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「この成功はオレ1人の手柄だ」...それは本当?

ホテルのテレビをつけると

アンビリバボーをやっていたので

久々に視聴。


祖父の代から続いている

和洋菓子店を引き継いだ

ある男性。


「パンだったら情熱を持てる」


そんな想いから

銀行から1500万円の融資を受け

和洋菓子店よりもパン屋に変更。


「オレの情熱は銀行マンにも通じるんだ」


「絶対親父を超えてやる」をモットーに

徐々に店舗数を増やし年商4億円に。


「オレは親父を超えた」

「この成功はオレ1人の手柄だ」


ある日。


「お前は店舗に足を運んでいるのか?」

「従業員がどんな状況なのか知っているのか?」


という父親の声に


「親父は所詮

地域で1店舗で終わったんだから

アドバイスなんかいらない」


と、父を見下した。


すると、次々に店舗の店長が辞めていく。


業績は悪化。


借金は2億円まで膨れ上がる。


銀行からの融資も際どい。


全部オレのせいだ...


もう死んでしまおう...


と思った時...1本の電話が。


『2000万円貸すから

これで会社を立て直すことが

できるんじゃないか?』


弟からの電話だった。


「でも...なんで?」


『親父が心配していたよ』


一目散に父親の元へ。


「ごめん...」


家族の関係は良好でも

会社経営が良好になる程

現実は甘くない。


弟から借りた1000万円は

すぐに底をつくのは

明らかだった。


まずは融資を継続していただくため、銀行へ。


深々と頭を下げた。


「顔、変わりましたね」


「最初の融資の際にお会いした際のあなたの

『うちのパンは美味い』という言葉を信頼し

お店のパンを買いに行った」


「それから、あなたのパンのファンになった」


「しかし、1500万円の融資を許可したのは別に理由があります」


それは...


✅祖父とお父様の長年の信用があったから


です。



今ある成功は

自分の力だけで掴んだと

思っていたある男性。


でも、融資を受け入れてくれた理由は

祖父と親父の『信用』があったからだと

知ってから


男性は心を入れ替え

従業員とお客様の笑顔を第一に

会社をV字回復。


今では、年商41億円。


八天堂社長「森光孝雅」さんの

人生逆転ストーリーが

描かれていました。


成功やお金を得たことで

父親を見下してしまったことから

倒産寸前へと追い込まれた末路は


僕らに教訓を示してくれるシーンです。


逆境でも嘆かずに現状をプラスに変えて

負けじと大ヒット商品を作り会社を立て直す

逆転ストーリーは


心を打たれます。


最後に、八天堂社長「森光孝雅」さんの言葉を。


✅諦めたらおしまい