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アイアンマンであり、永遠の文化祭実行委員。日本のマーケットに新しい概念Apptio/TBMを届けるEngagement Manager 𠮷田 顕一のストーリー

アイアンマンとの愛称で知られる𠮷田さん。自由と旅をこよなく愛し、学生時代に経験された壮大な旅行記は必見です。モノづくりも得意であるという、多才な𠮷田さんはApptioのEngagement Managerとして活躍中です。

藤塚:吉田さんはこれまでどのようなキャリアを歩まれていたのでしょうか?

𠮷田: 父が理工学部の教授で、それに反発しながらも結局理系になり、まだITという言葉も知られていない時代、新卒でOracleに入社しました。大学の親友が就活時に、聞いた事も無いOracleという会社を受けるというので、自分も受けてみたところ、その親友とグループ面接が一緒に。結果僕が受かって、彼は落ちてしまいましたが、彼は僕の本命だったSonyに入社したというおもしろエピソードです。

Oracleでは6年間、金融機関を中心にERP導入の大規模海外プロジェクトを担当し、ニューヨークで2年ほど駐在も経験しました。余談ですが、新卒で座った隣の席の先輩が福田康隆さん(現Japan
Cloud Consulting社長、The Model著者)で、そこからの付き合いがあります。

その後、IBMビジネスコンサルティングに転職し、外資系金融機関向けのグローバルシステム導入のPMをしていました。その際顧客(Merrill Lynch)の運用部門を買収したBlackRockに誘われてそのまま転職し、それから10年の間に複数の大規模買収のPMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)を経験しました。

その後FinTechが盛り上がって来たのでモバイルアプリのLINE社に入社し、Payやクリプト、証券、保険やバンク事業の立ち上げなどをしていました。


藤塚: 𠮷田さんのバックグランドは常にIT×金融という印象を受けました。ApptioもITファイナンスという領域ですが、やはりそこにご興味を持たれたのですか?

𠮷田: TBMという方法論、そのソリューションが面白そうというのはもちろんありましたが、勢いのある20数人のメンバーで同じ方向に向かって、チャレンジングに仕事ができそうだと感じました。プリセールスからインプリまで、ポジションにこだわらない、やれることをみんなでやるという、前向きさがありました。Oracleが小さかった時の金融本部の時の規模感と似ていて、小さな組織で日本のマーケット、新しいソリューションを広げていくという事を、Apptioでまたやりたいなと思いました。

面接では、各メンバーのビジネスへのコミットメントを強く感じました。また上司である東本さんは、面接中にデモをしてくれて優しかったです(笑)ジャッジするというよりも、仲間になるという感じの面接で好印象でした。


藤塚: やはり小規模な組織には、小規模なりの良さと勢いがありますよね。実際にご入社された職種のEngagement Manager(以下EM)はどのような仕事でしょうか?

𠮷田: EMの仕事は、顧客との関係性を良好に保ち、プロジェクトを成功裡に導くPMの役割です。具体的には、プロジェクトの組成からプランニング、メンバーアサイン、サービス契約、ソリューション構築、タスク/課題/ステータス管理、顧客対応&関係維持、パートナー管理&調整など多岐に渡ります。そういったプロジェクトを複数持ち、回していくプログラム・マネージャーの仕事です。

Apptioでの仕事で良いなと思うところは、業界1、2の顧客とビジネスやプロジェクトができる点です。そういった方々に価値訴求をして、理解してもらう事にやりがいや誇りを感じます。業界トップ企業の皆さんが興味を持ってくれて、ビジネスを推し進めるために、しっかり向き合って仕事ができることは幸せなことだと思います。また、プロジェクトの大きさが絶妙に良く、クイックに動けるAgileな部分と、伝統的なプロジェクト進行のハイブリッドな感じで進めています。規模感、期間、顧客との関係もちょうど良く、PMとしての価値を発揮できる点は魅力です。Apptioプライムのプロジェクトが多いですが、プロジェクト規模と顧客次第で、パートナー企業と提携をして、サブコンとして入ってもらう事もあります。あとは堅苦しい雰囲気がなく裁量もありつつ、チームプレーができる点も心地よいです。

