1
/
5

就活とは見えない未来に飛び込むことなのか。。。?

本日のお題

ちょいと、道行くそこの就活生諸氏。
自分は何がしたいのか、どんな会社で働けばいいか、迷子になったりしていないかね?

今日はそんな諸氏に(寧ろ転職を考えている諸兄らにも)このような考え方はどうでしょう?というテーゼを投げかけ、アンチテーゼに塗れてみようかというトライをしてみようかという所存でございます。

考え方は千差万別、人それぞれなので共感を得られれば嬉しいですが、お叱りを受ける場面もあるかもしれませんね。。。

もしこの記事を目にし「そうだよねぇ。」と共感していただける方がいらっしゃれば「いいね」を押していただければ、書いている本人は喜びます。


Back to The Basic

迷ったら初心に帰れとはよく言ったもので、最初の地点に立ち返ってみれば最初には見えなかったものが見えて、今の悩みを解決するヒントになることが多々あります。

今の状況が苦しくて仕方がない時でも、初心に立ち返ってみれば「あぁ俺(私)はこんなことがしたいと感じていたな。ならば目の前にあることはあながち間違った方向じゃないかもな。」と「ふぅっ。。。」と心が軽くなることがあるかもしれませんね。(僕にはありました)

とはいえ就活。長く苦しいトンネルと、すっかり仲良くなってしまっている諸氏も少なからずいらっしゃるのではなかろうか。

そんな皆様の心が少しでも軽くなるようにちょっとした小話をば。

なぜはたらかなくちゃいけないのよ。。。?

みなそれぞれに「理由」があって、社会に出て、役割を果たし、対価を得て、生活し、愉しみ、支えあいながら社会の「環」を形作っていますよね?

そこに参加することが「はたらく」なんじゃないかと。

貴方はこれから「社会人」として社会の環に参加することになるのですが、ここで前段。
そう「Back to The Basic」です。

最初に立ち戻って「なぜはたらかなくちゃいけないのか?」を考えてみましょう。
さっきお話しした循環を逆から考えていきましょうか?
それぞれが支えあう社会の中で愉しみ(苦労も含む)ながら人々は生活しています。
生活を維持するには対価を得る必要がある為、人々は与えられた役割を果たし対価を得ます。

ここです。


まず、こちらの画像をご覧ください。

パッと見なんのこっちゃ???となった方がほとんどだと思います。
(作った本人がなんのこっちゃ?って思っているのは内緒です。)

「生産者」と「売手」と「買手」がごっちゃごちゃに入り乱れてて、買手の方も何か作ってるみたいだし、売手は生産者に売るものをどうやって調達したんだ?と何のことやら?
そう。ここで言いたいのは「経済循環の中では誰もが生産者であり、売り手であり、買い手である」ってことなんですね。(そんだけかい。。。)

じゃぁ子供や学生は何も生産していないから、社会に今まで参加していなかったのでしょうか?
否。
消費者として立派に参加していたじゃないですか?そう!お客様として参加していたはずです。

勿論消費者として消費する「財」は親から、教育や公共サービスの提供は「公」から与えていただいていたものかと思います。
そこに恩たらなんたら、有難いたらは感じる必要は僕個人としては必要ないと考えています。
何故ならば次の時代に繋げるために「当たり前」だと思っているから。
それに先人たちが残してくれたものを全否定するような考え方はしたくないからです。
っと、話が「なぜ人は生きるのか?」に脱線しそうなので軌道修正を。

消費者側(買手)は対価を出す方、働く側(売手・生産者)は対価を得る方。
消費者側は生活の中で必要な事だったり、理想と欲する何かの為に対価を支払います。
働く側は「何らかの価値」を提供して対価をいただきます。
立ち位置によって出す方と貰う方にそれぞれなり、この循環によって人々の生活は支えられているってことですね。

作るだけじゃダメ(売れなきゃいずれ作れなくなる)

売るだけじゃダメ(いずれ在庫が尽きる)

買うだけじゃダメ(いずれお金が尽きる)

全部がバランスされて初めて経済に参加している状態になるんですね。
つまりはたらくってことは経財循環に参加(価値を提供したり、してもらったり)するってことと言えるでしょう。

そして対価を得るのは何も「物質的な価値」だけではありません。何かの困りごとを解決してあげたり、お手伝いをしてあげたり、アイディアを出してあげたり、その全部を含めて「価値」って言葉で表現することにしましょう。

