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エンジニアの人生を左右する仕事。だからこそ絶対に譲れない思いがある|社員インタビュー - タレント&ブランディングマネージメント 山口輝咲

酒造メーカーでの営業経験を経て、2019年にセルプロモートへ。2020年には人事部のゼロからの立ち上げに参画し、現在はタレント&ブランディングマネージメント(以下:タレマネ)の部署で活躍している山口輝咲さん。エンジニアと徹底して向き合う専門職「タレマネ」という、他社では類を見ないセクションの役割や、仕事のやりがいなどを語ってもらいました。

エンジニアと一緒に歩み、理想を具現化へ

──これまでのご経歴と、セルプロモートに入社したきっかけを教えてください。

お酒が好きだったこともあり、「若者たちにもっとお酒の美味しさや魅力を伝えたい!」と考え、酒造メーカーに新卒で入社。2年営業を経験し、仕事のイロハからメンタルコントロールの仕方を学ぶなど貴重な経験を積ませてもらいました。

そして「年功序列よりも、成果主義で、ワークライフバランスのとれる組織で働きたい」と考えるようになり、新興のIT関係の企業に中心に転職活動をしているなかで、当社に出会ったのです。ITはもともと好きな分野で、最新の情報などがあれば自然とキャッチアップしていました。

──現在の「タレマネ」とは、どんなお仕事でしょうか?

イメージとしては「人事部」のような役割で、中途採用の募集団形成から入社後の徹底したフォローなどを担当しています。エンジニアのキャリアに並走することが私たちタレマネの担当領域です。毎月1on1をして業務内容の確認や満足度、今後のキャリアについてすり合わせを行っています。

また、1on1でヒヤリングしている内容についてはアサインミーティングという場で共有をし、キャリアを叶えるために次はどのような案件に入るべきかを経営層、営業部、タレマネで協議しています。

──仕事でのご苦労と、やりがいについて教えてください

あまり苦労を感じることはないのですが、ゼロから人事部を立ち上げた当時はエンジニアのキャリアプランや専門用語にも詳しくなかったので勉強の日々でしたね。タレマネとしてエンジニアのキャリア形成に携わるようになってからは、採用業務や人事評価に加えて、20人のエンジニアを担当し月1回は1on1を実施しているので時間の配分に大変さを覚えることはあります。

ただ、エンジニアたちときめこまやかにコミュニケーションをとり、「一緒に理想を歩むこと」を具現化している最中なので、やりがいの方が断然大きいですね。

キラキラしたイメージだとギャップが生まれる。本気で人と向き合う仕事

──タレマネとして働くうえで大事にされていることを教えてください。

圧倒的にエンジニアが不足している状況のなか、ネームバリューが大きいわけでもない当社を選んでもらうためには真っ直ぐに独自の良さを伝える必要があります。

また、タレマネとして、エンジニアに何か問題があるときなどに放ったらかしにしておいたことが原因で離職につながってしまうようなことがあると、そのエンジニアの人生に関わってくるのでときには厳しいことをいう必要性もでてきます。タレマネは決して「キラキラした人事ではない」と思っていて(笑)、人と真剣に向き合う覚悟が必要なポジションだと思っています。

──部署として、どのような育成方針でしょうか?

他部署から異動してきた社員や新卒の社員などさまざまなメンバーがいますが、とくに新卒の社員には「3年後に、どのように活躍できるか?」を想定してもらい、そのために必要なステップを踏めるようにサポートをしながら育成する方針ですね。

新卒の社員に伝えているのは「自分の機嫌は自分でとろう」ということ。落ち込むようなことがあっても、それがエンジニアとの面接で出てしまっては人事失格です。どんなときでも前向きなテンションで望むことが求められるので、自分なりのメンタルコントロールを身につけることが重要だと伝えています。

私の場合は、コーヒーを飲んで気持ちを切り替えたり、一番手っ取り早くて効果が高い方法として“深呼吸”をしたりしていますね。営業時代、メンタルを鍛えてもらった経験が役立っています。

部署全体として重視しているポイントは「セルプロモートの行動指針に沿った行動をしているか」ということ。多くの人と関わるポジションなので、セルプロモートの5つの行動指針にのっとった「プロ」としての行動を求めています。

ほかに類を見ない「タレマネ」に集まる期待

──新しいセクションについて、エンジニアからの反応はいかがですか?

エンジニアからは「タレマネができて良かった」という喜びの声が多いですね。というのも、既存の“営業が企業もエンジニアも担当する”というやり方だとプロジェクトごとに営業も変わるので、ゼロからスキルや志向を伝える必要があります。

ただ当社の場合、担当者はずっと同じなので「目指している将来像に並走してくれて、ズレや認識の違いが生じず安心感がある」という感想を聞くとうれしい気持ちになりますね。

また、一口に“エンジニアのキャリア”と言っても「同じ開発言語を極めたい」という方もいれば、「違う言語にチャレンジしてみたい」というタイプもいるので千差万別です。ポジションについても「PL・PMになり上流工程で活躍したい」「美しいソースを書くのが好きなので、現場にこだわりたい」など、さまざまな志向や要望があるので、優先順位をヒアリングしながら丁寧なコミュニケーションをとることで、エンジニアの希望を叶えていきます。

──エンジニアのなかで、一番多い希望はなんですか?

上流工程で活躍する「PL・PMになりたい」という方が多いですね。ただ、経験が浅いのに「いきなり、エンジニアリードとして活躍したい」というのは、あまりオススメはしません。やはり、手を動かす期間を経て土台をつくってからでないと現場のことがわからないからです。コツコツと地道に下積みを経験することで、なにかあっても的確に対応することができる「市場価値が高いPL・PM」になることができます。

また、セルプロモートでエンジニアをするメリットのひとつとして、当社に在籍しながらさまざまな経験を積んでスキルアップできるのでキャリアの選択肢を広げられるところが挙げられます。その上で、「当社で上を目指す」「希望している安定の大手やチャレンジングなベンチャー企業に転職する」「フリーランスになる」という3つの道を選ぶことができるのです。

──常にアンテナを張り、ITやエンジニアのことを学び続けている原動力について教えてください。

私たちの仕事は、エンジニアの人生を左右することにつながる重要な役割です。だからこそ、知識を吸収し続けることは最低限のマナーだと認識しています。勉強の仕方は自分で調べたり、プライベートの友人のエンジニアに聞いたりすることもありますが、自社のエンジニアたちに質問すると、丁寧にわかりやすく教えてくれますね。

また、エンジニアと雑談をすることも多いのですが、何気ないコミュニケーションのなかからその方のポリシーや想いなど“本音の部分”を垣間見ることができるので、それらも踏まえて、タレマネをしています。


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