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Farferch社の「"最先端のキーワードを見つけるためには、自分の足を使って動く"」からわかるSXO施作(検索体験最適化)の考えかた


数字とロジックだけのSEOは「クールじゃない」ユニコーン企業Farfetchのマーケ哲学 | SELECK
〜「Google対策よりユーザー目線」でトラフィック2倍に。ラグジュアリーECプラットフォーム「Farfetch」の、顧客体験をベースにするSEO施策とは〜今や世界11都市にオフィスを構え、190ヶ国に顧客を擁するラグジュアリーECプラッ
https://seleck.cc/1186

めちゃくちゃ面白い...!!!と思ったので、書きます。

*ユニコーン企業Farfetch社様事例です。

また、Farferchはファッションの最先端を常に走らなければならないと思っているので、常に新鮮な情報に触れて、鮮度の高いキーワードをコンテンツマーケティングに活かしています
最近の例ですと「ウエストポーチ」が流行っているのですが、これはたまたまNYファッション・ウィークに足を運んでいた弊社スタッフが発見したトレンドです。
でもウエストポーチって個人的にはあまりおしゃれなイメージではなかったので、記事案を見たときは驚きました。そして一応、検索ボリュームもチェックしたのですが、記事がヒットする確信は持てなくて。
でも実際にコンテンツを作ってみたところ、今は「ウエストポーチ トレンド」というキーワードでFarfetchが上位にいて、ファッション感度の高いお客様のトラフィックを得ています。

今回の事例では、Farfetch社では「最新の検索kwを探す為に足を使って新たに検索需要を見つけ出す施作」をしていて、めちゃくちゃ今のSXO対策の基本を体現していると感動しました。

多くの企業はAhrefs or ミエルカなどで競合サイトとの「kw競合性」や「対象kwの上位表示」ばかりを念頭においたSEO施作をしがちですが、近年のSEO状況では「メディアが狙いたいターゲットユーザーを定めて戦略を練ること」が大事だと考えています。


言い換えれば、大まかなターゲットをするのではなく、ピンポイントに狙いたいユーザー定めてメディアを形成していく必要性がより高まっています。


Farfetch社では、足を使ってメディアがターゲットユーザーが読みたいだろう情報を先取りしながら、内部SEO(コンテンツマーケ)していくSXO対策を施しています。このメディアが狙いたいターゲットユーザーに向かった戦略は、外部メディアは常に後手に回りますし、ユーザーからすれば先読みしながら出される情報は鮮度が高く、今知りたいと感じている情報なので、めちゃくちゃ価値が高いです。


では、これがそのまま「従来通りのkwを押し上げるだけのSEO戦略」だったら?


これでは差別化しませんし、メディアが必要とするターゲットユーザーへの適切な訴求ができない以上、陳腐化してしまう可能性が高まります。


いや、まさかここまで体現する企業があったなんて!!!と凄く感動しました。すごい!


特に、自社メディアを運営している企業は「自社が狙うべきターゲットを定義し、ターゲットが求める情報を愚直に提供し続ける戦略」もSEO対策へ組み込みと良いかもしれません。

自社メディアの「今まで培った情報を新たな収益源」としながら、メディアの狙うユーザーが「どんな課題を持っていて、悩みを抱えていて、何を知りたいのか?」を具体的に足を動かしながら狙う施作(Farfetch社のような)をして見るのも良いかもしれません。