自分なりの“コミュニケーション”についての考え
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前職の各オフィスで“発生しないことがない”とされた
「営業制作間のコミュニケーションエラー」
これを解消するために工夫したことは
既にプロフィールの“ベストチーム賞”で紹介したので
それを含めた営制の仲介役を長く担って、どういう考えに至ったかを語ります。
コミュニケーションエラー解消において
第一に“捨てるべき要素”があると考えています。
それがこちら
- “どっちかが正しくてどっちかが間違っている”という前提
- “正解”を導き出さなきゃいけないというベクトル
- コミュニケーション問題の一体全体を解決して、今後エラーが発生しないようにするという“思考停止”のゴール
これらを手放さないとどうなるのか。
当然、社内で揉め事ばかりを起こせば厄介者になってしまうし
そもそも喧嘩することが怖いから…
大体の現場でこんな事態が起きていました。
- 衝突を避けるために関わりを避ける
- 関わらないから、相手に変な予防線(先入観)を張る
- 踏み込んだコミュニケーションができない
- 一番最初にもどって負のループ
では、捨てるべき要素について解説します。
ーー“どっちかが正しくてどっちかが間違っている”という前提を捨てる
なぜか…という解説は不要と思います。
ただこれに囚われてしまうと、シンプルだったかもしれない問題が深刻化しがちです。
なぜなら当事者間で起きているコミュニケーションエラーの“核”を見失ってしまう可能性があるためです。
感情をもつ人間同士のエラーなので、その事の正悪/正誤なんて大それたものではなく
「言い方」とか「タイミング」とか「リアクション」みたいな
実はものすごくあさ〜い所に核があることが多々…笑
仲介する立場、当事者、その時々に立ち位置があると思いますが
エラー解消のためには、核を見つける前に先入観を持たないことが大事だと思いました。
ーー“正解”を導き出さなきゃいけないというベクトルを捨てる
上と共通する部分が多いですが「完璧主義が行動を起こせない原理」と同じです。
話し合いをした上で、腹落ちしない部分、理解できない部分が残ると
「はいはい、こっちが我慢すればいいんでしょ」
と頬を膨らませて、ギスったまま終わる話し合いがよくあります。
いやいや、ちょっと待ってくださいと…笑
エラーが起きて話し合いをした時点で、相手を少しでも理解できたのだから
“関係性は前進している”んです。
仲良しというゴールが10歩先にあるなら、2歩ずつ前進でもいいんじゃないかと。
次に繋がるので一旦ここは切ります。
ーーコミュニケーション問題の一体全体を解決して、今後エラーが発生しないようにするという“思考停止”のゴールを捨てる
かくいう私もそうなんですが、多くの方ってコミュニケーションに対して臆病ですよね。
だから、ワクチン接種のように今後発症する可能性がゼロ…という理想を抱くか
それが叶わないなら接触しない…という極論姿勢になりがちです。
(単なる例えなので、某ウイルス関連に対する特別な思想はありません)
ですが、私はこう思います。
コミュニケーションエラーはどれだけ相互理解を深めて、予防線を張っても起こる。
そして起こってしまうこと自体を恐れたり“悪いことだと思わない”事が大事だと。
- コミュニケーションにおいて大小のエラーが起こる
- 先入観なしに相手の話を聞く、話す
- 改善策を実行する
- またコミュニケーションエラーが起こる
- 先入観なしに…
人と関わっていく以上、ビジネスであれ友人関係であれ
このサイクルからは逃れようったって逃れられないし、
こういう前提でコミュニケーションを捉えるべきだと思います。
自分自身を100%操縦できる取扱説明書をかける人間はいないと思います。
自分自身で無理なものを、他人で書こうとする試みは無謀にすぎるので
先入観に頼るのを諦め、相手に応じて、その都度
“右往左往するコミュニケーション”を大切にし、そして楽しんでいこう
そんな考えに至り、他人と起きる摩擦やすれ違いを"健全なこと"だと思えるようになりました。
以上です。
長文、乱文失礼致しました。