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どうして「半径1m」なのか。

「半径1m以内の人を幸せにする」
これは私が人生をかけて成し遂げたい事です。
、、どうして半径1mなのか。もっと大きく掲げればいいじゃないか。
それでも半径1mにこだわる理由を、少しだけお話していきます。

(このストーリーは1〜2分で読めます。構えずご覧になっていってください。)



「私が最も幸せを感じる瞬間は、他人を幸せに出来た時です。」


両親に喜んで欲しくて、期待に応えたくて、優秀な息子になろうとした小中学生の私。
友人に幸せになって欲しくて、自分に出来ることを探して、全力で恋愛相談に乗った高校生の私。
そして、目の前の人を楽しませていたら、いつの間にかカナダでダンス講師になっていた大学生の私。

成長しても、この「他人を幸せにする」という軸は常に私の行動原理でした。


一方で、ダンス講師として「もっと多くの人を楽しませたい!!」と頑張りすぎるあまり、傷付けていた人達がいました。

それは、家族や恋人。
私を最も近くで支えてくれてきた人達でした。

人を幸せにしたいという自分の”エゴ”を追い求めるあまり、本当に幸せになってほしい人達の事を忘れてしまっていたのです。



「半径1m以内の人」

これはつまり、自分の近くで、自分と関わってくれている人達の事を意味します。
家族や恋人はもちろん、友人も、同僚も、もしかしたらさっき席を譲ってあげたおじいちゃんも。

あなたは今、目の前の人を大切に出来ていますか?
関わってくれた一人ひとりを意識できていますか?

私は出来ていませんでした。
より多くの人を幸せにしようと頑張る傍らで、最も大事な人を大切に出来ていなかった。

目の前の人を、一人ひとりを幸せにできていれば、それは多くの人に幸せを与えることになる。
こんな簡単な事に、私はずっと気付かないでいました。


人を幸せにするってとっても大変なことです。
でも「仕事」って、それを必死でやる活動だと思うんです。
お金を支払いたいって思うほどの幸せや価値を提供する。
それを優秀な大人たちが全力でやるって、素敵なことだなって思いました。

私はどうやったら幸せを提供できるのか分かりません。

でもきっと、私でも半径1m以内の人を幸せにできるような事があるはず。
そう信じて、今は就職活動を行っています。




「あなたは何のために仕事をしていますか?」

「あなたは何のために、日々を過ごしていますか?」




こんな問いに自身を持って答えられるような人になりたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


明治大学3年 増田凌也

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