高専に入って

高専に入ってもうすぐ半年が経とうとしている。

実際、学校の方はあまり充実度は高くない。横や縦のつながりも無く、面と向かって何かすることもない日々。私はわりかし漠然と授業を受けている。

しかし、こんな日々でも楽しみがある。他高専の人とのネットでの交流だ。5月頃からとあるコミュニティに参加し居候しているが、これが本当に面白いし楽しい。

まだまだ何も出来ないような者でも色々と教えてくれたし、気さくに話しかけてくれた。皆何らかの開発をしていたこともあり、本格的にコーディングを始めようと決心した。

DiscordBotも満足に作れないが、それでも3ヶ月前に比べ様々な事を覚え、学習することが出来た。そして多言語化への道も踏み出すことが出来た。

まだまだ初歩の初歩のことしか出来はしないが、それでも大きく成長したここ3ヶ月だと感じている。視野も広がり、様々なことに目が向くようになってきた。

同い年や一つ上でも能力の差や経験の差をを感じることは多い。しかし、それを嘆いていても始まらないし、私はこれまで全く別の分野で頑張っていたのだから仕方もない。実際その当時、この近い歳の人たちでこんなに能力を持った人が居ても、面と向かって出会うことはなかったし、それに対して何か思うこともなかった。

それを知れただけでも大きな進歩である。

また、このような人たちと出会えたのも「高専」という肩書きのお陰であるし、まだ右も左もわからない今でも、高専に入学できたことに大きな意義を感じている。

対面での活動が始まらない今、このような活動で自身のスキルや知見を高めていくのは悪いことではないと思う。今のうちに認識の幅を広げ、これから様々なことに手を付けていきたいと思う。