そう考えると今現存する会社さんはどの会社さんも偉い!凄い!!と思えるのは僕だけでしょうか。

何故はたらくかって?価値を提供したりされたりしながら日々を送る為です。

なぜ日々を送らなきゃならないかはそれぞれの「価値観」で決めてください。僕では答えられません。
でも、子供や学生は何も生産してないじゃん?って思ったあなた。
「愛」で成り立つ何かがそこにあったんじゃないですかってことだけはお伝えさせてください。
(僕自身は子供を「僕の一部」だと思ってます。皆さんはこれから就活をとおして「自分」になっていくんでしょうね。)

良い会社とは

さてさてタイトルからだいぶ流されて遠くまで来てしまいましたが、就活に悩む諸氏にじゃぁ「良い会社とは何ぞや?」を一つご提案。

僕が考える「良い会社」は。。。

「しこたま儲けてエグい利益を出し、従業員にその価値に見合った給料を払い、適正な税務申告をして、ちゃんとエグい税金を払っている会社」です。

も一つおまけに①利益を出し、②従業員を適正に雇用し、③税務申告をして、④ちゃんと税金を払っている会社は「善良な経済への参加者(会社)」だと思います。

会社選びに迷ったら是非この観点で見るだけでも「間違った会社選び」は避ける事が出来ると思います。

何故かって?

では、あなたが経営者だったとしましょう。

業績カツカツ、従業員に満足に給与も払えない、税務申告はごまかして赤字申告、勿論納税もしない。
先程の環の中に参加している会社と言えるでしょうか?(勿論ダメな会社ですよね?)

では業績好調、従業員も良い人ばかり、利益出た分はなるべく節税して、どこかの団体に寄付して地域貢献だ!
う~ん。。。悪くは。。無いですけど。(各種団体活動を否定する意味合いは一切ございません)
納税して残った利益からやっていただけるなら。。はい。

んで、先ほどの良い会社の場合だと利益がしこたま出てる分、しこたま納税します。
そして公共機関が法律に基づき適正に税を再分配(僕は「再配置」だと思っている)して社会全体のインフラ(教育・福祉・道路・防衛・衛生・研究・開発・犯罪抑止・司法・外交・・数えるとキリがないくらい)を支える。
つまり「納税」が社会インフラを、ひいては社会全体を支えています。
そして税金は「無いところからは取れない」仕組みになっているので、しこたま利益を出せば出すほど多く納税します。
要するに利益(≠売上 ここポイントですよ!)を多く作れる活動をしているというだけで、その企業の市場価値は高いし、納税により大きく社会貢献している企業であるという事に繋がると思います。

貴方がその会社の一員になって、お客様に価値を提供するだけであら不思議!「僕(私)は社会貢献してます!」と胸を張って大声で言っても誰も異議は唱えません。
だって会社は貴方達が価値を提供して得た利益分を社会に大きく還元しているのだから。

学生の内に

この様な考え方や見方を持てていたなら、あとは自分の価値観と志で会社を選べばよいと思います。
面接のときに「なぜ当社を?」と聞かれたら「自分がやりたい仕事(業界)の中で一番稼いで一番納税しているからです」とでも答えてみてください。(単なる興味です。推奨はしませんよ。。)

恥ずかしながら僕はこんな見識(見方)は30超えるまで持てていませんでした。
ホントお恥ずかしい。。。

前段の事についてもう少しアシストするならば、会社の稼ぎや納税の状況も上場・非上場に関わらず、ある程度であればGoogle大先生や会社四季報、官報が教えてくれますので、複数内定が出ている場合には労働条件だけ見て決めるのではなく、その辺の情報を吟味することで見えてくるものがあると思いますよ。
(これ言うと人事の方に怒られそうだな。。。利益率と納税額。。。とかIR情報とか?)

入社3年以内の離職率が高い現象はこの辺の納得具合が低い(寧ろわかっていない)ことも要因の一つにあるのかと思って、皆様の就活が幸せな就職に繋がるように書かせていただきました。

とはいえ「就活」は就活生諸氏が社会の環に「自分自身」として触れる「ファーストコンタクト」であることは変えようがない事実。

どうかご自身で選んだ会社で胸を張って「ウチは良い会社です!」と言える、素敵な出会いが就活生諸氏(もちろん転職検討中の諸兄も!)皆様に訪れる事を願っております。

勿論、そこで一緒に働く事になる人たちが「素敵」であることも併せて願っております。

最後に

弊社、タマキホームの経営理念は「経世済民」です。

勿論前段でお話ししたとおり「善良な経済への参加者」であるとの自負もあります。

また、経営理念達成に向けて、海外への進出・新規技術や環境配慮への取り組み・新規事業の立ち上げとそれによる更なる利益の創出を掲げ、沖縄の地から、これからも挑戦を重ねていく企業です。

過去のやり方に捕らわれず、共に新しい明日へ挑戦していく気概のある仲間を、求めています。