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【必読】TechsPlusのクレドをすべて公開します!

弊社では「テクノロジー領域を通じて人々の人生にプラスのきっかけを与える」というミッションに向けてより邁進していくために、この度、クレドを制定しました。



クレドとは

Mission・Vision・Valueは、抽象的に示されるものです。

そのため、個人ごとに解釈の幅が出てしまい、企業側の意図を適切に周知することができない可能性もあります。企業意図をより明確に伝えられるよう、具体的な行動として示したものに置き換え、表現しているのが「クレド」です。


まずはじめに

弊社の場合、創業と同時にMissionとVisionを制定しました。

組織として成果を出したり目標を達成するには「行き先」が必要だと考えていたため、この2つを制定することは必須でした。これは、役員4名のインターン時代の学びにより、同じ方向を向いた状態における集団の「強さ」を認識していたことに起因します。また、偶然にも4名ともチームスポーツの経験者であったことから、実体験として「行き先」の必要性を強く感じていました。

その後、実際に事業を進めていくなかで、それまでは見えていなかった課題などが表層化してきた頃(創業後、3ヶ月経過頃)Valueを制定しました。

仕事への想いは四者四様でしたが、Mission・Visionを軸として、行動や判断の基準となる価値観を明文化しました。


Our Valueのイニシャルをつなげると「TECHS」になっています!


どうやって決めたの?

この春で2期目を迎えたTechsPlusですが、事業規模の拡大に伴い一人ひとりが責任を負う業務の幅が広がり、組織を構成するメンバーも増加しています。

私たちは、今こそ改めて企業として進むべき方針を再考するタイミングにあると考えました。

また、MVVをより深く確実に伝える手段として、クレドを選びました。

仕事・人・コミュニケーションの3つの指標から、現メンバー全員について「good&more」を洗い出し、それにコミットするクレドを制定しました。また、このクレドは、Valueの5項目を網羅しています。


いざ! クレドをご紹介

TechsPlusのクレドは30項目あります。

一つひとつ、じっくりと見ていきましょう。



1.2つ上の役職の視点を持ち続けよう

目の前の業務に夢中になると、つい自分のレイヤーやポジションにおける思考に没入しがちです。ですが、その状態では、現在の自分を俯瞰的・客観的に省みることができず、成長の機会を失う可能性があります。

そのため、あえて頑張って到達できそうな1つ上ではなく、さらにその上の視点をもち、より広い視野で業務を見ましょう。そうすれば、今すべきことへの見え方が変わり、実際の行動も変わります。ただし、実行は焦らず慎重に行いましょう。

2.20%進んだら進捗の共有をしよう

本当はこの選択で正しいかどうか分からなかったが、誰にも相談せずにそのまま実行した後に大幅な修正が必要になってしまったーそのような経験は、1度くらい誰にでもあるかもしれません。

相談することは悪いことではありません。進捗を都度共有することで、適切なタイミングでアドバイスを受けることができます。

遠慮がちなメンバーや、共有や報告が苦手なメンバーも実行しやすくするため、具体的に言葉で示しています。

3.5分考えて分からなかったら調べるか先輩に相談しよう

思考力はとても重要です。ですが、自分一人の頭の中には限界があります。5分間考えて「分からない」と思ったら、ネットで調べたり先輩に聞いたりしましょう。

せっかくチームで多くのメンバーと共に働いているのですから、それを強みとして活かしていきましょう。

4.投げやりな質問はするな、仮説を持って質問しよう

質問をする際に、手放しに「どうしたらいいですか?」とたずねると、あなたの考えや大切にしたいことが相手に伝わりません。相談を受ける側はいつも、あなたの意向をできる限り尊重し、それに添う答えをしたいと考えています。

