Emi Kanari

「その他PRできるポイント」 【挑戦経験】 マレーシアの児童養護施設でのボランティア活動です。親がアルコールや薬物依存症であること、貧困や虐待といった事情で親とは暮らせない子ども達が生活する施設での活動です。発展途上国の現状を、実際に足を運んで自分の目で見て知りたい、自分の手で国際協力をしたいという長年の夢を実現することは、私にとって大きな挑戦でした。目標として、私が信じられる大人としてロールモデルになり、彼らの将来の視野を広げたいと決心しましたが、ボランティア初日は、子ども達は大人への警戒心が強いため、密なコミュニケーションを築くことが困難でした。そこで私は、72人の子ども達全員の名前や年齢、特徴をノートにまとめ暗記し、少しでも多く名前を呼ぶことで、彼らとの心理的距離が近づくよう日々努めました。すると気が付けば、彼らは毎日のように私の似顔絵やお手紙を書いてプレゼントしてくれるようになるまでに、彼らとの信頼関係を深めることができました。子ども達の過去の背景を知り、将来の夢や悩みの共有まで行うことは叶いませんでしたが、この経験から、目標と現実のギャップを客観視し、計画性のある行動の重要性を学びました。