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日本が今の私を育ってくれた

海外に暮らす、海外に移住するには私たち香港人にとってはとても身近なことです。1997年の中国への返還が大きな影響をもたらした90年代でいきた人間は誰でも考えた話です。当時幼かったわたしは1997年までに海外移住しないといきてられないさえ思いました。今や20年を立ってましたが、海外移住の夢をあきらめず、大学時代のはじめての海外のくらし先は日本の大阪でした。その後も、海外で暮らす夢をあきらめず、語学留学およびワーホリビザで韓国、そして30代になっても最後のワーホリでドイツとイギリスで暮らしました。しかし、ずっと日本への思いを強くて、いつかまた日本で暮らしたい、働きたいとずっと思いました。そして、今こそタイミングだと思います。

初めて海外で暮らした国、それは日本、大阪でした。近くて遠い国、日本は香港の人にとっては親近感がある、海外旅行人気度一位の国でもありますが、私にとってはもう1重深い意味がある国です。

はじめての海外くらしは大学での勉強、一人暮らしなどいろんな意味でチャレンジもりもりでした。しかし、日本で出会ったみなさまはみんな私を温かく接してくれました。初めての一人旅も大阪留学時で出てました。私に狭い香港から抜け出す勇気を与えてくれた日本こそ、今の私が育ててくれたと思います。日本での経験があったからこそ、その後ワーホリで別な国にもいけだと思います。そういう意味で日本にずっと恩返ししたいと思います。

なぜなら時代は変わりました。今の日本は過去のどんな時代よりも海外の人材を受け入れやすくなりました。30代半ばの私にとっても今このタイミングは日本に移住するベストタイミングだと確信しています。過去に海外で得た経験を生かし、日本と海外の繋ぎ橋の役割を果たしたいと思います。