そのため、自分自身で仮説を立てた上で質問をしましょう。

5.アドバイスはすぐにやってみよう 「やってから」取捨選択しよう

経験が浅い領域についてアドバイスを受けた時は、特に心がけたいことです。

というのも、上司は少なくともあなたよりも経験があり、その経験をもとにアドバイスを行っているからです。一旦実行してみることで、その内容が合うか合わないかを探ることもできます。

アドバイスに対して、しっくりこないときや違和感がある場合には、自分自身の中に「正解」があるということになります。その場合は⑥を参考にしましょう。

6.否定するなら代替案を

アドバイスを受けたときに、その内容とは全く異なる意見をもつ場合もあると思います。

その場合「それは違います」と一刀両断するのでは、建設的なコミュニケーションとは言えません。

「~~なので~~だと思いますが、いかがですか」というように、自分自身の意見とその理由を伝えることで、さらに発展した議論ができたり別の角度からのアドバイスを受けたりできます。

7.自分の記憶を信じるな、メモをしよう

記憶に頼ろうとすると、他への集中力が散漫になったり、後日正しい内容を確認する術がないなど不便さが生じたりします。また、アドバイスなどのメモをとる場合は、その内容を全て書き留めるのではなく、頭のなかで咀嚼し自分自身の言葉に変えることが重要です。このような姿勢の積み重ねにより、要点を解釈する力を養うこともできます。

8.顧客の顔を想像して行動しよう

社内コミュニケーションの場でこそ、大切にしたい点です。

お客様と話しているときには、目の前にいらっしゃるので顧客目線を忘れることはありません。社内で議論・検討している時にも、顧客目線を忘れた利己的な提案にならないよう、お客様への影響を考慮しながら臨みましょう。

9.仕事は提案と実行をすること、実行だけするのは作業、私たちがやるべきは仕事

仕事の内容や性質によっては、一見すると誰が実行しても結果が変わらないように思えるものもあるかもしれません。ですが「あなた」が行うからこそ、その「仕事」に価値が付加されるのです。付加価値のある仕事にするために、提案を通じてあなたらしさを表現していきましょう。常に問いを立てながら進めるのです。

10.頼ると作業を増やすは違う

何か業務を依頼する際、背景を伝えずに実行してもらうことは、その業務をただの作業にしてしまうおそれがあります。「掃除をしておいてください」よりも「お世話になった方が来社されます。気持ちよく過ごしていただきたいので、掃除をしておいてください」と伝えられる方が、納得感も増す気がしませんか?

業務依頼の背景や、他の誰かではなくその相手にお願いする理由を明確にすることで、互いに気持ちよくコミュニケーションを図ることができます。

11.多角的かつ網羅的に考えて、他に原因がないか見直そう

物事に行き詰まったとき、限定的な思考に陥っている可能性が高いです。俯瞰して冷静に事象を捉えることができるよう、多角的・網羅的な視点を常に心がけましょう。

特に思い入れが強い領域や好きな分野では、判断の際に視野が狭くなりやすいため気をつけたいポイントです。

12.PlanよりとにかくDoから、行動してから改善しよう 

自分自身について慎重なタイプだと認識しているメンバーには、特に意識してもらいたい部分です。

計画や予定を綿密に立て、シュミレーションすることは重要ですが、それだけでは何も生まれません。また、実際に行動することで、別の視点を加味した、より質の高い計画を立てることができます。PlanとDoに配分する時間を考えながら進めましょう。

13.残業ありきで仕事をするな、時間内に終わらせられるように考えよう

締め切り間際になると圧倒的な集中力がわき、思ったよりも早くタスクを完了させることができた、という経験がある方も多いのではないでしょうか。

締め切りを後ろ倒しにするなど、可処分時間が長いと思うと気持ちも間延びし、仕事の密度は薄くなりがちです。限られた時間で追い込まれると、自然と効率化をはかれるようになります。「時間内で終わらせるにはどうしたらよいか」を常に念頭に置き、仕事に臨みましょう。

