として、クリニックを訪問し、ドクターに自社の医薬品の販売や新商品を紹介する仕事をしていました。


【2010年9月~】

『開業医先生の経営を支えるために。』

ーー転職を決意したきっかけを教えてください。

開業医の先生の経営面でのサポートをして、役に立てるようになりたいと考えたからです。
クリニックを訪問している中で衝撃的だったのは、地域医療を担う開業医の多忙さです。開業医の先生は、朝から夜まで患者さんの診療をして、診療後には、勉強会に参加したりカルテのチェック等を行っています。そして、夜中や休みの日も緊急の往診に呼ばれる場合もあります。
さらに、クリニックのほとんどは、総務も経理も、経営企画も広報部も人事部もありません。
これら全部を院長がやっています。一体、院長はいつ休んでいるんだろう・・・・という感じですが、それらを日常的にやっているのが、開業医の先生です。

開業医の先生と日々お話をする中で、開業医の先生が人事や経営、税務といった悩みを抱えていることを知りました。これは、すごく当たり前のことだと思います。医師は、大学、病院で医療についてを学び、医療のプロフェッショナルです。しかし、人事・財務・税金・会計等の経営については、開業時に誰かに学ぶことなく、ゼロからのスタートです。

開業医の先生の経営、人事等悩みをお聞きはするものの、知見のない私が明確に回答できるはずもなく、本当に困っている人が目の前にいるのに、力になれない自分が歯痒くて…。

時を同じくして、金子も同じような悩みを抱えていました。

そこで、開業医の先生のヒアリングや、金子とふたりで話し合いを重ね、医療機関の「経営」を支える会社をつくろうという志のもと、起業を決意しました。

ーー共同経営者である金子さんとの出会いは?

金子はエーザイの同期です。

金子は、同期の仲の良いグループの一人で、その頃から「金子と一緒に何かやりたい」と思っていましたね。

入社して3年後、一緒に辞表を出すことになるわけですが、安定した将来が約束された大企業に入社できたにもかかわらず、すぐに辞めるというおかしな考えに共感し、本気で決断してくれるような変わった奴は、たくさんいた優秀な同期の中で、金子だけだったような気がします(笑)。


【2013年9月~】

『ふたりして老け込んだ、
7年間の下積み時代。』

ーーその後、ふたりがたどった道のりは?

医療経営と医療会計、それぞれ今ある会社で一番良いサービスを提供していると思う会社に転職して、互いに学んでから2020年4月に合流して創業しようと決めました。

金子は「医療経営」を学ぶために、医療専門のコンサルティング会社に入社。私は「医療会計」を学ぶために、医療機関専門の税理士法人に入社し、毎年約60件の医科・歯科の開業支援や税務顧問を担当しました。

その後、医療コンサルティング業界国内最大手の日本経営で、病院の経営顧問、会計・税務顧問、病院・介護事業所の事業再生業務、病院のM&A業務、医療法人の事業承継業務、組織再編、財務デューデリジェンス業務などの経験を積みました。

「自分の学び=顧客への価値」となるコンサルティング業界において、知識ゼロの金子と私は、価値ゼロからのスタート。最初の数年間は医療経営の本を読んだり、互いに勉強した情報を共有したりしながら、自らの意思で最初の3年間は、ほぼ休みなく、毎月400時間以上を仕事に費やしましたね。

この頃さすがに老け込みましたが、金子もコンサルティング会社で頑張って、
同じくらい老け込んでいたので(笑)、何とか一緒に乗り越えられました。

ーー働きながら税理士試験の勉強もしていたんですよね?

ですね。

仕事にも慣れてきて、スケジュールのコントロールができるになり、税理士試験の勉強は、2016年から本格的にスタートしました!勉強は主に出社前にしていました。毎朝5時にデニーズへ行き、7時まで勉強して出社。仕事を19時に終えて、再び勉強という流れです。土日や移動時間もほぼ勉強にあて、飲みに行くこともせず、修行僧のような生活を送っていましたね(笑)。

デニーズに通い過ぎて、体からデニーズ臭がしてきたころ(笑)、2018年12月に税理士試験に全科目合格。税理士登録することができました。


【2019年8月~】

『G.C FACTORY会計事務所創業』

ーーそして、いよいよ医療に特化した会計事務所を創業されるわけですね。

コンサル会社のみではなく「会計事務所」にしたのは、会計事務所はクライアントと、生涯の経営のGood Company(良い仲間:社名G.C FACTORYの由来)になれると考えたからです。

会計事務所は顧問として、先生のビジョンや経営面の数字を把握していますので、総合的な目線から、最善の経営の提案ができます。そして、経営者の重大な決断等の相談をうけ、その決断、行動を経営者と一緒に歩むことができる経営者の生涯のCompany(仲間・パートナー)となることができる仕事です!

これからも会計・税務のみならず、マーケティング、法務、労務、医療IT関連等あらゆる分野において最善の経営支援を通じて良質な医療機関の創出のために、挑戦を続けていきます!!

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