またメインのプロダクトのApptioOne導入以外に、LINE時代にAgile開発のマネージャーをしていた関係で、AgileマネジメントのApptio Targetprocess (ATP)という製品の日本での立ち上げも担当しています。ATPのような先進的なツールを、日本企業に広めて、プロジェクトを効率化、機敏性を高めたり、DX化を推し進める事ができればと思います。

ATPはSAFe (Scaled AgileFlamework)という大規模Agileプロジェクトマネジメントのフレームワークに則って作られており、数人のAgile teamから数百人規模のプロジェクト、全社レベルのゴール設定(OKR)まで、幅広く効率的に管理できるツールです。現在Agile開発、DX化を推進している日本の大手SIerさんなどと一緒に、ATPを日本企業にどのように当てはめていけるかを共同で進めています。

日本での担当者は私だけなので、ApptioのUSやEUの開発者、マーケティングの人達と定期的に会話し、技術や導入方法のキャッチアップに努めています。2023年夏に開催されるSAFeサミットにも参加し、USでの情報収集や日本の顧客候補にもATPの認知を広げたいと思います。この仕事は当初は特にアサインされていませんでしたが、前職でこんなツールがあったらよかったのになあ、と適当につぶやいたら、いつの間にか担当者になっていて、こういうAgileな動きもApptioのいいところなのかもしれません(笑)。


藤塚: 逆にお仕事をしていて、難しいなと思うところはありますか?


𠮷田: 難しいというよりもチャレンジングなところは、顧客にApptioOne/TBMやATP/SAFeなどの新しい概念を本当の意味で理解してもらうところです。やはり新しい事を理解するのには時間が掛かり、そのValueをしっかり分かって顧客に使ってもらうのは、なかなか大変な事です。なるべく分かりやすい資料を作り、論理的に説明し、これを利用する事でこんなメリットがあるんだという事を、根気強く地道に説き、それを繰り返していく事が重要だと思います。


藤塚: 社内への知識共有の際にも、𠮷田さんは自作のAI漫画を使っていたのは、感動しました (笑)。𠮷田さん個人が目指しているところなどはあおりなのですか?

𠮷田: あまり方向性は意識していないのですが、学び続ける、新しい事に挑戦し続ける、という姿勢は常に持っています。それを続けていると、新たな素敵なチャレンジが勝手にやって来ると。5、6年ほど前、PythonとIoTモノづくりが流行っていたので勉強して、コンテストに出たら入賞し、その時にLINEの人達と仲良くなった縁で、LINEに入社したりしました。

また、顧客と話す事はいつも勉強になり楽しいですし、一つのゴールにみんなで向かっていくプロジェクトが好きです。ある期間一気に盛り上がる文化祭前夜のような感覚で、永遠の文化祭実行委員的な感じです。そういうアドレナリン・ジャンキーなんだと思います。


藤塚:さすがです(笑)だから週末もトライアスロンの大会などに出続けているんですね(笑)最後に今後どんな人と働きたいですか?


𠮷田: まずその分野のプロフェッショナルであるという事が第一です。スキル、プロ意識があるのが前提で、更にポジションの枠を超えて活躍したいというマインドを持った人であって欲しいと思います。Apptioは、フリー、オープンな雰囲気で、ポジションや立場に関わらず、自分なりの意見が言えるので、そういったカルチャーも継続していきたいですね。年に数回のオフサイトミーティングがあるのですが(宮古島や合宿など)、それに自転車で行っても良い(私だけですが)というくらいフリーです(笑)そんな、それぞれの人が尊重されていて、皆さんキャラが立っているので、自由に和気藹々と働ける場だと思います。

藤塚:ありがとうございます。これからもApptioの自由の象徴であり続けてください!


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撮影場所:WeWork 丸の内北口

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