14.主語をはっきりさせて解像度を上げよう 

自分にとって当たり前のトピックや、長く考えているテーマに関しては、主語を使うことを忘れてしまいがちです。主語がないまま物事を伝えると、要点がぶれたり認識の齟齬が生じたりします。

他者とコミュニケーションをとる際には、主語を使うことを意識しましょう。

15.例外を許すな、例外から事件は起きる

組織におけるルールは、全体最適を目的に設定されています。以前起きたエラーをもとに再発防止として設定されている場合もあります。また、1つの業務について何人もの人が関わる場合においては、一個人で考慮しきれない事項があります。

もし、ルール外の事象が発生しうるときは、単独の判断ではなく、組織全体として考慮するため必ず相談をしましょう。

16.1日最低1つ、成果物を言えるような働き方をしよう

特に、ルーティン業務はその目的を忘れてしまいがちです。1日の始まりに「今日やること」を意識し、1日の終わりには「今日やったこと」について胸を張れるような働き方をしましょう。あなたが関わることで業務の価値が上がるような思考と実行を通じて、密度の高い働き方ができます。

17.緊急度と重要度でタスクの優先順位を決めよう

日々の業務には「やりたいタスク」と「やるべきタスク」があると思います。やりたいタスクから着手しがちですが、本当にその順序でよいかどうかの見極めは必要です。

タスクの次工程や全体のスケジュールを確認し、緊急度と優先度に応じて着手しましょう。その管理のために、asanaなどのツールを導入しています。

18.120%のアウトプットをして、期待を超え続けよう

100%の成果物を出すことは、みなできていると思います。これを120%にするためには、目の前の仕事について「より新しい価値につなげるにはどうしたらいいか」といった視点をもち、工夫を凝らす姿勢が有効だと私たちは考えています。

もちろん、120%の成果を出すと報酬的にも地位的にも評価され、自分自身のことをより誇れるようになるでしょう。

19.諦めるのはなし、成功するまでしつこくやり続けよう

諦めることは、いつでも、誰でもできます。諦めることは、それまでの頑張りすらゼロにしてしまいます。諦めそうになるとき、その業務を通じて達成したい目標と自分自身の仕事の仕方を改めて見つめ直すチャンスです。PDCAを回し、成功に近づけていきましょう。失敗しても、諦めなければOKです。

20.健康より大事なものはない、ワークライフバランスをうまくとろう

仕事は重要ですが、一人ひとりの健康よりも大切なものはありません。

心身ともに健やかであるからこそ、ハードワークを楽しむゆとりができ、新しいアイディアもわくものです。ワークライフバランスをとりながら、ずっと健康で過ごしましょう!

21.配慮はしても遠慮はするな 

自分以外の誰かと協働している限り、他者への「配慮」はマストですが「遠慮」は必要ありません。遠慮をすると、必要な場面で発言を控えてしまったり自分の本心を伝えそびれてしまったりするおそれがあります。せっかくチームで仕事をしているのですから、このメリットを最大限に活かすためにも、遠慮はやめ柔軟なコミュニケーションを図っていきましょう。

22.テキストコミュニケーションこそ丁寧に

社外の方へのメールでは常に丁寧さを意識していると思いますが、身近なメンバーへはどうでしょうか。弊社ではslackやLINEなどのテキストツールを使う機会が圧倒的に多いため、その文章を受け取った相手がどう感じるかを常に考えつつ、コミュニケーションをとりましょう。

23.10秒で1次レスをしよう

1つ前の項目でもお伝えした通り、弊社ではチーム内のコミュニケーションにテキストツールを使う機会が圧倒的に多いです。そのため、ここでのコミュニケーションを気持ちよく行うことは必須です。

メッセージを受け取ったら、まず、そのメッセージを受け取ったことを相手に伝えましょう。また、この時に2次レスのおおよそのタイミングを伝えられるとベストです。忙しいときや手が離せないときはリアクションスタンプだけでもOKです。

