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VBAを利用した業務効率UP

2014年4月から3年間JTBの子会社、ジェイティービーサポート中部(現JTBビジネスネットワーク)に出向していました。
当初2年間は総務部、のこり1年間は営業開発部での勤務でした。
JTBサポート中部は、名前のとおり「JTB」の業務を様々なシチュエーションでサポートする会社です。JTB各支店への添乗員や事務派遣、各種報告物の作成、日程表やギブアウェイの作成とセット等々JTBの業務をサポートしてきました。
このJTBサポート中部は、歴史が長くかつ様々会社を吸収合併してきたこともあり、社員制度も複雑、会計業務もJTBの仕組みと別に動いていました。
このため総務の仕事は、普通の会社と同じくらいある上にJTBグループ本社よりJTBスタンダードとなる様々な指示が下りてきます。コンプライアンス、BCP(事業継続計画)、ITセキュリティー、会計基準、新型インフルエンザ対策、取締役会、株式総会対応などなど。
2年間で相当揉まれました。一番大変だったのが、給与・社保担当のスタッフが急に休職したこと。
給料は遅延なく支払いする必要あるのですが、給与計算ソフトも使える人がいない状況。社会保険や雇用保険の手続きもわからない状況、一から勉強し社会保険労務士の資格を取ろうかと思うくらいになりました。

こうした中で感じたのは、業務の効率化と標準化。
スタッフが辞めた理由は、忙しくて正しい仕事ができずそれによってミスを起こし、そのミスを隠しきれなくなったことがありました。なぜその業務が忙しかったのか?その業務をみんなにやってもらうことはできなかったのか?
その解決策として考えたのが、エクセルのVBAにあるユーザーフォームの利用でした。
ユーザーフォームを利用するとデータ入力を簡単に間違いなくできることを知り、各種業務に利用しました。

その後の勤務先でもVBAを使ってきました。
前職では、為替業務の契約・ディーリング業務、支払い、文書管理まですべてVBAで処理しました。
現職でも会計管理・伝票発行やお客様からの観光パンフレット請求に対応した仕組みなど活用しています。

業務の効率化と標準化にVBAは極めて大事です。