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なんてことないかもしれない2015年の夏01

前書き

タイトルにあるように、筆者が大学二年生の時に友人と行った東南アジアへの旅行記の一部を掲載する。中身はしょうもない筆者の感想で取り留めのないものである。

友人との旅行

私の場合、母が海外旅行が好きな人で子供である私を同行させてくれた。最初の旅行先は小学1年生で行ったオーストラリアで、唯一覚えているのは、コアラの爪は幼子には辛いというしょっぱい思い出だ。

しかし、この東南アジアでの旅行は、初めて私と友人数人でいった旅だった。最初は台湾からスタート。その後にタイ、ベトナムと参加国を友人と周った。

この旅行が初めてLCCでの旅行で、サービスのシンプルさや、機内の密度に驚いたし、外国人がよくバックパック一つで旅行するのはこういう狭い場所でも順応するためなのかなどと、どうでもいいことを考えながら、日本から旅立った。

桃園空港にて。

台湾について最初に思ったことは、湿気だった。暑いのは当たり前だが湿気がそれを助長させる。まるでミストサウナのように、息を吸っても肺に水が溜まるようななんとも言えない感覚。そして筆者の髪の毛は湿気でクルクルになった。許さない。

数多の海外旅行経験から、この時点でまず飲み物の確保を行った。空港内では自動販売機や売店があり、その中の一店にてみたことがないお茶を手に取る。そしてそれをお会計へ…ではなく、流れるように裏の表示を見る。なぜなら、砂糖が入っている可能性があるからだ。以前ヨーロッパのどこかでお茶が飲みたくて嬉々としてお茶を買った。だが一口飲むとお茶の奥に人工甘味料のような薄い甘さがお茶の味の奥にひろがり、喉に張り付く甘みと緑茶と砂糖という組み合わせに脳内が軽いバグを吐き出したのだ。

日本では基本緑茶や烏龍茶には砂糖は入れない。しかし、海外ではストレートティが割と少ないのだ。それはこの時の台湾でも油断ならない。海外旅行とは自国との差異を身を以て知るものなのである。

ホテルは民泊で

ホテルは友人が大手民泊サイトAirbnbを利用した。一般の人の大きなマンションの一室で、ちょっと趣がある部屋だった。オーナーである男性に自己紹介し、これからお世話になる旨を伝え部屋に荷物をおく。壁面は少し劣化しており、若干光が入りにくい部屋だったがほとんど外に出てるに違いないので無問題である。


夜市とコンビニ

さて部屋から夜の台湾に身を繰り出す。道路は少し汚れていたし、オートバイが所狭しと並んでいた。そんな道の途中に爛々と光っている見知った看板が目に映る。そう、おなじみセブンイレブンだった。

日本では夜のお供のホットスナックや、入り用になったものを買う身近な場所だ。台湾でもコンビニは多くあり、商品棚も充実していた。だが決定的に違うポイントがある。それは

匂い

である。入店と同時に鼻に広がる形容し難い匂い。具体的に言えば、中華料理で出てくる八角という香草の匂いに似ていた。しかし、匂いとな?と店内を見渡すと一際スペースと存在感を放っているエリアがある。それは

おでんコーナー

だった。なぜおでんとわかったというと日本人がかろうじて読める漢字と、掲載されていた画像でなんとなくおでんと認識できたのである。それにしてもおかしい。おでんは冬物ではなかったか。だがそれは日本人の慣習に慣れてしまった私の感覚で、台湾の人は年がら年中おでんを食べているのかもしれない。だがおでんにしては匂いがあまりにも、

スパイシーなのだ。

色も片足カレーに突っ込んでいそうな茶色で、見た目はもつ煮。匂いはスパイシーといったものがそこにいる。そそくさと店内を見回り、必要なものだけ買って外に出た。結局食べることはなかったがあの匂いと味は永遠に忘れないだろう。

やっと夜市

ふらふら歩いてようやっと夜市へ到着した。あたりは食べ物と臭豆腐の匂いで充満していた。


ほぼ祭りの屋台と変わらない。こちらの方々は油と牛肉が大好きなようで、そこかしらで揚げ物の匂いを感じた。筆者の胃は40代のおじさん並みに油物が苦手で、この年ですでに多くの胃薬を飲みまくっていた。要は、相性が悪かったのである。

なにより人間がたくさんいて若干の圧迫感を感じたことを記す。

すれ違う通路で聞こえる台湾語の威勢の良い声をBGMに、友人と共に夜の台湾の厨房に足を踏み入れた。