24.褒めるときはオープンに、改善点を伝えるときはクローズドに

メンバーの良い面を互いに取り入れ合うことで、チーム力の向上に繋げられたら最高ですよね。一人ひとりからの好影響を全体に波及させていくためにも、オープンに誰かを褒めることはとても有効だと考えています。

一方、メンバーに改善すべき点がある場合にもオープンに伝えてしまうと、その後萎縮してしまったり、本人の尊厳を傷つけてしまったりするおそれがあります。そのため、クローズドに行いましょう。

25.根拠を持って指摘しよう

「否定するなら代替案を」と共通しますが、何か意見を伝えたいときや指摘をしたいときには、客観的な根拠とともに行いましょう。根拠がないと、相手には意見や指摘の背景や意図が伝わらず、徒労に終わりかねません。また、指摘を受けた方は、その内容について納得することで理解を深め、改善へと繋げることができますので、根拠を伝えることは重要です。

26.感謝は伝えなければ意味がない

フィードバックを積極的に行っているチームでも、感謝を伝え合う機会は少ないと聞きます。

言葉にしなければ、あなたの気持ちは誰にも全く伝わりません。それはもったいないです!

「このくらいのことで、ありがとうと言うのはおおげさかな?」とためらうような場面でこそ、どんどん伝えていきましょう。

27.挨拶は自分からする。絶対に目を見よう。

挨拶をすることで、自ら心を開き、相手を大切な存在として承認しているということを伝えることができます。形式的に挨拶すればよいという投げやりな姿勢ではなく、チームメイトとして認め合う気持ちを表現する方法だと心得ましょう。

だからこそ、相手の顔と目を見て行うことが重要です。

「忙しそうだから」「集中しているところを邪魔しそうだから」などの言い訳は無用です!

28.お礼はすぐに言おう

「感謝は伝えなければ意味がない」 とリンクしますが、やってもらってうれしかったこと・助かったこと・図らずも感激したことなど「ありがたい」と思う場面は仕事においてよく訪れると思います。次に会った時にでも言えばいいと思っていると、伝えそびれてしまうなど、そのやり取りの旬を逃してしまいます。

「ありがとう」は、お礼を伝えられた側にとって「やってよかった」というポジティブFBになるため、臆さずすぐに伝えましょう。

29.しかるべきリスペクトをしよう

レイヤーが同じであったり、部門・チームなど所属が同じであると「いて当たり前」「やってもらって当たり前」になりがちです。先輩や上司などへのリスペクトと同じように、身近な存在のメンバーへのリスペクトも忘れないようにしましょう。

30.コンプライアンスは絶対に守ろう 

企業の存在目的は、社会貢献です。利益はその活動を継続化させ、より質の高い貢献を実現させるために得るものです。売上さえ出せばいい、利益さえあればいい、といった考えはやめてください。

顧客に対しても、顧客以外に対しても、誠実さを忘れずに向き合いましょう。


クレドの数が多いですが…

こんなにたくさんあるの?!

言わなくても分かるよ…

と、思った方もいるかもしれません。


弊社メンバーは多様なバックグラウンドをもち、それぞれを取り巻く環境も、育んできた価値観も異なります。そのため「言わなくても分かるよね」というスタンスでは誤解を招くおそれもあります。

そこで、クレドの登場です。

行動を起こす際にどうするべきかの判断基準です。

事前に明文化し共有することで、メンバー全員の解釈を揃えることができます。MVVに導くための共通認識として、クレドを大切にしていきましょう。


TechsPlusはこれからもますます「プラスのきっかけ」をもたらし続ける企業として、パワーアップしていきます!




職種についての解説記事はこちら!

【TechsPlusのお仕事】チームごとに紹介します! | TechsPlus株式会社
TechsPlusが「逆転コーチング」というオンライン塾を運営しているのは分かったけど、どんな職種があるの?という疑問の声におこたえいたします!4つのチームに分かれて事業を推進していますので、ひ...
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