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バンダイナムコネクサスに入社して9ヶ月経ちました【ML(機械学習)プロダクトマネージャー】

Photo by Sam McGhee on Unsplash


はじめまして、廣井です。
2023年2月に株式会社バンダイナムコネクサスへ入社し、MLプロダクトマネージャーとして働いています。
今回は弊社に興味を持たれた方に向けて、わたしが入社を決めた理由や社内の雰囲気についてお話します。


1.所属部門と職種について

データ戦略部データストラテジーオフィスのMLシステムセクションに所属しMLプロダクトマネージャーとして仕事をしています。MLプロダクトの拡大戦略の策定や要求定義、プロジェクトマネジメントを行う職種です。
入社当時にはまだMLプロダクトマネージャーという名称がなかったのですが、面接時に「機械学習関連のプロジェクトに携わりたい」と伝えていたため、入社時からMLプロダクトマネージャーとして働いています。

2.経歴について

大学では医療系の研究を行っていたので、新卒で医療機器メーカーに入社し、2年ほど医療機器の組み込み系ソフトウェア開発をしていました。
ただ、ちょうどそのころAIブームが来たこともあり、休日や退勤後の時間を使って、独学で機械学習の勉強を始めました。それが、最初の転職のきっかけです。
二社目は大手通信系企業にデータサイエンティストとして入社し、電波使用状況のデータ分析などを行なっていました。
三社目は大手自動車部品メーカーに転職して、運転の安全性を測定する機械学習モデルを作成したり、レポートを作成するtoB業務に携わっていました。
その後、自分のキャリアや興味の方向性を見つめなおし、バンダイナムコネクサスへの転職を決めました。

3.入社の経緯について

まだ転職を考えていなかった時期に、バンダイナムコグループの別の会社にカジュアル面談に誘われました。ゲームが好きだったこともあり、面白そうだと思って話を聞いたのが最初です。
そのときの印象がよかったので、もっと自分の興味に合致した分野での募集がないかと思って調べるうちに、バンダイナムコネクサスを見つけました。
機械学習に関してはある程度経験があったので、その知識とエンタメ関連のデータを組み合わせた仕事をしたいと希望していました。
ただ、そういった会社はそれほど多くありません。バンダイナムコネクサスではこの分野に専門性を高めて取り組んでいたので、他の企業を受けることは考えていませんでした。

4.入社の決め手

1 : エンタメ×データのキャリアを積める

データを扱う仕事をする以上は、自分が好きなドメインを扱いたいと思っていました。そのほうが仕事的にもおもしろいと思いますし、長くキャリアを進めていけると思ったのが理由です。
昔からゲームやアニメが好きで、小さい頃はドラゴンボールやワンピースのゲームもやりこんでいたこともあり、エンタメ関連でデータ分析や機械学習をしたいという思いがありました。そのため、エンタメ×データのキャリアが積めるいまの環境は、自分にとってプラスになっています。

2 : データの多様性

バンダイナムコグループでは「データユニバース構想」を掲げており、多種多様なエンターテインメント事業に関わるすべてのデータを収集、連携させて事業成長を目指しています。
そのこともあり、普通では中々扱うことのできないデータを扱うことができるというのも大きな魅力でした。
入社してから実際にデータを触り、想像していた以上にグループ全体のデータが集まっていて驚いています。また、弊社のデータエンジニアがデータ基盤を構築してくれているので、扱いやすくなっておりとてもありがたいです。
データが好きな人にとっては、非常に魅力的だと思います。

6.今やっていること

弊社のMLシステムセクションでは、機械学習機能をグループ会社に提供することで、より多くの事業に貢献することを目指しています。
現在、スマホアプリやECサイトのレコメンド機能をリリースするプロジェクトに参加したり、ゲームアプリのPvP機能でユーザー同士の対戦マッチングのロジック改良も行っています。
基本的に、PM+MLエンジニア+MLOpsエンジニアという体制でチームを組み機械学習モデルの構築と運用を行なっております。

7.職場としてのバンダイナムコネクサスの特徴

特徴1: 自由度が高い

自由度はかなり高い職場です。上司に相談しながら、自分の裁量で仕事をしたり、他のプロジェクトに提案したりできるところがいいと思います。
いま携わっているゲームアプリのプロジェクトも、開発チームから依頼が来たわけではなくて、こちらから「こんなこともできるのでは」と話を持ち込んだことで始まりました。
反対に、一緒に開発をしてほしいと声がかかることもあります。そうした自由度の高さも、バンダイナムコネクサスの魅力です。

特徴2: 環境のバランスがいい

労働環境では、残業の少なさやそれ以外のコンプライアンス的な面も含めて働きやすいと感じます。当たり前のことかもしれませんが、休日に連絡が来ないのもいいところですね。ネクサスではきちんとオンオフのメリハリがあって、プライベートと仕事をわけることができます。
とはいえ、緩すぎるということもありません。暇な職場ではモチベーションも下がりますが、適度に忙しく、スキルアップも望める環境です。退屈だと感じることもなく満足感を得られる職場で、理想的だと思います。

特徴3: 優秀な仲間がいる

本当に優秀な方が多いと思います。大手企業で活躍していた方も多く、入社直後からスピード感のある仕事をしています。
最近入社したばかりの方もいろいろ意見を出してくれて、わたしも勉強になることが多くあります。
上司もしっかりマネジメントしてくれるので、心理的安全性が高く、働きやすい環境です。

8.こんな人が向いている、こんな人と働きたい

繰り返しになりますが、バンダイナムコネクサスは、自由度の高い職場です。
働きやすい反面、ある程度自分で考え、動くことは必要になります。自主的に、自分から仕事を探したり、なにかを分析したりできる人が向いていると思います。
経歴としては、チームでの機械学習関連プロジェクトの経験があるといいかもしれません。エンタメ関連の経験があればもちろん良いですが、それ以上に、チームでの仕事ができることが大切です。チームでコミュニケーションをとって、実装まで行った経験があると、はやくなじめると思います。
データが好きでエンタメ業界でキャリアを進めたいと思っている人にとっては、やりがいのある職場です。

一緒に働いてくださる方との新しい出会いを、楽しみにしています!


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