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自己PR


私は、人と関わっていく上での粘り強さがあります。

また、人それぞれ得て不得手がある中で、相手に合わせて柔軟に対応する力があると考えております。

前職は障害福祉の分野で働いておりましたが、障害を持った方とコミュニケーションをとる上では、意思の疎通が難しい場面も多々見られました。そもそも話すことができない方や、話すことはできても、こちらをシャットアウトされる方も少なくなく、思うように物事を進めることができないことも多い現場でした。

根気よく関わることにより人間関係を構築し、できることを増やしていくことが仕事でしたので、人と関わっていく上での粘り強さはかなり鍛えられていると思っております。

最後に配属されていた、就労支援の現場においては、一般就労できないと評価を受けていた方、福祉的就労の場にすら参加できずに、家に引きこもっていた方へ、仕事を通して社会参加の場を提供していました。

彼らの就職を支援する中で、働く上で基本的かつ、誰にでもわかりやすいルールの提示が必要であると考え、実行してきました。具体的には、「毎日出勤する」「挨拶はしっかりと行う」「その日の作業はその日にやりきる」といったシンプルでわかりやすいルールを設定し彼らと関わりました。

これらのルールは社会に出る上であたりまえではありますが、とても重要なことであるため、彼らの就労に向けた第一歩であると考えました。

障害を持った方は、何かをしてもらう側に身をおいていることが多いこともあり、自分が誰かを手助けする経験により、自分自身の存在意義を実感できたようです。その結果として、仕事に対するモチベーションの向上につながりました。

結果として、彼らの働きぶりを目の当たりにした取引企業の方より、障害者雇用を行うので雇用したいと話をいただくことができました。

自分の取組により、一般企業での就労は難しいと言われていた方たち10名を就職に結びつけることができたと自負しております。福祉業界は直接支援の業種です。現場こそ面白みのある業界ではありますが、いずれ体力的な部分で限界がくるであろうと常々考えておりました。そこで、パソコンでできる仕事は何かを考えた時に、プログラミングという分野について考えたことが、最初の出会いでした。

事務職ですと、作業の効率化や自動化が進んでおりますので、人が行う作業はこれからも減っていくと考えられます。また、ブログなどでは、収益化につなげるまでに時間がかかってしまいます。

プログラミングは創作の仕事だと思うので、技術を身につけていくには時間はかかるかもしれませんが、心から面白そうだと思いました。

これまでは、ITというものを意識することは少なく、どこか自分とは関係ない業界だと思っていましたが、意識してみると、日常的に使っているアプリケーションやシステムにはプログラムが組まれており、自分の意識していない中で、ITは日常に溶け込んでいる事に気がつきました。

単純に仕組みが気になり、より理解を深めるために、創られたものを使う側から作り手という立場を経験したいと思うようになりました。

独学で学習するという選択肢もありましたが、本気で学習できる環境に飛び込みたいと思い、プログラミングスクールに通うことにしました。

実際にスクールに通ってみますと、これまで体験してこなかった世界であったこともあり、単純に面白いと思いました。一方で、理解が追いついていないことも多く、学習していく中で大変苦しくなる側面もあります。しかし、基本的な実装ではありますが、表示やアクションがうまくいくと「おお!」と小さな感動を日々感じることができます。

アプリケーションは人が感じる煩わしさを軽減したり、楽しませる要素があると実感しています。

そう言った、もの創りに従事していきたいと考えております。