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【自分の運命を受け入れ、自分と向き合い人を想う】

【自分の運命を受け入れ、自分と向き合い人を想う】

 最近時間や暇があると頭の中がこの話題で一杯になってしまいます。よく考えるとこの一年間、ずっとこの大テーマがあって、たくさんの物事に挑戦してきたなとふと思います。一人暮らしを始め、ストレングスファインダーを通して自分を見つめなおし、自分にとって仕事とはなにか考え、自分の強み弱み好き嫌い得意苦手、それから自分の動機付けについて....少しづつトライして失敗して、またトライして。。仮説検証を繰り返してすこしづつ自分を理解することができたのかなと思います。そして9月以降はそんな自分を受け入れた上で何ができるのかを模索した4ヵ月だったなと思います。

 自分は発達障害を抱えています。しかもADHDとASDが併存していて、この類の人はあまりいないらしいです。しかも原因は不明です。母親が悪いわけでも、父親が悪いわけでもない、ただ脳に障害があり、それは他の人は障害がないらしいです。診断されたのは19歳の大学生の時できっかけはバイトでした。ほかの人は簡単にできた仕事が自分はケアレスミスが多くバイトの先輩からたくさん怒られました。これって病気かなにかと思ったので病院に行くと発達障害であると診断を受けました。この診断の後、頭が真っ白になって途方もない絶望感を味わいました。「なんでそんな重大なことが分からなかったのだろう。なんで自分なんだろう。今まで普通学級で過ごしてきたし、大学も一般大学に通わせてもらっててどこが病気なのだろう、、。」と本気で自分を疑いました。でもそこから少しづつ平常心を保てるようになると、障害を抱えている自分を受容できるようになりました。

 仕事が少しづつ落ち着いてきて、より成果を出すためにどうすべきか考えるようになると、ふと自分の強みはなんだろうと思いました。そこでストレングスファインダーと再会しました。ストレングスファインダーは34個の資質と呼ばれる才能の素になる要素に分類され、その中でも一番現れている5つの資質が自分らしい資質とされ診断されます。その5つの並びは3,300万人に一人の確率で日本人全体で2,3人の割合になりおよそ「その人らしい資質」が可視化できるツールです。このツールを使って仕事に生かせればと思ったけどどう使えばわからない、勉強しようと考えました。少しづつ資質を理解し、誰よりも早いペースで勉強できたと思いました。

 ストレングスファインダーにハマると僕の性質上、とにかく極めたくなってあらゆるセミナーに参加し勉強しました。ストレングスファインダーの世界はとても優しくて、こんな自分でも認められるような感覚だったと思います。

 ストレングスファインダーを勉強したころ、ふとこの体験を友人Aに話して、友人Aが友人Bに伝えると「友人Bがとても勇気を貰った」と教えてくれました。僕にとっては当たり前なことだったけど、こんな僕でも誰かに勇気を与えることができたとしってとても嬉しかったです。そこで決意しました。「同じような悩みや生きずらさを抱えている人に僕がアナログで共感し行動できたら」と。。

 けど人生経験が浅い僕になにができるのだろうと考えていたらふと自分と同じ発達障害を抱えている人が自己肯定感を失って生きる自信がなくなっていたとしたら僕がストレングスファインダーを提供して一歩を踏み出す勇気をもたらすことができるかもしれないと思いました。

 こうして形にしようとしたのがギャラップ認定のストレングスファインダーコーチなのであり、現在の「トリム・タブ」の事業の内容になります。

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